フラワーカップ2018の予想を公開！

公開日： 2018/03/16 : 最終更新日：2018/03/17 重賞レース考察・予想

フラワーカップ2018（中山芝1800m)の予想です。

3月17日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はロックディスタウン、カンタービレ、トーセンブレス、メサルティムなど。中山競馬場の芝1800mで行われるGIII戦です。

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フラワーカップ 2018予想

フラワーカップの週中分析記事はこちらから

予想の根拠

桜花賞を約１ヶ月後に控えて先週まで桜花賞トライアルが行われていた時期に行われる牝馬限定重賞。だいたいの有力馬は桜花賞を目指して優先出走権のあるトライアル戦を使うでしょうし、そう考えるとフラワーカップは番組設定上あんまりメンバーが集まらないのは仕方ない重賞。

過去３年のレース結果を見ていると、かなり弱い牝馬限定の500万レベルのメンバーの中にアルビアーノ、エンジェルフェイス、ファンディーナと１頭だけ抜けたレベルの馬がいて、それらがスピードの違いで押し切ったという感じの内容。一見すると立ち回り勝負になっているように見えたが、中山芝1800mという急坂がある条件はこの時期の牝馬にとっては厳しく、２着以下はパワー系の血統の差し馬が突っ込んできたりして毎年のように穴が空いていた。

そういったレース傾向ではあるのだが、今年のフラワーカップはディープインパクト産駒の有力馬が何頭もいるのを見ても例年よりはレベルが高そうな一戦。ロックディスタウン、カンタービレ、トーセンブレス、ノーブルカリナン、ノームコアあたりは例年ならば１番人気に推されるような馬ですし、いつもの年のような穴の開き方をするかは半信半疑。

今年のメンバーを見るとモルフェオルフェの逃げが確実でノームコア、カラリエーヴァ、バケットリストなどの先行馬が突っつく展開にもなりそう。それなりにペースは流れそうでこの時期の牝馬にとっては厳しい展開になりそう。そうなると例年ならばスタミナがある差し馬が突っ込んで来るのだが、今年はそういう穴馬が走れる余地を素質馬が埋めてしまっている感じ。あんまり荒れるイメージはないが上手く買い方勝負で中荒れぐらいはカバーできるようにしたいレースだ。

（本当であれば一角崩しとしてオスカールビーを本命にする予定のレースでしたが、肝心の本命馬が回避。あの馬を除くとなかなか穴馬が激走するようなイメージが湧かず、荒れる可能性は減ったように見えます）

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フラワーカップ 2018の印

本命　◎カンタービレ

本命は能力、適性、展開、鞍上を評価してこの馬にします。

勝ち上がりまでに３戦を要したが、初戦はマイルのスローペース戦でキレ負け。２戦目は荒れ馬場でのハイペース戦で浜中騎手が早仕掛けで最後に脚が鈍ったところをギリギリ差されたが、時計は非常に優秀でしたしその時に負けたラセットはきさらぎ賞で３着に走りました。

前走は1800mに距離を延長してスローペースを早め抜け出しで突き放す一方の圧勝劇。母父サドラーズウェルズ系のディープインパクト産駒なので距離延長が向いた感じで、この馬は恐らく未勝利のスローペースの流れよりも重賞の速い流れの方がいいだろう。

スタートセンス良く前々で競馬ができる点も魅力で、鞍上のスタイルを見てもこういう馬なら前目の勝てる位置を取ってそこで無理矢理に折り合わせて、、、という競馬になりそう。溜めてスパッとキレるタイプでもないので鞍上とは手が合うはずで、持久力タイプでピッチ走法なので中山コースの持久力勝負は合うはず。ディープインパクト産駒の初重賞ということで期待値も高いのでこの馬を本命に推す。

対抗　◯ノーブリカリナン

対抗はノーブルカリナンが普通に強そう。

新馬戦は新潟マイルの超スロー戦でキレ負けしたが、２戦目の未勝利戦はかなりのハイレベルなメンバー相手に渋とく伸びて勝利。前走のエルフィンステークスはかなりタフな馬場のハイペース戦で伸びないインを通っての２着。３着馬のレッドランディーニが展開向かなかったチューリップ賞で５着に走っているのを見てもエルフィンステークスはそれなりのレベルにあっただろう。

一連の走りを見てもキレよりは持久力に優れたディープインパクト産駒というイメージで中山コースは合いそう。ディープインパクト産駒の初重賞挑戦で鮮度はありますし、素直にここは能力上位という点で評価します。

単穴　▲ロックディスタウン

三番手は素質最上位評価でロックディスタウンにします。

新馬戦のパフォーマンスは今見ても間違いなく素晴らしいもので、倒したタイムフライヤーとシャルドネゴールドはクラシックにも上がってきそうな馬。札幌２歳ステークスも折り合いを欠きながら横綱相撲で押し切った感じで、この馬はまともに走れば３歳牝馬ではトップクラスなのは間違いない。

