ステイヤーズステークス2024の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2024/12/05
重賞レース考察・予想
ステイヤーズステークス2024(中山芝3600m)のレース予想です。
11月31日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はシュバリエローズ、ゴールデンスナップ、メイショウブレゲ、ミクソロジーなど。中山競馬場の芝3600mで行われるGIIです。
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ステイヤーズステークス 2024 予想
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ステイヤーズステークスはどのようなレースか解説します
概要・データ
中山芝3600mで開催される日本最長距離の重賞レース。ローカルの競馬場で芝2600mの距離は頻繁に行われているが、2700m以上の距離は日本競馬の中ではほとんど行われません。そんな中で3600mの距離で行われるのがステイヤーズステークスで、それだけ特殊な適性が問われるレースということでしょう。
どんなレースラップになるか、どんな血統が走りやすいかは後述しますが、それ以外の部分で言えばステイヤーズステークスはとにかくリピーターが走りやすいのが特徴。近年のレース結果を見てもリピーターばかり走っていますし、超特殊な条件に適性が高い馬はあんまりいないということでしょう。
レースラップ
中山競馬場の急坂コースをぐるぐるぐるぐる3600mも走るレースということで前半ペースが速くなることは考えられません。過去5年の平均で見ても前半1000mは64.6と超スローペースになっていますし、一方で後半1000mは59.6。だいたい後半の方が5秒くらい速い極端な後傾ラップ戦になっています。
このラップ構成を見ても、とにかくスタミナばかり強調されますが、後半1000mを速く走れる末脚の質が重要なレース。キャンターのように遅い前半部分でうまく我慢を効かせられる最低限のスタミナがありつつ、残り1000m地点から一気にペースが上がるところでギュインと加速して末脚を伸ばし続けられる馬が走りやすいです。
血統傾向
ラップ傾向のところでも書いたように、このレースは前半で我慢を効かせた上で後半1000mの末脚が重要。過去5年で見ても父か母父でサンデーサイレンス系を持たない馬はエイシンクリックしか走っていませんし、サンデーサイレンスの血を持っている馬が明らかに有利なレースだと思います。
その上でサンデーサイレンス系の中でもステイゴールド系の好走率が異常に高いレース。サンデーサイレンス系の中でもステイゴールド系は長距離レースで走りやすいですし、中山競馬場で小足を使うのが上手。そんなわけでステイヤーズステークスでステイゴールド系を見たら絶対に買いです。
後半1000mのところばかりに注目していますが、もちろんスタミナ要素は問われるレースなので、ロベルト、トニービン、サドラーズウェルズなどの欧州スタミナ血統を持つ馬は走りやすい傾向が出ています。
今年のステイヤーズステークスを予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
今週から冬の中山競馬場は開幕。だいたい冬の芝でも開幕週の中山芝は高速設定になることが多いです。今週末は雨の予報もありませんし、絶好の馬場コンディションになるんじゃないでしょうか。
展開想定
おそらく逃げたいからこの距離に使ってきた感じのフェーングロッテンが先手を奪いそう。アイアンバローズも途中で動いて先手を奪いたそうですし、もしかすると縦長の隊列になるかもしれません。
ノーザン・ルメール・川田の取捨
ルメール騎手も川田騎手も不在。ノーザンファーム生産馬はこんな特殊条件は力を入れていないはずですが、その割に複勝率35%で悪くはありません。
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
前半超スローから後半1000mのロングスパート勝負
狙える馬のタイプ
最低限のスタミナを備えた上で後半1000mで急加速して末脚を持続できる馬
嫌える馬のタイプ
最低限のスタミナがない馬 & 後半1000mで急加速できない馬
