マーメイドステークス2022の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2022/06/23
重賞レース考察・予想
マーメイドステークス2022(阪神芝2000m)の予想です。
6月19日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はソフトフルート、ルビーカサブランカ、マリアエレーナ、アイコンテーラーなど。阪神競馬場の芝2000mで行われるGIIIです。
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マーメイドステークス過去
・21年10→5→6人気・20年7→2→3人気
・19年7→10→5人気・18年10→9→4人気
普通じゃ当たらない毎年波乱の重賞!
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そこでマーメイドSに関する穴馬の話をご紹介
毎年毎年大荒れで難しい重賞ですが、過去10年社台グループ生産馬は19頭も好走。(そのほとんどが4~5歳馬)人気馬も来ますが、6~10番人気の穴馬だけでも12頭も好走しています。今年だとノーザンFか社台F生産馬で6~10番人気の4~5歳馬絶対馬券に入れておいた方がいいですよ。
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マーメイドステークス 2022予想
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マーメイドステークスはどんなレースになりやすいのか?
夏の阪神競馬場の風物詩にもなっているカオスなハンデ重賞。もうこのレースの特徴は先に書いた通りでとにかくカオスの一言。夏時期で調整も難しい事もあるのか、これまでの実績なんてほとんど関係ない感じで、実績馬よりも無理矢理に格上挑戦してきた馬が軽ハンデで勝つことが多いレース。
近年の結果を見ても、アンドリエッテ、サラス、サマーセント、シャムロックヒルと格上挑戦の軽ハンデ馬が4連勝していますし、もうこのレースに関しては実績がない方が有利ぐらいに考えておいた方がいいと思います。
阪神芝2000mは急坂スタート+最初のコーナーが急なために序盤のペースが落ちやすい舞台。そのために昨年のシャムロックヒルのように軽ハンデ馬が先行して穴を開けるケースも目立つが、一方で梅雨時期のタフな馬場で行われる事も多いのでズバッと差しが決まる事もあるレースです。
今年はどんなレースになりそうか?
今週が阪神競馬場は開幕週。当初は土日ともに雨予報でしたが、最新の天気予報では雨は降らずで良馬場で開催できそうな感じ。土曜日は普通に高速設定の馬場でしたし、日曜日も同じようなイメージで予想をすればいいだろう。
そんな高速馬場で先行タイプもウインマイティーとハギノリュクスでそこまでペースは速くならなそう。基本的には外を回す差し馬よりもインをロスなく立ち回る馬が有利になりそうで、なおかつこのレースの傾向を考えると軽ハンデ馬が有利になりそう。内枠先行タイプの軽ハンデ馬を狙うのが得策じゃないだろうか。
考察まとめ
【レース質】前半スローからのロンスパ戦になりやすい舞台<■□■□>
【狙えるタイプ】内枠先行タイプの軽ハンデ馬。
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マーメイドステークス 2022の印
【本命 ◎5 トウシンモンブラン】
もともと未勝利を勝利するのに10戦を要していたような晩成タイプの馬で、未勝利勝ちと1勝クラス勝ちはともに渋った馬場でのもの。そんな馬だけに高速馬場での決め手勝負は苦手でタフ馬場向きと考えていたが、前走は8ヶ月の休み明けで東京競馬場のスロー瞬発戦をいきなり勝ち切るレースぶりで本格化を感じさせる内容。晩成の馬がようやくここに来て身が入ってきたか。
もともと1勝クラス時には重賞級のジェラルディーナとそこまで差のないレースができていますし、紫苑ステークスでもそつなく立ち回って上位好走。重賞でも上位に走れる能力があるのはこの時に示していますし、何よりも急坂がある小回りの芝2000mへの適性をこの時に示しているのは評価できる。
今回は叩き2戦目で調教を見ても明らかに良化が見えますし、ここ2戦が54kg-55kgだった馬がハンデ戦で51kgで出走できるというのはどう考えてもプラス。開幕週の阪神芝2000mでこれ以上ない絶好枠が引けたと思いますし、こういうハンデ戦で軽量で乗ってくれる騎手の中では今回の人選もベスト。スッと位置を取って好位で脚を溜められればここは好勝負になると思います。
【対抗 ◯1 スルーセブンシーズ】
紫苑ステークス2着と既に重賞実績がある馬で、それでいて斤量52kgで1枠1番となれば「最も買いやすく」人気になるのはなんとかなくわかる。前走の湾岸ステークスも休み明けで+22kgで豪華メンバー相手の3着なら十分に上出来ですし、スタートでもたつかずにこの枠からある程度の位置が取れれば好勝負になっていいと思います。
