【2016】オールカマーの予想を公開!
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重賞レース考察・予想
今日は9/25(日)に行われるオールカマーの予想です。
おはようございます。朝方に2時間ほど寝ましたがやはり睡眠は心地よい。眠りの続きは競馬開催が終わった後に的中の至福の喜びと共に、、、と行きたいところ。
今週は両重賞とも狙いたい感じの馬に向いた馬場になってくれているので、ちょっと当てたいところ。
オールカマー 予想
ここは人気になっているGI馬の2頭が強いことは百も承知。ただ、この2頭がどちらとも来るかと言えばオールカマーの歴史上、そんなこともなさそうですし、どちらともにある程度の不安を抱えているのが実情といった感じ。実際にオールカマーで1、2番人気がどちらも馬券に絡んだのは相当昔に遡らなければいけないみたいです。
マリアライトはキャロット向けの陣営コメントで「あくまでも大目標は有馬記念」というのが何度も強調されているような始動戦。日経賞の内容を見ても陣営と蛯名騎手はステップレースでは無理をしないように徹底している感じで、今回も陣営気配から見ても「ある程度格好だけつければいいや」というぐらいの勝負気配しか感じません。
その上でこの馬は5歳牝馬の秋。あのラキシスも昨年は5歳夏で衰えましたし、今年もヌーヴォレコルトが5歳夏で衰えを見せました。競走馬というのはどこかで必ず衰えを見せるものですが、牝馬というのはその衰えが牡馬よりも早い上に今までの強さがなんだったんだというくらいにあっさり枯れていくもの。昨年の宝塚記念以降のラキシスがまさにそれでしたし、そろそろマリアライトも1走ごとにそのリスクはある馬だと思います。
一方のゴールドアクターは前走の敗因が外枠でロス多い競馬をしたことですし、今回は適正条件で巻き返しの番だとは思いますが、どうも前走から馬のテンションが高まっているという点は気になるところ。
ロベルト系の血統は底力があるので連勝している時は一気に頂点まで駆け上がりますが、一度崩れると今までは何だったんだというぐらいに一気に萎れるのが特徴。昔で言えばブライアンズタイム産駒のナリタブライアンの3冠後がそんな感じでしたし、最近で言えばカフェブリリアントなんかがそんな感じでした。まだスクリーンヒーロー産駒は個体数が少ないのでサンプルが取れませんが、モーリスやゴールドアクターの覚醒時もいかにもロベルト系なそれだっただけに一旦取りこぼすと、、、という可能性はありそう。
オールカマーというレースは昨年ぐらいからレースの価値が上がったとはいえ、毎日王冠や京都新聞杯と比べれば、コースの特殊性というものが際立つレース。過去にはマツリダゴッホが3連覇を成し遂げたり、中山コース巧者がこのレースだけ忘れた頃に走ってくる、というようなレースという感じがします。
3年前には条件戦を勝ち上がったばかりのヴェルデグリーンが馬券圏内どころか一気に頭まで突き抜けましたし、昨年もショウナンパンドラが中山適性も活かして圧倒的な末脚で突き抜けました。今回は一般論的にはマリアライトとゴールドアクターのどちらかが勝つ、という論評が多そうですが、どちらもここが本番ではない上にオールカマーの傾向を見るとそう簡単にいくとは思えません。ここはこのオールカマーでしか走れなそうな穴馬の一撃に期待したいです。
というわけで、予想の発表。
本命は◎ショウナンバッハの一撃に期待します。
東京コースや新潟コースで勝利を挙げていることから、長く良い脚を使う差し馬として見ている人が多いと思いますが、この馬の本質はスッと馬群を捌ける器用な内回り向きの差し馬。この馬の本質は今年のAJCCで見せたように馬群の中に突っ込んでスルスルと抜けられるような競馬で、そんな馬なのにAJCC以降はほとんどの騎手が最後方から大外ぶん回しで差し届かず、、、という騎乗ばかり繰り返していました。
AJCC以降は直線の長いコースしか使われていませんが、先にも書いたようにこの馬の本質は中山のようなコースでスッと上手く立ち回って一瞬の末脚で強襲するような競馬。そういう競馬をするためにも鞍上を選ぶ馬なので、今回は過剰人気必至だとしてもAJCCで3着に持ってきた戸崎騎手はこれ以上ないプラス材料と見て良さそうです。
