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クイーンステークス2022の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2022/08/04 重賞レース考察・予想

クイーンステークス2022(札幌芝1800m)の予想です。

7月31日に札幌競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はウォーターナビレラ、ローザノワール、テルツェット、マジックキャッスルなど。札幌競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。

 

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・清里特別 →7,600円/158%

・奥尻特別 →9,180円/170%

・オークス →77,440円/1383%

・Vマイル →24,810円/517%

・京王杯SC→12,320円/257%

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クイーンステークス 2022予想

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クイーンステークスはどんなレースになりやすいのか?

札幌芝1800mで開催される牝馬限定重賞。このレースのポイントは「定量戦」「洋芝で行われる唯一の牝馬重賞」という2点だろう。

だいたい牝馬限定重賞はハンデ戦の場合が多く、実績馬は重いハンデを背負わされるために出走しにくいのだが、このレースは定量戦のため実績馬もそこまで酷な斤量は背負わされない。よって、もともと実績がある馬が出走してきやすいですし、出走てきた有力馬も順当に走りやすい。そのため過去5年を見ても1番人気はほとんど馬券に絡んでいますし、牝馬限定重賞の中では人気の実績馬を信頼しやすいレースと言えるか。

 

ただ、定量戦で実績馬が順当に力を発揮しやすいと言っても、行われるコースはタフな洋芝の芝1800mという主流からはズレる条件。

牝馬特有の溜めてスパッとキレる能力はほとんど求められない条件で、それよりも小回りコースを自在に立ち回れるセンスだったり、洋芝を苦にせずに伸びてこられるパワーやスタミナが重要になってきます。

そんな適性から少しズレる条件のために毎年穴馬は激走しており、だいたいその穴馬は「内枠を活かしてロスなく立ち回ってくる」タイプか、単純に「洋芝巧者」のどちらかである事が多いです。

 

【2021年】8番人気3着 サトノセシル = 洋芝巧者

【2020年】11番人気1着 レッドアネモス = 内枠

【2019年】9番人気3着 カリビアンゴールド = 洋芝巧者

【2017年】6番人気2着 トーセンビクトリー = 内枠

【2016年】9番人気1着 マコトブリジャール = 内枠

【2016年】11番人気3着 ダンツキャンサー = 内枠

 

こんな感じで、近年の穴馬を見ても洋芝巧者と内枠を活かした馬しか走っていませんし、穴の見極め方としてはもうこの2点だけを重視すればいいだろう。

 

そんなわけで最後にクイーンステークスの重要なポイントをまとめると、、、

(1)実績ある人気馬は順当に走りやすいが

(2)毎年、洋芝巧者or内枠の馬が穴を開ける

という結論でいいでしょう。

 

今年はどんなレースになりそうか?

今週で札幌競馬場は開幕2週目。どうやら週末は札幌地方は雨の影響はなさそうですが、開幕週からかなりタフな馬場になっていたのでスタミナ要素は問われるレースになるはず。そんな感じで週中時点で馬場を予想していましたが、蓋を開けてみると土曜日の札幌芝は異常なほどバイアスがはっきりした馬場コンディション。

 

札幌6レースだけは若干違うレース質になりましたが、それを除くとほぼ全てのレースで内枠やラチ沿いを通った馬が上位を独占。もう勝負所で外を回した馬は1頭も馬券に絡んでいないぐらいでしたし、ここまで露骨な馬場バイアスはなかなか見たことがありません。

 

なんせ6レースを除けば、土曜日の札幌芝は1枠の馬はパーフェクト連対となっていますし、その中には12番人気のフォワードアゲンまで含まれる始末。2枠や3枠や4枠もほぼ毎レースで好走していましたし、こうして見てもよほど内枠有利な馬場バイアスが発生していることがよくわかります。

ただ、これほどまでに内枠有利な馬場バイアスなのですが逃げ馬が有利だったわけではなく、超スローで逃げ切ったマリノアズラを除けば中距離戦で逃げ馬の好走はなし。8レースのサイモンベラーノやSTV賞のアウスヴァールあたりは逃げ馬でなおかつ洋芝適性も高そうな馬に見えましたが何も抵抗できずに失速。こちらが思っている以上にタフな馬場なのかもしれず、テンに主張するよりはインを通って1列後ろで脚を溜める競馬が良いのかもしれません

 

好走血統を見ても主流の父サンデーサイレンス系の好走はあまり見られず、とにかく内枠からロスなく立ち回った非サンデーサイレンス系の立ち回りタイプが異常に走っていた感じ。先週同様にロベルト系の血を持った馬の爆走が続いていましたし、あとは立ち回り馬場ということもあってキングマンボ系の活躍も土曜日は目立ちました。

