【2016】川崎記念の予想(ホッコータルマエ、サウンドトゥルーらの評価は?)
公開日:
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最終更新日:2016/02/24
地方レース考察・予想
今日は1/27(水)に行われる川崎記念のレース予想を行います。川崎2100mで行われるSIII戦です。
なお、地方レースはメルマガのみの予想公開となっておりますが、交流GIのみサイトにて予想を掲載いたします。今回の川崎記念は交流GIですので公開します。
レース傾向
昨日も見た通り、4コーナーで3番手以内を取っている馬でここ5年は全て決まっている。そのことからも隊列予想は非常に重要になりそうだ。
そして今年は例年に比べてメンバーがかなり揃った印象。昨年は楽に捲って行けたカゼノコだが、今年はマイネルバイカ、ホッコータルマエ、アムールブリエ、サミットストーンを交わして4コーナーで3番手を取れるのか、というのが鍵になりそう。
カゼノコやサウンドトゥルーが向こう正面から仕掛けて捲っていき、4コーナーでこれらの4頭を捉えて3番手に行けると思ったら評価すべきだし、無理だと思ったらデータ的には軽視するべきレースだ。
レース予想
まず、ここはマイネルバイカの単騎逃げは堅いでしょう。その次を外側から出して行ってホッコータルマエが2番手を取りに行くか。アムールブリエは出たなりでインの3番手くらいを追走する感じになりそう。
パッションダンスは前に行く脚はありそうなので、ある程度の位置は取ってきそう。その後ろに地方勢ならケイアイレオーネ、中央勢ではサウンドトゥルーとカゼノコという隊列になるか。
恐らくカゼノコもサウンドトゥルーも2周目の向こう正面までは動いてこないと思うので、それを見越して1周目はかなりゆったり進むんじゃないかと思っています。柴田大知騎手は大胆に騎乗するタイプですし、2周目の向こう正面で一気にスパートをかけて後続を離す競馬をしてきそう。
ホッコータルマエも今度は相手はサウンドトゥルー1頭のみという競馬をしてきますから、前に競りかけずにマイネルバイカには楽に行かせるでしょう。そしてマイネルバイカが仕掛けたタイミングで一気にスパートをかける気がしています。
ホッコータルマエの意識が前に行かない分、ペースは落ち着きそう。途中から一気にペースが上がって4コーナーのせめぎ合い、そこから直線どうなるか、というレースになると見ています。恐らくカゼノコはこういう展開では厳しそう。あとはサウンドトゥルーがこの展開でも差し切れるほどの能力と状態にあるかでしょう。
というわけで、予想の発表。
本命は◎アムールブリエにします。
牝馬ということで通用しないと思われそうですが、この馬はとにかくスピード勝負が苦手な馬で2000m以上でなければ好走できないタイプ。前走も名古屋グランプリを馬なりで浜中騎手が後ろを3回も確かめて流してゴールする圧勝ぶり。あのレース内容なら牡馬の一線級相手でも長距離戦ならやれるはず。
今のダート界は世代交代の真っ只中で、ホッコータルマエには若干の衰えが見えますし、サウンドトゥルーやノンコノユメも強いことは強いんですが、上の世代が崩れてきた恩恵を受けているような形。チャンピオンズカップはその間隙をサンビスタが見事に突いた形になりましたが、今のダート界は牝馬でも通用しちゃうということはあのレースでわかりました。
JBCレディスクラシックは今考えてもかなりレベルが高そうな1戦で、勝ったホワイトフーガは次走でTCK女王杯を圧勝。恐らくフェブラリーSも人気の一角としてでてくるはず。サンビスタは次走でチャンピオンズカップ制覇ですし、アムールブリエもこの2頭と遜色ないくらいの能力はあるはず。
オッズを見てもホッコータルマエとサウンドトゥルーしか売れないレースになりそうで、この2頭軸で買う人がかなり多そう。どちらかが崩れればそれだけで跳ね上がりそうで、能力的に一角崩しができる可能性が一番高いのはこの馬と見ています。
展開的にも前半は比較的スローで進みそうで、インの絶好位で脚をためる競馬ができそう。その上で好位からスパート時にもついていけるでしょうし、先に動いた馬よりもインで脚を溜めていたこの馬のほうが直線は余力がありそう。恐らく直線で抜け出したホッコータルマエをイン強襲で差し切ってくれると見ています。サンビスタのチャンピオンズカップのように枠順を味方にできれば、牡馬相手でも勝ち負けでしょう。
不安は浜中騎手の日曜の落馬の影響がどれくらいなのかということ。あれさえなければ勝負度を上げて狙いに行くところでしたが、ちょっとこればかりはわからないので、川崎記念はあんまり買いたくありません。
対抗は◯ホッコータルマエにしました。
2連覇をしているということで適正論者からかなり買われそうで、意外にもサウンドトゥルーを抑えての1番人気になりそう。ここ2年はムスカテール、カゼノコに辛勝と危なっかしい勝利だったので、このコースへの適性は正直微妙。
ただ、昨年にしてもカゼノコをおいでおいでしての余裕ある勝利で、ここ2年は大した相手もいなかったのでちゃんと走っていなかった感じもします。
今回はコパノリッキーがいないことで前の強い馬を潰さずに済むレースになりそう。先行馬のマイネルバイカは確かにしぶとい馬ですが、能力比較的には明らかにタルマエのほうが上なので、幸騎手はサウンドトゥルーを相手1頭に絞った競馬をしてくるはず。
早仕掛けで脚をなくすことはしないはずで、前半はゆったり進んで勝負どころで一気に上がって行って、しかも早めに抜けださずにマイネルバイカと併せ馬をしながら突き抜ける競馬をしてきそう。そういう展開になれば、サウンドトゥルーが強すぎました、という展開以外では勝ち負けになるんじゃないかと見ている。
三番手は▲マイネルバイカにしました。
白山大賞典は直線入り口からグワッと差し返すスタミナ溢れる内容。ベテルギウスSではハナを奪ってそのまま譲らずに1着でゴール、と明らかにここ2戦は状態が良さそう。状態が良いというのもあるでしょうが、距離延長したことが功を奏している感じで、とにかくバテないのでギアチェンジの要求されない2000m以上の距離は向いていそう。
今回も番手にホッコータルマエがつける展開になりそうですが、タルマエの意識は完全にサウンドトゥルーに行きそうなので、この馬はそこまでプレッシャーを受けずに進めそう。そうなればバテない馬なので、4コーナー突入時に先頭ならば番手にいるホッコータルマエやアムールブリエには交わされても、サウンドトゥルーやカゼノコは凌げる気がします。全てが上手くいけば勝ち負けまであっていいかも。
この条件自体は合いそうで、2走前を見てもコーナー多い長距離戦ならまだまだやれそうな感じ。さすがに厳しいとは思いますが、差し馬が壊滅してくれれば3着はあってもいいかなと。
サウンドトゥルーは抑えまでに。確かに強い馬なんですが、今回はホッコータルマエを捕まえるために無理をする競馬になりそう。早めに動いて行って同じような脚が使えるかは微妙ですし、逆に控えた競馬で川崎コースで捕まえられるのかも正直微妙。
この馬は嫌っていつも差し切ってしまうタイプなんですが、さすがに使い詰めも使い詰めですし、自信を持って買いだとは言えません。ただ、走っちゃいそうな気もするのであんまりこのレースは買いたくないのです。
印まとめ
◎アムールブリエ
◯ホッコータルマエ
▲マイネルバイカ
☆(ブログランキング内で公開!)
△サウンドトゥルー
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