プリンスオブウェールズステークス2019の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2019/06/20
海外レース考察・予想
プリンスオブウェールズステークス2019(アスコット芝1990m)の考察です。
6月19日にアスコット競馬場で開催され発走時刻は日本時間23:40です。出走馬はマジカル、シーオブクラス、クリスタルオーシャン、ディアドラなど。アスコット競馬場の芝1990mで行われるGIです。
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プリンスオブウェールズステークス 2019予想
予想の根拠
日本からディアドラが出走することになって注目を集めているプリンスオブウェールズステークス。ロイヤルアスコット開催の2日目に行われるメインレースで、ロイヤルアスコット開催の中でも最大のレースと言っていいだろう。
欧州の中長距離路線でも最もハイレベルになりやすいレースで、実際に格付けでも世界第3位という称号を得ているレース。近年でもスピルバーグやエイシンヒカリが挑戦したが全く歯がたたない結果となっており、今年はディアドラがどこまでやれるかが注目である。
出走全馬のレースを見てみたが、やはりプリンスオブウェールズステークスだけあって相当にレベルが高い。エネイブルこそ回避したとはいえ、現在の欧州の中長距離路線の猛者が勢ぞろいしたような印象があり、かなりのハイレベル戦と言える。頭数も多くないのでガチンコの力勝負になると思いますし、そのハイレベルなメンバーの中でどの馬が強いのかを当てるレースでしょう。
というわけで予想の発表。
プリンスオブウェールズステークス 2019の印
本命 ◎マジカル
本命は上昇度ナンバーワンのマジカルがハイレベルな一戦を制する可能性が高いと見ます。
一気に距離を伸ばした昨年の凱旋門賞こそ不甲斐ない結果に終わりましたが、その後の成績は素晴らしいの一言。中1週で臨んだチャンピオンズフィリーズを圧勝したのもそうですが、最大のハイライトはBCターフでエネイブル相手に接戦を演じた2着か。このレースでは3着以下を大きく突き放しましたし、まさしくこの馬とエネイブルの能力が抜けきっていたという感じ。
今年に入ってからは格下相手に圧倒的な競馬が続いており本格化は顕著。もうBCターフの内容から能力的にここで上位なのは間違いなく、加えてプリンスオブウェールズSは牝馬の成績が圧倒的。それに加えて相性の良いサドラーズウェルズ系のガリレオ産駒となれば、まぁこの馬が好走するのはほぼ間違いないと見ています。
対抗 ◯クリスタルオーシャン
対抗はレースセンスも抜群なクリスタルオーシャンがGI勝ちの大チャンス。
昨年シーズンを見てもGIで2着の実績があり、チャンピオンステークスでクラックスマンには完敗しましたが、キング&ジョージではポエッツワードに僅差の2着とあと一歩でGIというところまで力をつけてきている。
近走も戦績安定していますし、2000m〜2400mでのタフな馬場での総合力ならここでもトップクラス。デットーリ騎乗でどこまでの人気になるかですが、頭まで突き抜けて良い一頭だと思います。
単穴 ▲シーオブクラス
三番手はまともならばシーオブクラスの能力が上位。
昨年のヨークシャーオークス、凱旋門賞の内容を見ても、怪物エネイブルに一切劣らないぐらいの圧倒的な瞬発力を披露。まともならば現在の欧州中距離路線でも最強クラスと言って良さそうで、ここもハイレベルなメンバーではあるがあっさりと勝たれる可能性はあり。
ただ、そこまで不安はないと陣営が言っているにしても、ひと叩きできずにプリンスオブウェールズステークスが長期休み明けの初戦となるのは不安。今回はマジカルを始めかなり骨っぽいメンバーが集まりましたし、休み明けの分で負ける可能性は十分にあるんじゃないでしょうか。
特注 ☆ヴァルトガイスト
四番手にヴァルトガイストを推奨します。
昨年のフォワ賞で突如として覚醒して凄まじい末脚を見せて凱旋門賞でも2番人気になったような馬。その後はあまり活躍できていませんでしたが、後方一気の不器用なタイプなので凱旋門賞や香港ヴァーズでは差し損ねていた感じ。BCターフは小回りコースで適性がなかった感じで度外視できる部分はあるでしょう。
前走のガネー賞は少頭数とはいえスタディオブマン相手に大楽勝の内容。少頭数で捌きの巧拙が問われなければ相当に強いはずで、今回も当然上位争いの一頭だろう。ただ、イメージ的に2000mは若干短い。かなりのスタミナ型の差し馬に見えるので、ベストは芝2400mでの差し比べだろう。今回はその分で頭までは届かないと見ました。
△ ザビールプリンス
抑えにザビールプリンスまで。近走は距離を伸ばして良さは出てきているが、血統的なものや他馬との比較を見てもタフ馬場での芝2000m戦になってどうなのかという感じはあり。このレースが6歳馬の活躍が全くないのを見ても抑えまでが妥当か。
無印 ディアドラ
さすがにディアドラはここでは厳しそう。近2走を見ている限り明らかに衰えが出ているように感じますし、今回のメンバーはクイーンエリザベスII世カップよりも明らかに強い。ハービンジャー産駒なので欧州の馬場は合うかもしれませんが、今回はそういう適性云々の問題ではなさそうです。まぁ走ったら走ったで武豊騎手とディアドラを賞賛すればいいかなと。
印まとめ
◎7 マジカル
◯1 クリスタルオーシャン
▲8 シーオブクラス
☆4 ヴァルトガイスト
△5 ザビールプリンス
勝負度E
推奨馬券
三連単 7→1→←8,4,5 本線
三連単 1→7→←8,4,5 本線
三連複 7,1→8,4,5 抑え
※ここはディアドラこそ嫌うとはいえ後は人気馬で堅そう。一応はマジカルとクリスタルオーシャンの2頭軸で三連単と三連複を買うつもりですが、そこまで自信はなし。少額を購入してイギリスの競馬の雰囲気を楽しみたいというのが本音です。
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