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カペラステークス2023の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2023/12/14 重賞レース考察・予想

カペラステークス2023(中山ダート1200m)の予想です。

12月10日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:20です。出走馬はリュウノユキナ、タガノクリステル、メタマックス、オーロラテソーロなど。中山競馬場のダート1200mで行われるGIIIです。

 

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カペラステークス 2023 予想

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カペラステークスのレース概要

中山ダート1200mで行われるGIII競争。ダート1200mはJRAの番組設定の中でも最も施行の多い条件になりますが、ダート1200mで行われる重賞レースは1年でこのカペラステークスのみ。他に目指すところのないスピード馬たちがこぞって揃って激流レースになるのがカペラステークスの特徴です。

以前の日本競馬におけるダート1200mといえば、世界水準からは程遠くあんまり整備されていない条件というイメージでしたが、最近はマテラスカイ、ダンシングプリンス、リメイクなど、世界で通用するような馬も出てきており、総じてカペラステークスのレベルも上がってきているように感じます。

 

近年はダート短距離戦の上位馬のレベルが上がっていることもあって堅い決着続き。ただ、今年はリュウノユキナが8歳になってリメイクも出走してきませんし、久々に波乱があっても良さそうな感じがします。

 

データ的な見地からの考察


※過去10年のカペラステークスの性別成績

冬時期のタフな馬場で極限のスピードとパワーが問われる舞台。牝馬の軽さがプラスには働かないレースで、こうして見ても牡馬の成績が圧倒的に優秀になっています。

 


※過去10年のカペラステークスの前走距離成績

スピード自慢の馬がテンからぶっ飛ばして超ハイペースになるのが確定的なレース。一本調子にスピードで押し切ろうとする馬は最後に止まってしまう感じで、最後に先行馬がバテたところでズバっと差し込んで来れる短縮ローテの馬が有利なレースです。

 

ラップ的な見地からの考察

中山ダート1200mはスタート直後からずっと下り坂になっているので強制的にハイペースになる舞台。未勝利レベルでも前半3ハロンは33秒台になる事がありますし、重賞レベルとなると32秒台中盤ぐらいになって当然でしょう。

ダンシングプリンスぐらい抜けて強いスピードタイプの馬なら超ハイペースを先行しても押し切れますが、さすがに冬時期のタフ馬場で超ハイペースを前付けして押し切るのは至難の業。このレースはずっと昔から差し追い込み馬が有利な傾向が続いています。

 

血統的な見地からの考察

超ハイペースの流れで最後までバテずに走り切ることが求められるレース。レース質としてはアメリカのダート短距離に近いものが求められますし、アメリカのダート血統の中でもヴァイスリージェント系の血を持つ馬の活躍が目立っています。

 

レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?

先週の中山ダートは冬時期らしくタフな馬場。今週も雨は降っていませんし、先週同様にタフな馬場を想定しておけば良いか。

今年も例年同様に徹底先行タイプのスピード馬がズラリと揃った感じ。ただ、枠並び的に速い馬が内枠に揃いましたし、外枠の先行タイプのチェイスザドリームが少し控える競馬を示唆。スタート速い馬がスッとハナを奪ってしまえば案外ペースが流れない可能性もありそうです。ペースの幅は少し大きめに見たいところ。

 

考察まとめ

【レース質】タフ馬場激流戦でスピードとパワーが問われる。■□□■>

【波乱度】近年は上位馬の層が厚く堅い決着も今年は荒れていい。

【ラップ特徴】前半から超ハイペースで流れる。

【血統特徴】米国スピード血統が優勢。その中でもヴァイスリージェント系。

【狙えるタイプ】牡馬(牝馬はダメ)。

【狙えるタイプ】短縮ローテの馬

 




 

カペラステークス 2023の印

【本命 ◎4 デュアリスト】

もともと若駒時代に交流重賞を勝利している馬で、オープンでも3勝の実績。明らかにダート1200mなら重賞でも通用する馬なのだが、ダート短距離の賞金体系の厳しさから交流重賞にはなかなか出走できず。仕方がなくオープン競争を使われ続けてきたが、別定重量で59キロや60キロを背負わされて厳しいレースが続いていた。