前走の阪神JFは大外枠とルメールが果敢に乗りすぎて折り合いを欠いたのが敗因と見て良さそうで、今回は池添騎手への乗り替わりでじっくりと脚を溜める競馬になるのは間違いないはず。折り合いをつけやすいという意味で前に壁が作れる内枠が引けたのも良さそうだ。半信半疑な部分はありますが、まともなら突き抜けてもいい馬だと思うので評価はします。

特注　☆モルフェオルフェ

単騎逃げ叶いそうなモルフェオルフェは距離と同型の出方次第で穴を開ける可能性も。

とにかく逃げの競馬ができれば渋とい馬で、未勝利勝ちは淀みないペースを逃げて骨っぽい相手に完勝。春菜賞は最後にバテてしまったが流石にペースが速すぎた感じで、今回はマイペースで逃げられれば当然粘り切ってもおかしくない。

懸念は1400mからの距離延長に対応できるかと、ノームコアらの同型に絡まれないかという点。それを差し引いてもそこまで人気しないでしょうし面白い一頭だと思います。

△　メサルティム

２連勝でキャロット所属馬ということで人気しそうなメサルティムはこれぐらいの評価。確かに立ち回りが上手くてレースセンスはある馬だが、ここ２戦はスローペースにかなり恵まれた内容。今回は流石にここ２戦よりも恵まれないはずで、その上で前走よりも１秒は時計を短縮しなければ馬券には絡めなそう。１枠１番で過剰な玄人人気が予想されますしこれぐらいの評価が妥当か。

△ ノームコア

デビューから２連勝のノームコアは状態さえまともなら好勝負になる。

初戦はハイペースを２番手から押し切る強い競馬。２戦目のアスター賞はスローペースを加速ラップで勝ちきっており、全く異なるレース性質での２連勝は能力がある証だろう。

前々で競馬ができる点もプラスだが今回は長期休養明け。状態面が全くわからないので評価してもこれぐらいが精一杯というイメージ。まともならもちろん勝利まであっていい。

△ ウスベニノキミ

人気はないが乗り方次第では通用して良さそうなウスベニノキミも抑えておく。

エイシンフラッシュ産駒でキレがない上に掛かり癖があるという非常に乗り難しい馬。未勝利で戦ってきた相手を考えてもここでやれても驚けないが、初輸送でテン乗りの内田騎手となると御せるイメージがあんまりない。

△ トーセンブレス

人気馬であえて嫌うのであればトーセンブレスになるか。

新馬戦、阪神JFを見てもマイル戦でギリギリまで脚を溜めることで最後に末脚が爆発したような内容。アルテミスSでは東京の長い直線で脚が止まったように見えましたし、どうもこの馬はマイルあたりに距離の限界があるように見える。母系も短距離血統ですし、果たして金曜の雨の影響で若干時計がかかりそうな中山で1800mをこなせるかはやってみないとわからない。血統云々以前にこの脚質で柴田善臣騎手となればほぼ最後方からの競馬になるという点も人気ならばマイナス要素に見える。

△ ファストライフ

恐らく後方待機から直線一気の競馬をするだろうファストライフも一撃の可能性はあり。スーパーホーネット産駒であんまり距離延長に良いイメージは持たないが、未勝利勝ちもハーレムラインの500万も内容的に悪くない。ここまで人気ないならば抑えておいていいはずだ。

印まとめ

◎カンタービレ
◯ノーブルカリナン
▲ロックディスタウン
☆モルフェオルフェ＜穴推奨＞
△メサルティム
△ノームコア
△ウスベニノキミ
△トーセンブレス
△ファストライフ

勝負度D

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ここは以前と変わらず、重賞回顧データを配布します。なるべく月曜中に重賞は回顧をお届けできるようにいたします。

【火曜日】地方競馬の重賞予想

地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。だいたい地方競馬の重賞は水曜日に行われるので、火曜日の夜にメルマガにて予想を配信しております。

※地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開とする場合がありますのでご了承ください。

【水曜日】全レース分析

水曜日には前週に行われた全レース分のデータを配布します。

エクセルファイルにて競馬場ごとに新馬戦から上級戦まで、全てのレースの結果情報、レース回顧コメント、先週の結果分析のタイムランク情報などを載せたデータファイルになります。

正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。

これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。

ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。

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また、エクセルでの全レース分析データの配信と同時に、メルマガ内にて前週の全レースの中で不利を受けたりペースに泣かされたりして次走は狙い目だと思われる馬を多数ピックアップしてお伝えしております。

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木曜日は前週のレースの中でも特に新馬戦だけを抜き出して、そのレースレベルや勝ち馬の将来性についてを配信しております。

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水曜日に全レースの回顧を配信した上で、新馬戦に関してはここまで細かいレビューを出しています。まず他ではここまでの回顧は出していないでしょう。とにかく競馬を極めたいマニアな方のために新馬もここまでやっちゃいます。

【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。

このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。

【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目

土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。

【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目

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