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【2016】兵庫ジュニアグランプリの予想を公開!

公開日: : 地方レース考察・予想

今日は11/23(水)に行われる兵庫ジュニアグランプリのレース予想を行います。園田1400mで行われるJpnII戦です。

 

昨日行われた浦和記念は◎メイショウヒコボシと◯ケイティブレイブの2頭軸でストロングサウザー軽視という予想も、メイショウヒコボシが出遅れ・・・最後の脚色を見る限りスムーズなら2着争いっぽかったので川田サァァンという感じでした(>_<)

レース終了後は予想は全体公開になっております。

http://keibabusiness.com/2016-urawakinen-1

 

今日は園田競馬場で2歳重賞の兵庫ジュニアグランプリが行われます。昨年のようにガチガチで決まることもあれば、2年前のようにジャジャウマナラシが大穴を開けたりと全く掴み所のない重賞。難しいレースですがなんとか当てていきたいところ。

 

 

兵庫ジュニアグランプリ 予想

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昨年はJRA勢のワンツースリーでガチガチの決着。ただ、それは例外といった方がよさそうで、その前を見ても地方馬が割と健闘している。

これは兵庫ジュニアグランプリだけに言えたことではなく、1400mの交流重賞は地方馬の活躍が目立つ印象。それはなぜかといえば、JRAには1400mのダート馬を育成する土壌がないからでしょう。ダートでの最短距離GIはフェブラリーステークスですし、わざわざ短距離ダートのスペシャリストを作り出す必要がない。

その一方で地方のダート戦で最もポピュラーな距離は1400m。園田競馬場も名古屋競馬場も笠松競馬場も佐賀競馬場も高知競馬場も、少しでも地方競馬をやられた方なら分かると思いますが、1日の8割くらいをダート1400mのレースで実施しています。

そんな状況なので地方馬は1400m仕様の馬になりやすく、JRA所属の馬との力差が最も少ないのがこの路線と言えるんじゃないでしょうか。その上でこれだけの数の1400m戦が施行されているとなると、地方所属の騎手はコースの仕掛けどころを全て心得ています。ここ4年を見ても地方所属or地方出身の騎手が2人も馬券に絡んでいますし、やはり1400mの仕掛け方を体に染みつかせた騎手というのはいいかもしれません。

 

続いて展開と隊列を見てみましょう。

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もう見るからに前に行きたい馬がズラリと揃った印象。一応の逃げ想定は外枠を引いたネコワールド。「園田の外枠はスタートで滑る」と武豊騎手が前に競馬場の達人で言っていましたが、テンのスピードはおそらくこの馬が一番か。まぁ逃げなくても2番手くらいは取ってくるでしょう。

内枠のローズジュレップは「スピードで押し切る」宣言をしており、今回も前々で競馬したそう。この馬はスタート自体はたいして速くはないのですが、二の足がとにかく速く今回もハナを取れる可能性はあり。テンの速さでネコワールドに行かれるか、ローズジュレップが二の足でハナに立つかの2パターンは想定しておきたいところ。

初ダートでいきなりダッシュつくかはわかりませんがアズールムーンも絶対に揉まれたくはなさそうなので前へ行くはず。前走を見てもスタートは普通ながら二の足は抜群に速かったですし、ダート血統だけにダートでさらにテン速く、、、という可能性はありそう。

ゲキリンは前走こそダッシュあまりつきませんでしたが、これだけのコテコテのダート血統ですから芝スタートが良くなかった可能性大。実際に初戦はダートスタートで抜群のスタート切っていますし、今回はそれなりの位置が取れそう。

バリスコアとハングリーベンもスタートは遅い馬ではないので外からある程度の位置は取りに行きそうですが、この2頭は特に主張するわけではなさそうなので番手で落ち着きそう。

一方で位置が取れなさそうなのはリンクスゼロ。前走は超スローのぬるま湯レースで逃げれただけで、2走前も押して押してなんとかハナを取った形。今回は初ダートで久々で最内枠。しかも隣には速いローズジュレップがいますし、普通にスタートで後手を取ってレースにならなそう。

キャプテンシップも位置取りは相当後ろになりそう。前走はハナを切ったとはいえ押して押してなんとかハナに立った形でしたし、その前の2戦は普通にスタート悪くて後ろからになっています。今回は距離短縮で他が速いとなれば厳しいと思います。

どう見ても前へ行きたい馬が多い展開。ある程度の位置にはいなければダメだと思いますが、毎年好位差しが決まっているレースですし、今年もそんなイメージで予想してみました。

というわけで予想の発表。

 

 

本命は◎ゲキリンにしました。

まず血統を見てみますが、父はタピットの仔タピザーという米国ダートの超良血。そして母はオーブルチェフの半姉というのを見ても、ダート界の超良血といって良さそうな血統背景。

