【2016】スプリンターズS / レース考察(中山芝1200mで行われるGI戦を徹底考察します)
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GIレース考察・予想
今日は10/2(日)に行われるスプリンターズステークスのレース考察を行います。中山芝1200mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。
先週末はベイスターズが金土と劇的な勝利で巨人を倒し、土曜競馬はなかなかの大勝利で終えることができ、土曜深夜にはアーセナルがチェルシーをボコボコに倒し(ここ10年くらいで一番良い試合だった)と、もうこれ以上ない週末だなと思っていたのですが、
日曜は競馬が悉く当たらず、、、夜には川崎フロンターレとの優勝をめぐる大一番でロスタイムに2点差を追いつくという離れ業をやっておきながら、最後の最後に失点して負ける、、、という最悪な試合展開。もう土曜の色々なスポーツにおける歓喜を返してくれ、というぐらいの日曜で、その後は現実逃避で寝込みました。
何よりも競馬の調子が早く上がってきて欲しいところ。昨年はスプリンターズSも◎サクラゴスペル本命でサクッと当たってしまっていたような感じだったので、早く流れよ来て欲しいものです。
今週末は凱旋門賞も予想載せますよー。ただ、日本独自のオッズなので券種によってかなりの偏りが出てきそう。単複はマカヒキが断然で売れると思うのですが、複雑な馬券になる程、妙味を考えたファンが買いそうなので、シンプルにマカヒキ以外の単複を買うのが良さそうです(苦笑)
というわけで、現時点での凱旋門賞の本命予定馬はこの馬。
まぁ冷静に考えてマカヒキは今回は厳しいでしょう。かといって、無難にポストポンドが勝つようなレースでもないんですよね。リピーターが多いレースということを考えても馬券的妙味はこの馬かと見ています。
【2016】スプリンターズS 予想考察
過去5年のレース傾向
2013年に中山芝コースは馬場改修が入っていますが、昨年のレース結果はその影響というよりは超スローペースだったのが全て。
基本的に中山芝1200mは下り坂スタートで勢いがつきやすく、テンのスピードがかなり速くなりやすい。このコース形態は小倉芝1200mと同じなのですが、小倉は直線が平坦なのに対して中山は直線に坂があります。北九州記念ですらスタミナある馬が活躍しやすいという傾向ありますから、そこに中山の坂が加わったら、、、と考えればすぐに傾向はわかりそうですね。
ご覧の通りの傾斜模様。スタートからずーーーっと下り坂で、ようやくコーナーから直線に入るところで平坦になったと思ったら、最後にとんでもない急坂が待ち構えているという、こうやって改めて見ると変態的なコースだと思います。
軽いスプリンターでは走れないコースと言えますし、純粋に能力がある馬+スタミナに優れている伏兵が走れるコースと言って良さそうです。
血統傾向
この薄い紫色で背景を塗ってある馬は、全て父が非サンデーサイレンス系。昨年こそ父サンデーサイレンス系が上位を独占しましたが、そもそも昨年は父が非サンデー系の馬が15頭中7頭しかいませんでしたし、有力馬は皆無でした。その上で前半が超スローペースになったので終いが厳しいレースにならず、そうなれば決め手に優れる父サンデーサイレンス系が上位に来るのも納得なところ。
ただ、先ほどコース図を見てわかるように、物理的に中山芝1200mは前半ラップが速くなりやすいコース形態ですし、2年連続あそこまでのスローペースは考えにくいところ。普通に考えれば今年はある程度ペースは流れるでしょうし、そうなれば最後の急坂でバテずに伸びてこれる父が非サンデーサイレンス系の馬が今年は活躍すると思っています。
レースラップ傾向
もう一目瞭然で昨年は異様なレースだったということがおわかりでしょう。昨年はサンデーサイレンス系のキレが直線で活きるスローペース戦に、そして2010年はウルトラファンタジーが逃げ切っちゃった緩いペースのレース。
ただ、2011年〜2013年は中山芝1200mのコース形態そのままに、前半にペースがガツンと速くなって、最後はバテバテの消耗ラップに。この3年間の勝ち馬が強い馬だけなのは偶然ではなく、本当に強い馬しか走れない厳しいレースになったからだと思います。
かといって人気馬しか走っていないというわけではなく、マヤノリュウジンが父マヤノトップガンという重厚な血統で穴を開けていますし、タフな消耗戦で伸び続けられる馬は人気薄でも走れるレースと言えそうです。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
まぁまず間違いなくビッグアーサーが断然人気になるでしょうね。強いことは間違いないのですが、前走で逃げてしまったことがどう繋がるかも微妙ですし、この馬って父サクラバクシンオーなわけでスタミナ面が優れているとは思えないのです。実際に阪神カップでは1400mで伸びきれずに3着だったわけですし。
高松宮記念は超高速馬場でスピードしか問われないレースになったのが良かったでしょうし、今回中山のタフなコース設定でスタミナが問われるレースになった場合、案外とんでもおかしくはないかなと見ています。上位評価にするとは思いますが、この馬がとんでもいい馬券は買う予定です。
ひとまず現時点で本命にする予定の馬はこの馬です。
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レッツゴードンキ
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もともと能力があることはファンの誰もが知っている馬。スローペースだったとはいえ桜花賞でGIは勝っていますし、折り合い難さえなければマイル近辺でかなりの活躍をしている馬でしょう。
その折り合い難から陣営はマイル路線を諦めて、春頃からスプリント路線に矛先を向けてきました。最初はスプリンターとしての適正に疑問を持っていましたが、函館スプリントS、キーンランドSと最後の最後に伸びてきて3着、と徐々にこの距離のレースにも慣れてきている模様。
ここ2戦で先着されているのは斤量の軽い3歳馬だけでしたし、今回は斤量面では別定戦でハンデが少なくなるのも絶好。父キングカメハメハで中距離も走れるようなスタミナがある血統、母父もマーベラスサンデーならば言うことなし。スプリント路線の中ではスタミナがある馬であることは間違いなさそうで、ここ2戦の差し遅れ気味な競馬も最後にガクッと時計のかかるスプリンターズSならハマる可能性も高そう。
能力面ではGI級なので、人気はないと思いますが勝利まであっていいと見ています。
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