ステイヤーズステークス 2024の印
【本命 ◎14 ゴールデンスナップ】
今の日本の中央競馬で最長距離のG1レースは天皇賞(春)だが、おそらく最もスタミナが問われるレースは直線に坂がある阪神コースで行われる阪神大賞典。その阪神大賞典で大外をぶん回しながら3着と僅差に走れているこの馬は相当にスタミナがあるはずで、今回のメンバーの中でステイヤーとしての素質は最も高いはずだ。
長距離戦を使われて取りこぼしこそあるが全く崩れておらず、こういうタイプは距離が延びれば伸びるほどパフォーマンスを上げるはず。勝負所の反応も悪くないタイプで、血統構成を見ても、父はこのレースに相性抜群のステイゴールド系で母父も欧州スタミナ血統のロベルト系。いかにもステイヤーズステークスで走りそうな馬に見えます。
他に信頼できる馬がいないので人気でも軸はこれだなという感じなのですが、唯一不安があるとすればジョッキー。長距離で溜める競馬のイメージが全くないジョッキーですし、この騎手がヘンテコリンな仕掛けをしないかだけが心配。まぁそれでも他にこの馬以上に信頼できそうな馬もいないので本命とします。
【対抗 ◯1 ダンディズム】
8歳馬だが近走のレース内容を見ても今が充実期。ズブさはあるがとにかくバテずに長く脚が使える馬ですし、前走の福島記念もかなり雑な仕掛けで良く3着に粘った。昨年のステイヤーズSは特殊な縦長の展開で最後は差し込んできているが物理的に届かなかった感じ。今年は普通にスタミナと末脚が活きる展開になればやれていいはず。
【単穴 ▲11 マイネルケレリウス】
走破時計や勝ちっぷりを見ても府中市市制70周年記念はかなり優秀なレース内容。オープン昇級後はじっくり溜める競馬で脚を余す競馬を繰り返しており、以前ほど折り合いを苦にすることはなくなったが、逆に差し届かないレースの連続。
血統的に父がルーラーシップで叔父に天皇賞春を勝ったマイネルキッツがいる配合で距離自体は問題なさそう。前半部分はじっと我慢して最後の800mぐらいだけ直線を爆発させる競馬ができれば通用してもよさそうだが。
【特注 ☆4 シュヴァリエローズ】
ここに来て本格化して、今年初旬に京都記念を使って距離を伸ばしてきてからは崩れていない。明らかに長めの距離を使ってから良さを見せていますし、今回は香港ヴァーズに招待されずでこのレースという点は少し気になりますが、例年京都大賞典勝ちレベルの馬はここには出てこない。力の違いで走ってきちゃってもよさそう。
【△2 フルール】
近走は長距離戦で安定していますが、頭が高い走法で血統的にもコテコテのステイヤーではなさそう。札幌日経オープンでも最後は詰め寄られましたし、今回は3600mの距離で信頼できない荻野極騎手でどこまで。
【△6 ミクソロジー】
4連勝の実績からも長距離適性は高そう。ただ、長期休養明けからどうも本来の状態になさそうで、調教動かないタイプにしてもさっぱり動けていない。今回は主戦の西村騎手に戻してきましたが、現状でどこまで動けるか。
【△7 メイショウブレゲ】
このレースで相性の良いステイゴールド系でこれまでの戦績からも長距離条件の実績はアリ。ただ、どうも使える脚が短そうなタイプで、勝負所が下り坂で持ったまま上がっていけて直線が平坦な京都や小倉でばかり走っているのも使える脚が短いからだろう。今回はラスト1000m部分から強制的に加速を促されるレースになりますし、適性はあんまり向かなそうな感じがします。
【△12 サンライズソレイユ】
牝馬ながら天皇賞(春)で上位に走ったカレンブーケドールの半弟。レースぶりを見ても芝の長丁場に適性はありそうで、レパードSのレース前に矢作調教師が「目標は菊花賞」とコメントしたほど。
ただ、瞬時に加速できないズブさがあるタイプで、こういう馬はステイヤーズSの勝負所で置かれそうな感じがします。ズブズブのスタミナ勝負になれば出番はあっていい。
【推奨買い目】
三連複 14→1,11,4→1,11,4,2,6,7,12 (14→1,11,4は重ね買い)
【買い目及び予想のポイント】
ここは◎ゴールデンスナップが坂井騎手の不安がかなりあるが、それ以上に他に信頼できる馬がいない。なんとか3着には来ると見てここから三連複フォーメーションで上手くハマって欲しい。
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