9月5週のレース回顧〜秋GI一発目はタワーオブロンドンが完勝〜
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レース回顧
さて、週末の競馬の回顧を書こうと思いますが、正直な話、ちゃんとした時間をかけた回顧だと長く続かないので、2019年はサクッと短時間で書けるぐらいの量で回顧を続けていければと思います(メルマガでは通常営業でボリュームある回顧を書きます)
先週は平日のお休みを利用して東北の方に旅に出ていました。目的はラグビーワールドカップの釜石開催のフィジー×ウルグアイの試合を観戦するため。もともと野球やサッカーは好きでしたが、ラグビーはルールすらあやふやなレベル。それがノーサイドゲームを見ただけで感化されてラグビーを見たくなるという最高なミーハーぶりを発揮してその勢いでワールドカップのチケットを取ってしまいました。
釜石に到着するなりウルグアイ人に大挙遭遇。ノリが良い人が多いおかげで色々と絡めて楽しかったですがスペイン語をもっと勉強しておけばよかったと切実に後悔しました。英語も話せる方が多かったのでコミュニケーションは取れましたし、その中にウルグアイ代表の選手のお父さんもいて仲良くなったので試合はウルグアイを応援することにしました。
試合会場があるのは釜石から三陸鉄道リアス線で2駅行ったところにある鵜住居駅。釜石の中でも3.11の津波被害を最も受けたところだそうで、スタジアムも学校の跡地に建てられたということです。
三陸鉄道リアス線は「監察医・朝顔」でも登場しました。個人的にも凄く乗ってみたかったので良い経験になりました。この鉄道で通勤ラッシュぐらいのこの乗車率なんてラグビーワールドカップのときぐらいでしょうか。
スタジアムはこんな感じ。ワールドカップの時だけ観客数を仮設で増やしているのですが、スポーツを見るにおいて最高の臨場感と傾斜。国内国外問わず色んなスタジアムや競技場に行っておりますが、ここまで素晴らしいスタジアムもなかなかありません。
試合前には航空自衛隊のブルーインパルスのパフォーマンス。大漁旗が舞う中で釜石の青空を飛んでいくブルーインパルスは圧巻の光景でした(我ながら素晴らしい構図の写真が撮れたと自画自賛)
試合前にはフィジー代表のウォークライ(ポリネシア系の人々によるラグビーの試合前の舞踏、ニュージーランドのハカが有名)も見ることができて圧巻。ラグビーは母校の大学ラグビーを見に行ったことしかないのですが、ここまで試合前から興奮するもんだとは思いませんでした。
そして試合の方は確勝と見られていたフィジーがキックミスやパスミスを連発。一方でウルグアイが果敢なタックルからトライを何本も決めて歴史的勝利で終了!帰りのバスの時間があったのでなかなか余韻に浸ることはできませんでしたが、ウルグアイ人とハイタッチして素晴らしい気分での帰路となりました。
いやはや、ラグビーに大して興味がなかった自分ですらこんなに楽しめてしまった(ている)ラグビーワールドカップ。土曜日には日本がアイルランドに歴史的勝利を挙げましたし、これでラグビーブームが来るのは間違いなさそうですね!
ここまで一気に国民的な興味を集められたのも、以前からラグビーが好きな人たちが「初心者」「ミーハー」「ニワカ」という類の人たちを「それで良い」と寛容に迎え入れてくれたからかと思います。誰だって初めての分野に踏み入れる時は初心者な訳で、この部分は競馬もちゃんと見習わなくては!と思った次第です。
こんなブログを見てる人はほとんどが競馬を深く楽しんでいるマニアに近い人たちだと思いますが、自分の競馬の知識や経験に酔いしれて初心者を少し下に見ていたりすることはありませんか??
そんなあなただって競馬を始めた当初は馬連と馬単の違いもわからないような初心者だったはずです。個人的な感覚でも「競馬に行ってみたい!」という人はたくさんいると思うし実際にそういう話を聞くのですが、なかなかそこから実際に行くという勇気ある一歩を踏み出せていない人がたくさんいます。そういった層にできるだけ我々が寛容であることが競馬ファンを増やすために必要なんじゃないかな、と改めて思いました。
勝手知ったる競馬ファン同士で秋のGIシーズンを楽しむのも良いですが、ぜひこの秋はまだ競馬を知らない友人の方に一声かけて競馬場に行ってみましょう!
