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さきたま杯2020の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2020/06/09 地方レース考察・予想

さきたま杯2020(浦和ダート1400m)の予想です。

5月27日に浦和競馬場で開催され発走時刻は16:35です。出走馬はジャスティン、ブルベアイリーデ、ノブワイルド、ブルドッグボスなど。浦和競馬場のダート1400mで行われるJpnIIです。

 

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さきたま杯  2020予想

予想の根拠

ブルドッグボス、ノボバカラと言った古豪からブルベアイリーデ、ジャスティンと言った新鋭までなかなか良いメンバーが揃った印象のさきたま杯。今年のレースの予想のポイントはズバリ展開だろう。

前走を1枠1番から逃げて勝利したジャスティンがいることに加えて、何が何でも逃げなきゃダメなノブワイルドとゴールドクイーンも出走。特にノブワイルドは玉砕覚悟で何が何でも逃げる戦法を取ってくるでしょうし、それにジャスティンが競りかけていって外からもゴールドクイーンが主張していけば速い流れになることはほぼ確定。ある程度は差しが決まる展開になると見ていい。

と言っても浦和ダート1400mというのはかなり特殊な舞台で、ハイペースだからといって全て差し馬が上位を独占するようなこともあまりない。ハナを奪えた馬だけが粘りこむことなども多々あり、あんまり展開を決め打ちしすぎないことも重要か。

ここは人気の上位勢でかなり怪しい馬が多い印象で、一方でこのコースが条件ベストの馬がそこまで人気しないで買えそうな感じ。なかなか面白そうなレースなのでここは勝負度高めで日本ダービーの前に一発狙ってみたい。

というわけで予想の発表。

 

さきたま杯  2019の印

本命 ◎キャプテンキング

本命はベスト条件の小回りダート1400mでキャプテンキングが大仕事を成し遂げる。

昨年初旬に本格化して南関のマイル路線のエースとして君臨していた馬で、前走の川崎マイラーズは1年の休み明けで+16kg増という厳しい条件の中で3着に好走。しかも最後の直線では前が詰まっていましたし、スムーズならば2着はあったレースぶりだったとみていい。

もう昨年初旬の一連のレースぶりを見ても南関ではトップクラスの実力で、中央馬相手でも通用しそうというのは明らか。その中でもこの馬はとにかくダート1400mが得意と見て良さそうで、抜群のテンの行きっぷりと3〜4コーナーでの操作性を考えても小回りのダート1400mこそがベスト条件と見て良さそう。

過去の戦績を振り返ってみても1400mの距離では全く底を見せておらず、中央時代にも東京ダート1400mの500万を外から突き抜けて楽勝。2年前のフジノウェーブ記念は直線でどん詰まりで追い出しが遅れての4着で、最後の伸びを見てもスムーズなら2着は間違いなかった感じ。その後のゴールドカップとフジノウェーブ記念はワンサイドゲームでの圧勝でしたし、この馬の良さが最大限に活きるのは1400mと断言していいだろう。

その中でも特に強かったのが今回と同条件の浦和ダート1400mのゴールドカップで、抜群のテンの行きっぷりから楽々と2番手追走すると、コーナーでも馬なりで逃げ馬に並びかけてのワンサイドゲーム。最後は手綱を緩めて加速ラップで突き抜けましたし、それで走破時計1:25:7は非常に優秀。ブルドッグボスのゴールドカップの走破時計と同タムになりますし、例年のさきたま杯の決着時計と比較しても遜色ない。今回ブルドッグボスとの斤量差が2kgあるということを考えれば十分に先着してもいいだろう。

先行馬が多いことでテンのスピードが速くなりそうだが、この馬は抜群のテンのスピードがあるので追走は全く問題ないはずで、やり合う先行馬を見る4、5番手の位置で手応え抜群で運ぶことができそう。その上でコーナリング性能も抜群なので浦和のきつい3コーナーからも仕掛けることができるはずで、おそらく4コーナーでノブワイルドに並びかけているのはこの馬か。直線で抜け出してから強襲してくるブルドッグボスやノボバカラさえ凌げれば待望の交流重賞勝ちまであっていいと見ます。

 

対抗 ◯ブルドッグボス

対抗は最後まで本命に迷ったブルドッグボスが堅軸と見ていいか。

昨夏あたりまでは使い詰めの影響かスランプに陥っていたが、秋からいきなり復調。JBCスプリントでは今回と同じコースでコパノキッキングを差し切っていますし、ゴールドカップでもノブワイルドを差し切って勝利。以前はダート1200mでこそという馬でしたが、年齢を重ねてズブさが出てきたことで今は浦和ダート1400mがベストになってきている感じがします。

