ホープフルS [1] 上位人気馬の短評
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重賞レース考察・予想
昨日の夜はwowowでやってた洋楽オールナイトっていう番組を見ていました。
東野幸治がMCでしたが、メンバーがダイノジ大谷、椿鬼奴、成海璃子というかなり濃いメンバー。成海さんは相変わらずあの若さにもかかわらず「音楽が印象的だった映画」セレクションでズーランダーを選んでいて思わず吹き出しました。
なかなか古い映画の音楽では知らないのもありましたが、最近でグッと来たのは007スペクターのSam Smith。もう1年前くらいにSam Smithが個人的大ヒットでひたすら聴いていたのですが、ついに007の主題歌まで来たのかと。前作のAdeleのもググッと来ました。
まだライブで見たことがないのでSam Smithは本当に見たいです。こういう神秘的なシンガーソングライター枠は結構好きでして、最近ではLordeなんかがそれに当たるでしょうけど、古くいえばLufas Wainwright、比較的最近だとJames BlakeはもちろんRhyeが大好きです。
Rhyeは今年の3月の単独公演も行きましたが素晴らしいですね。
Rhye / Open
今日は夜がアイリッシュパブで忘年会であんまりご飯が食べれなさそうなので、久しぶりにお昼ご飯をこれからたべます。名古屋グランプリはその後にちょっと考えてみようかと思います。
上位人気馬の短評
実はこのレース、勝負度Aで有馬記念よりも勝負する予定でした。
本命候補だったのは◎ノガロ。前走時計は過去10年の新馬・未勝利の中で3番目の時計。前半から淀みないペースで流れたレースを前付けして後ろを突き放すという勝ち方。大きく引き離した2着のダノンアローダはサトノダイヤモンドのレースで3着健闘した馬。普通に考えてサトノダイヤモンドとガチンコで勝負してもそれなりに通用すると思ってました。
父キングカメハメハ×母父ダンスインザダークで配合はラブリーデイと一緒。マイルでデビューして距離を伸ばして良さが出てきた感じで、使われて良くなるところもラブリーデイと一緒。コーナ−4回の2000mはいかにもベストですし、ラブリーデイがレコードをたたき出した中山2000mなんて狙うしかないと思っていたわけです。
それが、昨日入ってきた悲劇としてしもちゃんの最終定理さんから「寒竹賞へ向かう」との情報を入手。。。確実に賞金加算ということなんでしょうが、恐らくホープフルSでも十分に勝ち負けできたと思っているだけに、それでいて人気的にもかなり嫌われそうだったので狙おうと思っていたのですが。。。
気を取り直して上位人気馬の短評を送ります。
ロードクエスト
netkeibaの予想オッズで2.2倍もつくんですが本当でしょうか?
この馬、デビューが東京で、2戦目が新潟2歳ステークス。どちらもとんでもない圧勝を見せていますが、あんまり左回りコースが得意なタイプには見えません。父がマツリダゴッホということもあるんですが、ここ2戦は圧倒的な能力だけでこなしちゃっている感じがするんですよね。
新馬戦も追い出してから一瞬で加速して、抜き去ってからはほぼ追わずの圧勝。新潟2歳ステークスも馬群のインから一気に加速して気づいたら先頭にいて後は惰性で圧勝しました。
この馬の一番のセールスポイントは追い出してからの反応の速さ。ギアチェンジ戦には抜群に強いはずで、折り合い面も問題なさそうなので、マイル戦よりは2000m前後のスローペースの瞬発力勝負が合いそう。能力がずば抜けているので東京コースでも強い勝ち方を見せますが、ベストコースは中山と見ています。恐らく皐月賞の舞台なら成長力次第ではリオンディーズに勝てるんじゃないでしょうか。
オッズ次第ですが、普通なら単勝1.4倍くらいになる馬です。2倍台なら断然買いでしょう。
バティスティーニ
前走は4コーナーで他の馬が止まって見えるほどの脚での圧勝。典型的なキングカメハメハ産駒という印象で、コーナー4回の淀みないペースのレースでは相当強そう。前走も比較的ペースが流れたのは良かったでしょう。
操縦性はかなりありそうなので、タイプとしてはエアスピネルに似た感じ。ただこちらの方が距離は持ちます。1800m〜2400mが守備範囲という印象を持っています。
新馬戦が自分から動いて持久力勝負に持ち込んでの勝利。2戦目が淀みないペースを一捲りで勝利と、まだスローペースの瞬発力勝負を経験していないのは不安。今回はスローペースからのギアチェンジ戦になりそうなので、ある程度の位置が取りたいところです。
ハートレー
前走時の東京芝は完全な外伸び馬場。そこをインを突いて一瞬の加速で突き放しての勝利。馬群をこじ開ける根性とギアチェンジ力あり、弱い馬ではなさそう。ただ今回は一気に相手が強くなる点がどうか。新馬戦の相手を見ても、自身は強い勝ち方を見せたが、相手がそこまで強くなさそう。今年のホープフルSは相当レベルが高そうなので、単純な能力比較で劣る可能性がある。
手塚調教師とトラックマンが「見たことない馬」とか吹いているおかげで、かなり事情通的な人気も被りそう。こういう情報で人気する時は東スポ杯の時のアグレアーヴルのように、過剰人気してこないパターンがほとんど。人気薄なら一発の魅力あるが、あんまり人気で買いたいタイプではない。
ブラックスピネル
今まで戦ってきた相手が新馬戦がゼンノタヂカラヲとユウチェンジ。2戦目の野路菊賞がロスカボスとユウチェンジ。3戦目の萩Sがスマートオーディン。この世代の者差し馬としての働きをしているという印象の馬。もちろんそれらの馬とやりあってきたので強い馬ではある。
ただ玄人こそ評価しそうな馬だが、超一線級と言われれば微妙な印象。そもそも大成馬がウオッカしかいないタニノギムレット産駒。今までのレースを見ても基礎体力を活かして相手なりな競馬をしてきた印象が強く、決め手に関しては上がり時計に限界がある可能性が高そう。野路菊賞もギアチェンジ問われない阪神芝1800mでの持続力勝負でしたし、萩Sも大逃げ馬が出てのロングスパート勝負でギアチェンジの性能は問われませんでした。今回は中山コースとはいえスローペースからのギアチェンジ戦になりそうで、そうなった場合ディープ産駒やロードクエストにかなう気はあんまりしません。
アドマイヤエイカン
札幌2歳ステークスは今年のマイル〜中距離の2歳重賞の中で2番目にレベルがレベルが低いレース。そして京都2歳ステークスは恐らく今年のマイル〜中距離の2歳重賞の中で1番レベルが低いレース。ある程度基礎体力が備わっているおかげでやれていますが、このレベルのメンバーに通用するとは到底思えません。このまま昨年のベルラップと同じ道のりをたどる可能性大。
今年のホープフルSはかなりレベルが高いです。先週のリオンディーズのように適正云々ではなく、ただ強い馬が上位に来る可能性が高いと思っています。あんまり重い芝がどうこうとか中山適性がどうこうとかではなく、普通に強い馬を数頭絞って買えばいいレースになるんじゃないでしょうか。
ノガロ回避となってしまった以上、穴馬を狙いにくいレースにはなったんですが唯一買えるかなと思うのはこの馬。
ホープフルSは基本的には先行馬が有利。今年はそれよりも能力比較の方が大事になる気はしていますが、スローペース濃厚ですし前へ行く馬は面白いでしょう。この馬は前走非常に強い勝ち方でしたし、未勝利で接戦した馬が重賞で2着2回と好走しています。展開次第では2、3着はあってもいいんじゃないでしょうか。
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