【札幌2歳ステークス2018の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します

公開日： 2018/08/27 : 最終更新日：2018/08/28 重賞レース考察・予想

札幌2歳ステークス2018(札幌芝1800m)の考察です。

9月1日に札幌競馬場で開催され発走時刻は15:25です。出走馬はウィクトーリア、アフランシール、クラージュゲリエ、クリスタルバローズ、ナイママ、ラブミーファインなど。札幌競馬場の芝1800mで行われるGIII戦です。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。

現在、京都の河原町にいるのですが、昨日はサッカーを見に神戸に行ってきました。土日の競馬の感想と結果及び神戸の事など、昨日書く時間がなかったので明日か明後日ぐらいに書こうと思います。

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札幌2歳ステークス 2018 考察

過去5年のレース傾向

６月の東京開催のメイクデビュー開始の影響を一番まともに受けている印象なのが札幌2歳ステークス。以前の2歳馬のデビューの王道といえば夏の北海道開催。ここでデビューして札幌2歳ステークスで２勝目をあげてクラシックの道へ、、、というのが王道路線でした。それが６月の東京開催のメイクデビューができた事で有力馬は東京や阪神でデビューする事が多くなり、結果として北海道デビュー組のレベルが低くなって札幌2歳ステークスのレベルも低くなってきた、というのが近年の傾向。

近年の札幌2歳ステークスは純粋な能力比べというよりは札幌最終週のタフ馬場を耐えられるかどうかという適性勝負になってきていた感じがあり、ファストアプローチ、トラスト、ブラックオニキスなど条件戦で終わりそうな馬が適性だけで好走するケースが目立っています。それだけ近年はメンバーレベルが落ちていたという事でしょう。

という前置きを書いたところで今年の出走票を見ているわけですが、今年は近年稀に見るくらいに北海道デビュー組のレベルが高く、札幌2歳ステークスもかなり豪華なメンバーが揃ったという印象。

ウィクトーリア、アフランシール、クラージュゲリエあたりはどれも例年なら1番人気に推されるだろうレベルの馬。ここに当初は出走予定だったサートゥルナーリアが出ていたら凄まじいメンバーになっていまいた。

近年はただのタフ馬場の根性比べ戦になっているレースですが、今年は例年以上にハイレベルなメンバー。今年の札幌記念のように適性を能力が凌駕するような結果になっても驚けません。

レースラップ分析

タフ馬場で淡々としたペースで進み最後の加速勝負になるのだが馬場がタフなせいでラップ自体は速くならず。一見すると平均して脚を使う事を求められているレースのような感じですが、古馬重賞の中距離戦のような持続力勝負という感じではなく、この時期のタフ馬場では最後に加速したくても2歳馬では厳しいのでこんな感じのラップになっているんでしょう。それを考えると2012年のコディーノが刻んだレースラップは凄まじいものですね。それだけ強い馬だったという事でしょう。

今年も極端なスローペースやハイペースになりそうなメンバーには見えず、例年通りに淡々と流れての加速勝負になるはず。そこでタフ馬場で伸びてこられる馬とそうでない馬の取捨をきちんとしたいところです。

血統傾向

明確な血統バイアスのようなものは見られませんが、タフ馬場の中距離戦と言うことでスタミナ型サンデーサイレンス系の活躍が見られる印象。昨年のロックディスタウンはオルフェーヴル産駒でしたし、ハーツクライ、ステイゴールド、ネオユニヴァースなど距離をこなせるサンデーサイレンス系の活躍が目立ちます。

コーナー４回の1800m戦という事でキングカメハメハ産駒の活躍も目立つレース。近３年はダンジグ=デインヒルの血を持つ馬が連続で好走しているのでこちらも注目です。

考察まとめ

というわけで枠順発表前の札幌2歳ステークスの想定オッズはこちら。

枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）

人気	馬名	オッズ
1	ウィクトーリア	1.8
2	クラージュゲリエ	4.2
3	アフランシール	5.3
4	ナイママ	8.8
5	ラブミーファイン	10.4
6	クリスタルバローズ	15.5
7	ナンヨーイザヨイ	18.6
8	ニシノデイジー	21.0
9	トーセンギムレット	24.2
10	エメラルファイト	32.0
11	ダディーズマインド	34.5
12	テイエムバリバリ	65.0
13	ラバストーン	95.0
14	ハクサンタイヨウ	104.0
15	トーラスジェミニ	115.0
16	セントセシリア	132.0