以前は芝血統らしい軽さが売りで揉まれるとダメな馬だったが、近走は馬群の中で揉まれる競馬も克服。最近は控えて差す競馬を覚えて戦績も安定してきましたし、何より60キロ近い酷量を背負いながら常に上位争いができているのを見ても地力強化も明白だろう。

今回はJRAで唯一のダート1200m重賞で、久々に別定重量57キロでの出走。オープンで酷量で揉まれ続けたことで戦法が自在になったのもプラスですし、今回はこの馬の近くの馬が全て徹底先行タイプの馬なのでスタートを決めて出していけば自然とインの好位ポジションぐらいが取れそう。最もロスなく好位〜中団ぐらいから競馬ができそうですし、ここはスムーズに立ち回れば十分にやれていいでしょう。

 

【対抗 ◯16 リュウノユキナ】

もう8歳になったが今年の交流重賞で戦ってきた相手を見ても衰えはそうなさそう。揉まれる競馬が全く問題ないので、今回は外枠で外を回らされる点がどうかだが、幸いそこまで外枠に速い馬がいないのでスッと外目の好位ぐらいのポジションが取れそう。ここ数年と比較しても明らかにメンバーレベルが落ちると思いますし、この相手なら普通に上位でしょう。

 

【単穴 ▲3 テイエムトッキュウ】

抜群のテンスピードで先手を奪い切ってこその馬。今回はタフな馬場で同型多数でハイペース濃厚となると厳しそうだが、スッとハナに行けてしまえば案外粘り込むパターンもあるか。おそらくテンスピードは抜けているので逃げられるとは思いますし、マイペースで行ければここはチャンス十分。

 

【特注 ☆8 オーロラテソーロ】

以前は揉まれずにスピードを押し出す競馬しかダメだったが、今年に入って内枠からの好走や差す競馬での好走など力をつけてきている感じ。クラスターカップでは上位2頭こそ強かったがリュウノユキナとは僅差でしたし、前走のテレ玉杯オーバルスプリントは1400mの距離が若干長い中でよく頑張った。

カペラSは短縮ローテの馬が有利ですし、自在性あって中枠から中団差しぐらいのイメージで競馬ができそう。リュウノユキナが実績断然のメンバーレベルならクラスターCで僅差の競馬ができているこの馬もチャンスがあるはずです。

 

【△11 アティード】

この条件ではオープン勝ちの実績がある馬。ジャニュアリーS勝ち以降はスランプに陥ったが、前走でようやく復調傾向。内枠でスムーズさを欠いていましたし、今回は得意条件で外目の枠から末脚を活かし切れば。

 

【△12 ベルダーイメル】

わりと乗り難しいタイプだがここに来て安定傾向。使ってきた条件こそ違うが今回のメンバーなら能力上位に見えますし、短縮ローテが有利なレースで差しに回れそうなのもプラス。初の1200mでかなりテンに置かれて後方からになる可能性もありそうで、どれだけ追走できるかがポイント。

 

【△14 オメガレインボー】

ペルセウスSは休み明けでスローで内枠で厳しかった感じ。前走は直線どん詰まりで全く追えていませんでしたし、手応えを見てもまだ衰えはなさそう。どうも近2年のレース内容を見ても中山ダート1200mは距離が忙しそうで、岩田康誠騎手がインを上手く突いてカバーしていた感じ。今年は一つ年を重ねて横山和生騎手になってどこまで差し込んで来れるか。

 

【推奨買い目】

馬連 4→16,3,8,11,12,14 本線

三連複 4→16,3,8→4→16,3,8,11,12,14 本線

ワイド 8→16,3 抑え

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは内枠から好位差し競馬ができそうな◎デュアリストに期待。三連複フォーメーションと馬連で上手く荒れて欲しいところ。

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