というわけで、非常に駄文が長くなりましたが先週の競馬お疲れ様でした。
まず先に土日の競馬の中から次走以降で注目に値する馬がいたので1頭紹介しようと思ったのですが、今回は1頭というよりこのレースに注目ということで。
↓↓↓
<推奨根拠>
普通ならば4着の馬が展開利を活かして楽々と逃げ切って終わっていたはずのレース。その逃げ馬を差し切れるだけの能力があった馬が3頭もいたということでこのレースは相当なハイレベル。実際に予想している時からこのレースは重賞級のハイレベル戦だと思っていましたし、6着ぐらいまでは重賞で馬券に絡めていいんじゃないでしょうか。
というわけで土日月の競馬の振り返りへ。
まずは当然スプリンターズステークスから、、、
<スプリンターズステークス レース結果>
1着:☆タワーオブロンドン 2番人気
2着:◯モズスーパーフレア 3番人気
3着:◎ダノンスマッシュ 1番人気
秋のGI一発目は1〜3番人気が上位を独占してのガチガチ決着。配当的な楽しみはあまりなかった一戦と言えますが、強い馬がちゃんと競馬をし切った結果のレースという感じで見応えはあったと言えるでしょう。
個人的には110円プラスという最低限負けなくて良かった・・・というポテンヒットのような的中。そもそもスプリンターズステークスは「荒れずに堅く決まる可能性が結構ある」という見立てだったので、まぁこういう結果も十分に想定内です。がっつり負けなかっただけ収穫でしょう。
個人的なスプリンターズステークスの見立ては、、、
(1)ダノンスマッシュは一瞬で加速できるので内で詰まっても馬券圏内は外さないので軸には最適→予想以上にどん詰まるも地力で伸びてきて3着は確保
(2)モズスーパーフレアは逃げる競馬さえできれば強いので相手としては最適→きちんと逃げてくれて2着を確保
(3)荒れるとすれば状態面に不安が出てタワーオブロンドンが走れなかった場合のみ。この馬がセントウルSと同じ競馬をしてしまえば堅く決まる→状態完璧でルメールの完璧騎乗で走られてしまって仕方なし
というような感じだったので、だいたい見立て通りだったんですよね。最後の3番部分で若干の荒れを期待したいのですが、天下の藤沢厩舎とクリストフ・ルメールがそれを許してはくれませんでした。見解としては良かったので配当面は次のGIに期待しましょう。
<シリウスステークス レース結果>
1着:◯ロードゴラッソ 6番人気
2着:△アングライフェン 7番人気
3着:△メイショウワザシ 5番人気
9着:◎タイムフライヤー 1番人気
ここは前週のオールカマーでプレ予想◎スティッフェリオから本命を変更して失敗したのと同様に、プレ予想の◎ロードゴラッソから本命を変更して失敗。ただ、当初の予定通りにロードゴラッソを本命にしていても、この2、3着では三連複を外していると思いますし、単勝は買えていたかと考えると微妙なところ。結局は外していたんじゃないかなと思います。
最終予想でタイムフライヤーに本命を変えた理由は、もともとどちらを買いたかったかと言えばロードゴラッソよりもタイムフライヤーだったから。それを人気だからという理由で変えるのはどうなんかなぁと思って当初の予定通りにタイムフライヤーにしただけなので今回に関しては後悔はなし。両馬の差は前半の10.8-10.8の厳しいラップ部分で先行馬をタイムフライヤーが追いかけすぎたぐらいだと思いますし、本当はロードゴラッソぐらいの位置でじっくりと乗って欲しかったですけどね。天下のルメールも毎レースは上手く乗れないということで仕方ないでしょう。
タイムフライヤーの1番人気に関してはエルムステークスの内容から玄人層にも狙われるし、ルメール騎乗でライト層からも狙われるし、ということでなんとなく予想はついたのですが、驚いたのがマッスルビーチが2番人気に推されたという点・・・
確かに前走時計は凄まじいものでしたが、それでも格上挑戦で重賞に出走してきた馬が2番人気というのはちょっと最近のファンのレベルは凄まじいことになっていますね。
それだけ競馬ファンの大半が時計やラップという部分で強い馬を測ることができるようになってきた証拠。ただ一方でマッスルビーチの時計だけが注目されて人気になった感が強く、果たしてマッスルビーチが前走と同じように走れるのか?という点にはあんまり注意がいってなかった感じも(この辺りはスプリンターズSのタワーオブロンドンも同じでしょう、こちらは上手く行ったパターンですが・・)
実際にメルマガで配信していたレース回顧でも、、、
【9/7(土) 阪神10R 鳥取特別 サラ3歳上2勝クラス ダート1800m】
[勝ち馬] マッスルビーチ
[レース概要] メンターモードが最内枠から無理矢理にハナを奪いに行ってハイペースに。最後は脚を溜めていたマッスルビーチが圧巻の差し切り勝ちを決めた。
[勝ち馬評価] ハイペースを後方から進めていたとはいえ差してきたのはこの馬だけ。走破時計も上がりも圧巻のオープン級。癖の強い馬なので乗り方は難しそうだが。
とマッスルビーチに関しては乗り方が難しいと書いていました。この馬はダート馬でありながらメイショウサムソン産駒という影響からか溜めに溜めないと良さが出ない印象。なので福永騎手が手が合うのですが、おそらく途中で動かしてしまう松岡騎手では最後に伸びないと考えていました。実際に途中で動いてしまって最後はさっぱりでしたね。
こんな感じで時計やラップを見ることができる競馬ファンは増えていますが、一方でそれ以外の細かな点に着目できているファンはまだ少ないように感じます。
「果たしてその馬が圧巻だった前走と同じ走りができるのか?」
その部分にまで着目して予想を組み立てることができれば、他の競馬ファンよりも一歩先に行けるんじゃないでしょうか。今回のマッスルビーチはそういった良い例になったと思います。(これで次走で自己条件でそこまで圧倒的な人気にならない中で福永騎手への手戻りだったら・・・というようなことです)
というわけで、先週末はちょろちょろとした当たりはあったものの大きな爆発がなかったせいでちょい負けで終了。まぁとりあえずGI一発目のスプリンターズステークスでポテンヒットを打てたということをプラスに捉えたいと思います。
今週末は日本のGIレースこそありませんが、フランスで凱旋門賞が開催!もちろん当ブログでも予想を載せますのでご期待ください。これから始まる競馬の本格的なシーズンを一緒に楽しんでいきましょう!
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