ハービンジャー産駒が2勝、メイショウサムソン産駒が1勝しているのを見ても、非サンデーサイレンス系の欧州スタミナ血統向きの立ち回り馬場で、そういうイメージで内枠からロスなくインを立ち回れる馬が圧倒的に有利な馬場になっている感じです。そうやって考えると土曜の札幌8レースで断然人気になって何もできなかったマイシンフォニーがぶっ飛ぶのも当然で、外枠で溜めて外を回して差すディープインパクト産駒が走れるような馬場ではないということです。

 

そういうかなり特殊な馬場ということを踏まえて展開を考えてみますが、もう枠並びを見てもローザノワールが単騎でマイペースな逃げを打てるのはほぼ確定的。それをウォーターナビレラが2番手からマークする展開になりそうで、他の馬は大体が折り合い不安を抱えているので展開をぶち壊すクラッシャー的な馬は出てこないと思います。

そんなローザノワールが逃げての緩い流れ or 淡々としたペースを想定すれば、今の馬場バイアスなら外を回す差し馬は絶望的と見て良さそう。とにかく内枠から経済コースを通れる非サンデーサイレンス系の欧州スタミナ血統の馬を狙うべきレースではないでしょうか。

 

考察まとめ

【レース質】立ち回りセンス問われる非主流条件。<■□■□>

【狙えるタイプ】能力のある人気の実績馬。

【狙えるタイプ】パワーやスタミナに優れた洋芝巧者。

【狙えるタイプ】内枠からロスなく立ち回れそうな馬。

【狙えるタイプ】非SS系の立ち回りスタミナタイプ(ロベルト、キングマンボ、欧州系ノーザンダンサーなど)

 



 

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クイーンステークス 2022の印

【本命 ◎4 サトノセシル】

昨年のクイーンSでもタフな馬場を苦にせずに差し込んできて好走。もともと怖がりな部分があったりして極端な戦法じゃないとダメな馬だったが、最近はオーソドックスに溜めて差す競馬ができるようになってきて計算がたつ感じに。それでもまだ条件馬の身ではあるが、ここ2戦は高速馬場の東京芝2000mというこの馬にとっては最も合わなそうな条件で1:58:00の時計で走っての善戦。普通にどちらのレースもメンバーレベルは高かったですし、よく頑張ったと言えるんじゃないだろうか。

ここ2戦の高速馬場の東京芝が適性外だったことを考えると今回のタフな洋芝はどう考えてもプラスに見えますし、今の馬場を考えれば内枠も間違いなくプラス。今回の出走馬の中では唯一、サンデーサイレンスの血を一切持たない馬になりますし、なおかつ父が欧州ノーザンダンサー系でロベルトも持つ血統背景。今のタフさが問われる札幌芝にぴったりな配合に見えます。

父が快速マイラーでこの馬自身も以前は逃げ馬だったようにテンのスピードは十分。ここ2戦は東京芝2000mの外枠だった分で相対的に位置を落としていた感じがありますし、今回は札幌芝1800mの内枠なら枠なりにそこそこのポジションが取れそう。「洋芝巧者」「スタミナ血統」「内枠」と好走要素が全て揃ったように見えますし、もうここはこの馬が本命でいいんじゃないでしょうか。

 

【対抗 ◯10 ウォーターナビレラ】

桜花賞は完璧に内枠から立ち回っての2着。これまで距離実績もないために少し怪しい人気馬とも見ていたが、今年のクイーンステークスは先行馬が極めて少なくスローペース濃厚。この馬はスタートさえ決めればスピード上位で、まずローザノワールの逃げを2番手でマークする位置が取れそう。

これまでのレースぶりからも立ち回りセンスは抜群ですし、シルバーステート産駒は小回り1800mは大得意。母父キングヘイローはフェーングロッテンなどを見ても小回り適性高そうですし、ロベルトのクロス持ちで今の札幌のロベルト馬場も向きそう。展開も馬場バイアスも向きそうなら当然上位評価で良いはず。

 

【単穴 ▲2 ローザノワール】

昨年から芝を使われてパフォーマンス上昇。ハナを切れた時はほとんど崩れずに走れていますし、昨年のこのレースもタフな道悪馬場で同型多数いて見せ場十分の競馬。その後に今回と同じコーナー4回の1800mのディセンバーステークスを逃げ切りましたし、中山牝馬ステークスは先手を奪えずで控える競馬でも善戦。前走のヴィクトリアマイルはあっと驚く4着激走でしたし、その前走は東京コースに適性がない中であれだけ走れれば上出来。

