小倉大賞典 [1] 現在の小倉馬場を読み切る

今年の一発目の小倉馬場は思ったほど「THE小倉競馬」といった感じの内枠、前残り馬場ではありません。開幕週から差しが決まっており、未だに先行、内の方が有利なことは有利ですが、条件が揃えば差しだらけになる馬場になっています。

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 現在の小倉馬場を読み切る

東京芝コースと同じように、小倉芝コースも先週の結果から現在の状態を分析してみよう。

下記に先週行われた小倉芝1800m〜2000mのレース結果を記載する。

2/14(土)小倉コース(芝1800m〜2000m)

<4R 芝1800m 瞬発戦>

1着：ワンダーアツレッタ(父エンパイアメーカー/母父キンググローリアス)
2着：エメラルドビーム(父ファスリエフ/母父フジキセキ)
3着：ビセックスタイル(父ジャングルポケット/母父ダンスインザダーク)

12.4　11.0　12.7　12.5　12.2　12.2　11.8 11.6　11.6

<8R 芝2000m 瞬発戦>

1着：シホウ(父キングカメハメハ/母父デインヒル)
2着：ダノンロンシャン(父メディシアン/母父ダラカニ)
3着：ピースメーカー(父キングカメハメハ/母父トニービン)

12.5　11.6　12.2　13.2 12.6　12.2　11.8　11.6　11.4　11.4

<10R 芝2000m 消耗戦>

1着：ジュヒョウ(父ステイゴールド/母父エルコンドルパサー)
2着：クラージュシチー(父ハービンジャー/母父サンデーサイレンス)
3着：ジャストフォーユー(父スペシャルウィーク/母父トニービン)

12.0　11.1　11.5　12.5 12.3　12.6　12.6　12.0 11.8　12.0

<11R 芝1800m 瞬発戦>
1着：ベルニーニ(父ジャングルポケット/母父サンデーサイレンス)
2着：ブリュネット(父ダイワメジャー/母父ジャイアンツコーズウェイ)
3着：モンドシャルナ(父ネオユニヴァース/母父アルザオ)

12.1　10.9　12.4　12.1　12.1　12.1　11.6　11.5　11.7

2/15(日)小倉コース(芝1800m〜2000m)

<4R 芝2000m 瞬発戦>

1着：ニシノマジック(父アサクサデンエン/母父ディクシーランドバンド)
2着：ワーキングプライド(父ハービンジャー/母父フジキセキ)
3着：フォルサ(父ブラックタイド/母父パラダイスクリーク)

12.1　11.4　11.7　13.5　13.0　12.6　12.5 11.9　11.5　11.7

<8R 芝2000m 消耗戦>

1着：ウインリバティ(父ダンスインザダーク/母父フライソーフリー)
2着：テイエムサンビカ(父ハーツクライ/母父カーリアン)
3着：スペランツァデーア(父マンハッタンカフェ/母父ザール)

12.1　10.7　11.2　12.3 11.8　12.0　12.3　12.6 12.2　12.5

<10R 芝1800m 瞬発戦>

1着：カレンバッドボーイ(父ディープインパクト/母父フレンチデピュティ)
2着：マイネルピクトル(父ゼンノロブロイ/母父サニーブライアン)
3着：エーデルグランツ(父ディープインパクト/母父シンダー)

12.7　11.5　12.7　12.0　11.9　11.8　11.7　11.5　11.9

芝1800m〜2000mのレースは先週計7レースあったが、そのうち前半スローで後半が瞬発戦となったレースは5レース。

そうなったレースで台頭しているのはダート短距離血統。セオリー通り小倉の小回りコースで強いスピードある馬が走っている。

だが、前半ラップが早く持続力勝負の消耗戦となった2レースを見てみると、どれも小回りコース巧者ではなく、長距離血統のオンパレード。

現在の小倉馬場はとにかくペース次第で来る馬が一変する馬場と言える

まだ、芝も荒れていないが差しは決まる。だからこそ、ペースを読むことが非常に重要。

ペース読みは次回行うとするが、今回はマイネルミラノとカレンブラックヒルという展開面において非常に重要な馬がいる。もしこの馬がハイラップで飛ばした場合、狙うべきは長距離適性の高い小回り巧者。昨年、一昨年とディープインパクト産駒、キングカメハメハ産駒が勝利しているが、そのどちらも後傾ラップのスローペース。

もし、今年マイネルミラノとカレンブラックヒルがハイペースを演出するのであれば、私はこういった馬を狙ってみたい。

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昨年の覇者コパノリッキーの『一強』と

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キズナとハープスターの初対決。ＧＩ級の盛り上がりとなった京都記念は、

＼　＼　＼　／　／　／

揃って討ち死に！！

／　／　／　＼　＼　＼

という結果となりました。

これで先のＡＪＣＣのゴールドシップに続いて、いわゆる『鉄板級』と思われた実力馬が伏兵の後塵を拝したことになります。

競馬って本当に・・・

難しいですね。

そして、今週はいよいよ本当のＧＩ。今年最初のＧＩとなるフェブラリーＳが行われます。

王者ホッコータルマエがドバイでのリベンジを期してココ回避を決定。にわかに昨年の覇者コパノリッキーの『一強』といったムードが漂い始めていますが、

実は今回も・・・

＼　＼　＼　／　／　／

んなこたぁない！！

／　／　／　＼　＼　＼

という話になりそうです。

先週の京都記念でも◎スズカデヴィアスを猛烈にプッシュしてきた某凄腕提携トラックマンによれば、

「コパノリッキーの某関係者に聞いた話なんだけど、実は１週前の△△△が完全に××で・・・。悪い話は表になんか出てこないだろうけど、ホントのところは全然●●なんだって！」

とのこと。

さらに、今回は

「ぶっちゃけ、勝負度外視でコパノだけを潰しに行く競馬をする」

なんて言ってる陣営も影も・・・

もちろん、現時点で伏字部分を含めた詳細を書くわけにはいかないのですが、

この話、他にもいろいろと別バージョンがあるようで、その内容は確実に『波乱の結末』を示唆するモノなんだとか。

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