【単穴 ▲10 アイコンテーラー】
戦績通りにベスト条件は左回りの新潟コースだとは思うが、ドゥラメンテ産駒らしく晩成で本格化しつつあり近走は右回りでも結果を残せている感じ。前走の新潟大賞典は1番人気に推されたが、ハイペースの外差し決着になって展開が向いていないのでノーカウントで良さそう。
今回は牡馬混合戦から牝馬限定戦になって斤量も1kgしか増えていない53kgなのに10番人気はさすがに過小評価。高速馬場の阪神芝2000mはドゥラメンテ産駒が大得意としている条件でもありますし、前々でスムーズに立ち回ればここはチャンス十分じゃないだろうか。
【特注 ☆3 ソフトフルート】
じっくり運んでロンスパ性能を活かしてこその馬で、絶妙に中京芝中距離に適性があっている馬。昨年のマーメイドステークスは横山和騎手がテンから急かして先行して脚が全く溜まらなかった感じで、おそらくあれは騎乗の問題で力負けではないはず。
今年もテンから出していきそうな川田騎手との相性が気になるが、川田騎手は阪神芝2000mを全てのコースの中で最も得意としている印象。実際に過去2年の複勝率は7割近くを誇りますし、この内枠を引けたとなればある程度位置を取っても前に壁が作れて脚が溜まりそう。ここは今をときめくリーディング騎手の腕も買って上位評価としたい。
【△2 ゴルトベルク】
父キングカメハメハで母グルヴェイグはこのレースを勝っている馬。オープン昇級後の2戦はさっぱりの結果だが、条件戦の最後の2戦を見てもアナザーリリック、モズナガレボシ、ホウオウエミーズと言ったあたりと接戦できていれば牝馬重賞ぐらいならやれそう。陣営コメントを見る限りでは夏馬とのことですし、今回は立て直した点と絶好枠を引けた点で大穴候補。
【△4 ステイブルアスク】
オルフェーヴル産駒らしくダートではあったがじっくり溜める競馬で本格化。前走で久々の芝に使われたが、スローペースで展開向かないながらも最後は最速上がりで差のない競馬。
今回はそこから51kgで鞍上強化となると売れるのもわかるが、この馬に関しては古川奈穂騎手はそこまで下手に乗っていなかったイメージ。おそらく藤岡康太騎手でも後方から一瞬の脚を活かしてこその競馬になると思いますし、それでインを突いてハマるかは運次第なところもある。
【△6 ヴェルトハイム】
兄弟はどれも短距離を走っているような血統の馬で、この馬は友道厩舎育成だからこれぐらいの距離を走っている感じか。そんなスピード血統だけにじっくり溜める競馬じゃないとダメな感じで、近走はそのスタイルが身について本格化気配。今回は格上挑戦でも51kgならやれると思うが、積極的に動かしてしまう事が多い西村騎手と手が合うかどうか。
【△7 ウインマイティー】
オークス3着の実績はここでは最上位だが、どうも最近は精神面の問題で走るのをやめてしまっているとの事。前走はスローペースの逃げが打てたことでそれなりに粘る事ができたが、今回は2000mの距離で同じような競馬ができるかは甚だ疑問。揉まれずに先行できた時にはやれてもいいイメージで。
【△9 ルビーカサブランカ】
スタートがあまり速くない馬で、ここ2戦は1800mが距離不足で脚を余す内容。今回は200mの距離延長自体は良いが、開幕週の馬場も小回りフルゲート戦も基本は合わないはずで、ハンデ55kgもこのレースでは重い。リーディング2位の岩田望騎手が完璧に立ち回ってどこまで。
【△12 マリアエレーナ】
戦績を見ても一目瞭然の左回り巧者。右回りもこなしてはくるが、クロフネの血が強く出ているために左回りで持続力を活かしてこそ。今回は中間に外傷のアクシデントがあったようですし、小柄な馬の斤量55kgというのはどう見ても過酷。この外枠でも坂井騎手なら絶対先行してくると思いますが、ほぼトップハンデで終始外外を回る競馬では脚がなくなりそう。
【△13 ハギノリュクス】
芝でダメでダートで一変した戦績ではあるが、血統的には芝配合。もしかすると揉まれる競馬がダメでダートで揉まれない競馬で一変した可能性はありそうで、前走は久々の芝で重賞ながら勝負所までは見せ場があった。今回は坂路調教が抜群の動きですし、ハンデ戦でスローペースの先行策が打てて変わる可能性はありそう。
【推奨買い目】
馬連 5→1,10,3,2,4,6,7,9,12,13 (5→1,10は重ね買い)
三連複 5→1,10,3→1,10,3,2,4,6,7,9,12,13
【買い目及び予想のポイント】
ここはいかにもマーメイドSで好走しそうな格上挑戦馬◎トウシンモンブランが期待大。この枠からスムーズなら勝ち負けまでありと見て馬連を買いつつ、大波乱まで想定して三連複フォーメーションも買いたい。
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