新馬戦は抜群のスタートからハナを奪うと、新馬戦にしては厳しいペースで逃げて後続を全て潰しての圧勝。2戦目では距離を詰めて1400mを使いましたが、芝スタートであまり行き足つかず馬群の中で揉まれる競馬に。あのルメール騎手ですら途中は完全に折り合いを欠くぐらい制御不能になりましたが、なんとかなだめて折り合いわざと砂を被る競馬を経験させたようなレースに。それでいて直線ではしっかりと伸びてハングリーベンと少差にまで迫りました。勝ち馬のハングリーベンは外の番手で実にスムーズに競馬ができたのに対して、この馬は折り合い欠いて砂を被ってあの内容ですから、能力としてはこちらの方が上と考えても良さそう。

今回は明らかに逃げ先行馬が多くて前には厳しい展開になりそう。この馬が取りそうな位置はベストポジションになりそうですし、コーナー多い地方コースでも前走で揉まれて砂を被った経験は活きてきそう。馬券圏内という意味では一番信頼できるんじゃないでしょうか。

 

対抗は◯ハングリーベンにしました。

ダート替わりの未勝利戦では大して強い馬だとは思いませんでしたが、レースを経るごとに強くなってきている感じ。2歳のダート馬はこういうパターンで強くなってくる馬が毎年おり、ちょうど去年のキョウエイギアなんかもこんな感じでした。今年でいえばタガノディグオなんかもこのパターンか。

前走は外目で砂を被らないベストポジションを取れたという点が大きそうですが、それでも抜群のレースセンスを見せつけました。2走前のヤマボウシ賞では砂を被る競馬も経験しており、初の地方コースという未知な部分ではこの馬が信頼できそう。先行激化しそうな流れも好位から前を見れるこの馬には向くと思います。

 

三番手は▲バリスコアにしました。

兵庫ジュニアグランプリでは毎年1頭ぐらいは地方馬が絡みますが、多いのは門別出身の馬。今の南関の門別無双ぶりを見てもおわかりでしょうし、北海道2歳優駿で2、3着が門別馬が走ったのを見てもわかると思いますが、この時期は南関<<<門別ですし、中央=門別ぐらいの認識でいいはず。

この馬自体は重賞は走っていないですが、一連の走りを見ても素質は十分に感じる馬。前走にしても外目の番手を追走して前をねじ伏せる競馬。不良馬場とはいえ走破時計も優秀で、距離延長も全く問題なさそうでした。同じ門別のローズジュレップが先行激化の流れに巻き込まれそうなのに対して、こちらは展開が向きそうですし3番手として期待してみます。

 

四番手は☆ネコワールドにしました。

前走は逃げてそのまま押し切り。ただレースラップを見てもハイペースで行ったおかげで後ろが全てバテてくれたおかげでの押し切りという感じ。新馬戦も同じようなレースでしたし、この自分の形が取れないと危うい馬な感じはします。ただ、速いペースで行ってバテないというのは先行馬の中では強調できそうですし、揉まれない外枠も良さそう。

 

ローズジュレップは能力自体は通用しそうなので面白そう。この馬に関しては距離延長と先行激化が鍵。JRA認定の1700m戦では明らかに距離の壁で負けていますし、この馬はスピードを活かせる1200mがベストな感じも。二の足のスピードが抜群に速いのが売りですが、今回は前へ行けちゃい過ぎるのがアダになる可能性はあります。

 

アズールムーンは通用してもいいですがリスク大きすぎるのでヒモ評価に。未勝利はタイムランクAで勝利し、前走もスピードで圧倒。エスメラルディーナの半妹という血統背景もありますし、恐らく1番人気になりそう。ただ初ダートに加えていかにも揉まれそうなコーナーの多い地方コース。今回に関しては人気ならば少し嫌ったほうがいいか。

 

地元所属のブレイヴコールも一発の魅力はありそう。前走のヤマボウシ賞は芝スタートでダッシュつかなかったことが痛恨だった。ダートに変わってからはスピードについていけましたし、最後も一瞬はあわやという伸びを見せていました。今回は地元の園田に戻り、コースに慣れた騎手で先行激化の中をインで死んだふりなんて出来たら面白そう。

 

印まとめ

◎ゲキリン
◯ハングリーベン
▲バリスコア
☆ネコワールド
△1ローズジュレップ
△2アズールムーン
△3ブレイヴコール

勝負度E

 

【推奨馬券】

<本線>

三連複 ◎◯→▲☆△1△2△3 大本線

三連複 ◎→▲☆→▲☆△1△2△3 本線

 

アズールムーンが絡むと一気に安くなりますが、まぁそれが来たら仕方がないということでこの券種で買ってみます。

 

 

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