そこまでスタート遅い馬ではないので、絶好枠を引いた今回は戸崎騎手なら前を捕らえられる位置のインで道中はじっくりと進めるはず。中山は週中の馬場で立ち回りよりも差しが決まるタフ馬場になっていますし、ステイゴールド産駒で器用にビュンと差し込みたいこの馬にとってはベストな条件と言って良さそう。ここ最近は二桁着順ばかりですがどのレースでも上がり時計は最速に近いものを見せていますし、オールカマーはヴェルデグリーンのような馬が頭まで突き抜けるレースでもあるので、ここは戸崎騎手の捌き次第で頭まであっていいはずです。
対抗は◯マリアライトにしました。
どうも中山の馬場を見ていると、インで上手く立ち回るような馬よりも、外からグイグイ伸びてくるタフ差し馬のほうが向いている印象の馬場。週中に相当量の雨が降りましたし、かなりタフな状態の馬場と見て良さそうです。
このマリアライトはGI2勝がどちらとも2200m戦という非根幹距離巧者。エリザベス女王杯も宝塚記念も荒れ馬場のタフなレースを外から突き抜けた感じでした。今回も距離は2200mで馬場も荒れ気味。仕上がりの面といきなりの衰えに不安はありますが、人気2頭なら今の馬場ならこちらの方を評価したい感じです。
三番手は▲ゴールドアクターにしました。
スタート良し、折り合い良し、追っての反応良し、という現役屈指のオールラウンダーの馬。その操縦性の良さと器用さを活かして昨年秋は快進撃を見せて有馬記念まで制してしまいました。
いかにもその連勝劇は過去のブライアンズタイム産駒に時たま見られたロベルト系の覚醒っぽさがあり、外枠を引いてロスが多かったにせよ連勝の勢いが止まった事に関しては若干心配。過去にはナリタブライアンも3冠を獲った後に一度負けてから一気に勢いを失いましたし、最近ではカフェブリリアントあたりが連勝止まって勢いがなくなりました。ロベルト系は連勝しだしたら止まらないが、勢いが止まると一気に萎む部分があるように思えるので、能力を評価しても今回は少しリスクがありそう。
最大のセールスポイントは立ち回りの良さ、という馬なので、今の立ち回りがあまり活きないタフ差し馬場もプラスではないでしょうし、完勝を見せた有馬記念と日経賞はどちらも内回りコース。今回は外回りコースで立ち回りよりはマリアライトのような豪快なタフ差しの方が優位になりそうな舞台ですし、誰もが信頼しそうな馬だからこそこういうところで脆さを見せる可能性はありそうです。
ショウナンバッハが突っ込んでくるような馬場、展開を考えれば、この馬も上位評価にしないのはおかしいでしょう。実際、マリアライトとゴールドアクター以外はたいして強い馬はいませんし、どちらかが能力以外の部分で崩れた場合は、中山芝2200mという舞台もタフ馬場も合いそうなこの馬が突っ込んでくる気はします。
サトノノブレスは相対的には能力上位と言えそうですが、この馬はキレずバテずのディープ産駒で、マイネルフロストのように叩いて良くなってくるタイプ。昨年のオールカマーも休み明けで何もできずに終わっていますし、今年の重賞実績だけで評価するのは危ない気がします。
少しだけ警戒しているのはワンアンドオンリーの変わり目。今回はこの馬は最近続けていた先行策ではなく、後方待機からの差し競馬に脚質転換をするとのこと。もともとこの馬はストライドが大きく、他馬に邪魔されずに外から差す事を得意としていた馬。ダービーこそ先行策で勝ちましたが、この馬のMAXパフォーマンスを見せた神戸新聞杯や弥生賞は坂のあるコースで淀みない流れを追い込んだ形でした。ハーツクライ産駒なので早熟馬ということも考えづらく、メンバーレベル低いここなら一発あっても驚けません。
一応の抑えでクリールカイザーまで。前走で復活の兆しを見せましたが、上がりが37.4でも足りるような展開、メンバーだったことが5着に走れたすべてと言った感じ。今回はAJCCを勝った適性ベストな舞台で、陣営コメントを見ても秋の最大目標はここな感じ。メイチの仕上げでどこまでやれるかですが、あんまり前に行く馬に期待値のない馬場ですし、何より過剰人気すぎる気がします。
印まとめ
◎ショウナンバッハ
◯マリアライト
▲ゴールドアクター
☆
△1サトノノブレス
△2ワンアンドオンリー
△3クリールカイザー
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