ここ2戦に関してはフェブラリーステークスは距離が長かった上にハイペースで度外視可能。東京スプリントは今のこの馬には短い1200mの距離で脚を余し気味のレースぶりだったので特に割り引く必要もないだろう。今回はベストの浦和ダート1400mで展開も向きそうとなればまず好勝負必至。昨年もこの時期ぐらいからスランプに陥ったという点とメンバー唯一の58kgで対抗に落としたが、まぁ普通に走れば上位争いじゃないだろうか。

 

単穴 ▲ノボバカラ

三番手はベストの左回りの1400mとなればノボバカラは評価できるだろう。

前走はメンバーレベルが低かったのと鞍上の好騎乗もあって右回りでも好走したが、一連のレースぶりをみても明らかに左回りのダート1400mでこそというタイプ。2年連続でハイレベルの根岸ステークスでそれなりに走れていますし、昨年のJBCスプリントも明らかに脚を余しての4着で鞍上が藤本騎手でなければ馬券圏内だっただろう。

今回は前走である程度行き足がついている状態で鞍上も南関のエース森泰斗騎手。ベスト条件でどう考えても展開も向きそうですし、JBCスプリントの時よりも一列前の位置で競馬ができれば十分に好走できていいはずだ。

 

特注 ☆ノブワイルド

展開的に不安はあるノブワイルドだが、とにかくハナさえ奪ってしまえば残り目あり。

もうこの浦和ダート1400mは庭のような舞台で、とにかく逃げる戦法さえ取れればほぼパーフェクトな戦績。逃げてダメだったのはJBCスプリントだけで、この時もコパノキッキング騎乗の藤田菜七子騎手が暴走気味の早仕掛けで自身も自滅するような騎乗に巻き込まれたような格好。とんでもない厳しい展開だったにしては5着に粘っていることを逆に評価するべきか。

今回は同型のジャスティン、ゴールドクイーンがいる点は厄介ですが、逃げたいという気持ちではジャスティン陣営よりもこちらの方が遥か上なはずで、ゴールドクイーンとは枠順差で優位に立てるはず。スッと1コーナーまでにハナを切れれば粘りこむ可能性はあるだろう。

 

△ ブルベアイリーデ

展開自体は向きそうなのだがブルベアイリーデはとにかく騎手が不安。

前走もデムーロ騎乗で出遅れていますし、今回はそれに加えて一つ外の枠にノブワイルドがいることで切り込まれて位置を一気に落としそう。浦和コースが得意とは思えないデムーロは途中で変なタイミングで動く可能性もありそうで、なおかつ馬自体は地方も浦和も初経験。展開が向いて差し込んでくる可能性はありそうですが、人気になるということを考えるとこの評価が妥当か。

 

△ ウインオスカー

大穴で面白そうなのはウインオスカーじゃないだろうか。

中央でもオープンクラスで活躍できていた馬だが、最近は中央では頭打ちになっていた感じで南関転入。転入後の2戦は明らかに復調気配が見えており、東京スプリントでも最後はじわじわ差を詰めていましたし、神田川オープンでは2着に好走。今のこの馬なら1400ぐらいの方が合いそうですし、最後にじわじわ伸びてくることからも上がりがかかる消耗戦になれば一発あるかも。

 

△ ジャスティン

明確に危険な人気馬と言えそうなのがジャスティンか。

前走の東京スプリントは最内枠からかなり楽な逃げが打てての勝利。確かに地力をつけてきているのは認めるが、今回は久々のダート1400mで特殊な浦和コース。加えてすぐ外側からノブワイルドが果敢に主張してくるような展開になりそうで、先手を奪われるとなるとノブワイルドが作るハイペースをまともに追いかける展開になりそう。なんだか1番人気になりそうな感じですが、一番飛びそうな人気馬はこれでしょう。

 

 

印まとめ

◎キャプテンキング
◯ブルドッグボス
▲ノボバカラ
☆ノブワイルド
△ブルベアイリーデ
△ウインオスカー
△ジャスティン

勝負度 C

 

推奨買い目

三連複 10→9,5,4,3,6,2 本線ベース

三連複 10→9,5→9,5,4,3,6,2 重ね買い

三連複 10,9→5,4,3,6,2 重ね買い

三連複 10,9→5,4,3 重ね買い

三連複 10,9→5,4 重ね買い

三連複 10,9,5 重ね買い

馬単 10→9,5,4 ボーナス

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