今回はコーナー4回の1800mのベスト条件に戻って、競り合う同型もいないという最高の条件が揃った感じ。明らかに見え見えの楽逃げできそうな馬ということで普通に人気しているが、まぁその通りで展開向きそうなので評価していいはず。土曜の馬場傾向から目標になる逃げ馬を本命にはしづらかったのでこの評価に。

 

【特注 ☆1 テルツェット】

昨年は道悪馬場をスムーズに捌いて差し切り勝ち。能力はあるが器用さがなくて展開待ちタイプで、基本的にはあんまり小回りコースのスローペース濃厚な展開で買いたいタイプではない。

ただ、土曜競馬の結果を見ても1枠の馬の評価を下げていいことはないと思いますし、スッとゲートを出てラチ沿いスルスルの競馬ができたら普通に差し込んできそう。無難にこれぐらいは評価しておきます。

 

【△3 ホウオウピースフル】

非常に掛かる所がある馬で、前走は丸田騎手がこれ以上ないぐらい完璧に乗って差し切り勝ち。今回は横山武史騎手となると鞍上強化に見えるが、位置を取って途中で動いてしまうタイプはこの馬には合わない。おそらくこの枠並びだと横山武史騎手はテンに主張してラチ沿いの3番手を主張すると思うが、いくら内枠立ち回り有利でもそういう競馬に対応できる馬には見えない。

 

【△5 マジックキャッスル】

昨年2着馬でもありますし、もともとの素質は今回のメンバーでは上位。内枠が引けて母父ロベルトという点も良いと思いますし、本来の出来にあれば本命候補にも挙げられるような馬だろう。

ただ、どうも調子を崩しているようで、前走のヴィクトリアマイルもテンの行きっぷりから最悪だった。今回も陣営トーンが低く57kgでは買いづらい。

 

【△6 メイショウミモザ】

ずっとスプリント戦を使われていたが、血統的にはどう考えても長い距離の馬。ここに来て精神面が落ち着いてきて距離が持つようになった可能性はあり。気難しい馬なので北海道滞在もいいでしょうし、初のコーナー4回条件がどうかなど不安もあるが鮫島騎手の好調ぶりからも抑えてはおきたい。

 

【△7 ファーストフォリオ】

父キングカメハメハ×母シーザリオという良血で普通ならば芝の中距離の大舞台で走っていそうな血統背景。ただ、どうも折り合いに不安があったことから短距離路線を使われてきた感じで、それでもオープン初戦の京都牝馬ステークスの内容などからここに来て本格化してきているのは間違いない。

本質的に短距離血統ではないことからスプリント戦だとテンに置かれて脚を余してしまう感じで、そんなことから陣営は今回距離を伸ばしてきた。このパターンは今春にメイショウミモザが成功例を出していますし、成長した今なら中距離でも十分に走れたパターンは警戒しておきたい。

 

【△8 ラヴユーライヴ】

良血馬で素質はありそうなのだが、気性的な難しさがあってなかなか上手く走りきれていない。愛知杯とマーメイドSはそれぞれ出遅れや休み明け+外枠と敗因はありますし、今回は気性的な難しさがある馬にとっては良いだろう北海道滞在。過去に北海道は2戦2勝と相性抜群ですし、前に行ける先行力も加味すれば印は抑えておきたい。

 

【△13 フィオリキアリ】

溜める競馬でここに来て本格化。前走は致命的な不利で位置を落としながらも最後は差し込んできていますし、タフな馬場なら牝馬重賞でも通用しそう。考察文に欠いた洋芝巧者のイメージにいかにも合致します。

ただ、スロー濃厚の展開で今の馬場バイアスで大外枠で藤岡佑介騎手。おそらくゆったり構えて末脚を活かすだけの競馬になりそうなのでそれでは絶望的な馬場だろう。馬場バイアス的に厳しすぎるのでバッサリも考えたが、当初は本命も予定していた馬ですし、前に行く可能性もあるので一応抑えてはおきます。

 

【推奨買い目】

ワイド 4→10,2 本線

馬連 4→10,2 本線

三連複 4→10,2→10,2,1,3,5,6,7,8,13 (4→10,2,1は重ね買い) 本線

単勝 4 サトノセシル ボーナス

三連単BOX 4,10,2 ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

ここは当初は◯ウォーターナビレラと▲ローザノワールの前残り予想としていたが、その2頭がかなり売れているのと土曜の芝レースを見た限りもう一列後ろからインを通ってロスなく差してこれる馬が有利と見て◎サトノセシル本命にします。

相手はもう前に行った2頭が有力と見て◯▲のどちらかはさすがに粘るでしょう。なんとか印上位3頭で決まってほしいものです。

 

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