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京都記念2021の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2021/02/19 重賞レース考察・予想

京都記念2021(阪神芝2200m)の考察です。

2月14日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はワグネリアン、ラヴズオンリーユー、ステイフーリッシュ、モズベッロなど。阪神競馬場の芝2200mで行われるGIIです。

 

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◎2/7きさらぎ賞

指数2→1→4位3連単4990円

◎1/31根岸ステークス

指数1→2→2位3連単44160円

◎1/24アメリカJCC

指数1→4→6位
3連単14640円

根岸ステークスでは10番人気

ワンダーリーデルを2位に推奨!

難解重賞もお見事にクリア!!

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しかも今週末重賞との相性もOK

◎共同通信杯2020

指数2→4→3位3連単16600円

◎共同通信杯2019

指数4→1→2位3連単2170円

◎京都記念2020

指数5→4→1位3連単1770円

◎京都記念2019

指数5→1→2位3連単17060円

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上位5頭で今年も決まりそうですかね!今週末の重賞とも例年相性OKですね!

20年もこの勢いのまま牡馬路線、中長距離路線で重賞いい感じにきてましたもんね! NHKマイルC2020ではラウダシオン推奨して1着はお見事でしたね!

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京都記念 2021予想

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京都記念の週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

今年の京都記念のポイントは開幕週の阪神芝2200mで行われる事と、かなり低レベルなメンバーレベルだという事か。

例年は開催後半のタフな京都芝2200mで行われる事で、タフ馬場適性やスタミナが問われることが多かった京都記念。ただ、今年は開幕週の阪神芝2200mとなれば全く話は異なってくる。土曜日の阪神芝のレースを見ても、超高速馬場ではないとはいえ開幕週らしい綺麗な馬場コンディション。ロスなくスムーズに立ち回った馬が有利なのは間違いないと思います。

 

阪神芝2200mは内回りコースの非根幹距離ででロングスパート勝負になりやすく、主流の馬の良さが活きないコース条件。

現代競馬で主流となっているスローペースからの直線だけの瞬発力勝負ではなく、3コーナーから下り坂になっているためにロングスパート戦になりやすいのがこの条件の特徴。そんなわけで主流条件から適性がズレるために、スタミナや持続力が売りの馬が穴を開けやすい。

ただ、そんな阪神芝2200mの色が存分に出るのはタフな馬場でペースが流れた時でして、高速馬場でスローペースになった場合には主流条件が得意な馬でも走れてしまう。

ちょうど昨年のエリザベス女王杯はそんなレースになった感じで、高速馬場でスローペースで推移したことで末脚切れる馬が直線で突っ込んできて上位を独占した。

今年の京都記念を見ても、高速馬場でなおかつペースが上がりそうもないメンバー構成。阪神芝2200mと言ってもそこまでスタミナや持続力が問われる展開にはならないはずで、スムーズに立ち回ってそれなりにキレる脚を使える馬が有利になりそう。

 

そんなイメージで買える馬を探したいのだが、、、

ハッピーグリン → さすがに能力的に厳しい

ステイフーリッシュ → 高速馬場向きではない、キレない

ベストアプローチ → 馬群を破れない不器用タイプなので外を回すしかない

ラヴズオンリーユー → エリザベス女王杯で同条件3着、川田騎手ならインの絶好位を取ってくる

ダンスディライト → 前走は福永騎手の神騎乗、基本的には器用さに欠ける

と言った感じで、内枠の馬をざっと見てもイメージに当てはまりそうなのが断然人気のラヴズオンリーユーしかいない(苦笑)

 

なんだか堅そうで妙味が薄いレースにしか見えないのですが、ここはラヴズオンリーユーはある程度仕方がないとして、それ以外に相対的に評価できそうな馬をきっちりと評価することを重視して予想を組み立てました。

というわけで予想の発表。

 

どんなレースになるかを推理

[コース特徴] 1コーナーまでの距離が長く、いったん緩んでからのロンスパ戦になる
[馬場レベル] B=やや高速
[馬場バイアス]ややイン先行
[血統傾向] 高速馬場でスローならわりとキレる王道血統が走るレースになるか
[レース展開] スローペース〜ロンスパ
[メンバーレベル] D=やや低調
[想定ラップ] 12.6 – 11.3 – 11.7 – 13.0 – 12.3 – 12.0 – 12.1 – 11.8 – 11.7 – 11.5 – 11.9
[想定時計] 2:11:9
[勝負度] E

 



 

 

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京都記念 2021の印

【本命 ◎10 ジナンボー】

この馬の特徴は主に2つあり、まず1つは出遅れ癖がある事。そしてもう1つは分散させれば34秒前後ぐらいの上がりを使えるが、急激な加速ラップ戦は苦手な持続力型だという事。キレない馬だけに前々で運ぶことができないとなかなか厳しいのだが、出遅れ癖があるために毎度スムーズに先行できるわけではないというのが難しいところ。

ただ、前目につけられて急激な加速ラップ戦にならなかった時には大体のレースで好走できており、オープン昇級後で大きく崩れたのは道悪馬場で出遅れて何もできなかった七夕賞ぐらい。それ以外で馬券外に負けているのは全てGIレースですし、イン有利馬場で外枠から何もできなかったジャパンカップ。そしてあまりにもハイレベルなメンバーで苦手な加速ラップ戦になった大阪杯と天皇賞(秋)はさすがに好走しろというのが無理だったか。

今回は前走のメンバーレベルを考えれば数段の相手弱化と言えますし、出遅れ癖があるこの馬にとって1コーナーまでの距離が長い阪神芝2200m、外めの偶数枠は間違いなくプラス。このメンバーなら外めの2、3番手ぐらいのポジションが取れるはずで、開幕週の阪神芝2200mならば急激に加速ラップを刻むような展開にもならないだろう。

そもそも34秒台前半のような速い上がりを使うことすら怪しそうなダンビュライトやステイフーリッシュとは違い、この馬は分散させればそれなりに速い上がりは使えると思いますし、外めの好位からじわっと進出する競馬ができればこの相手なら馬券には絡めていいんじゃないでしょうか。

 

【対抗 ◯4 ラヴズオンリーユー】

オークスでレースレコードを記録して勝利してからその後が未勝利というのが信じられないが、戦績を振り返ってみると凡走したのは全てタフな馬場でのもの。昨秋のエリザベス女王杯ではラッキーライラック、サラキアと一緒に突っ込んできて4着以下を突き放しましたし、綺麗な馬場ならばいまだにあれぐらいは走れる馬なんでしょう。

前走の有馬記念は中山のタフな馬場がさっぱりダメだった感じで度外視できそう。基本的にあんまり評価したくないタイプなのですが、今回は開幕週の高速馬場が合いそうですし、この枠で川田騎手ならインのポケットで脚を溜めてスムーズに競馬ができてしまいそう。とにかくメンバーレベルが低いですし、さすがに逆らっても仕方がないと考えます。

 

【単穴 ▲8 モズベッロ】

外傷明けで一時は命も危ぶまれたようだが、使っていくうちに順当に良化。前走のAJCCでは最後に差し込んできて強い競馬を見せましたし、普通に考えれば今回はさらに良化を見せていいはず。

本質的にはタフな条件で決め手を活かしてこその馬だというのは皆さんが思っている通りだろうが、さすがに今回のメンバーでは馬場、展開云々というより能力が上位なはず。ダンビュライトやステイフーリッシュあたりが高速馬場のスロー戦から速い上がりが使えるとはあんまり思えず、能力上位で一応はディープ系統のディープブリランテ産駒のこの馬が外を回して差してくる末脚の方が有利と見て良さそう。三浦騎手がどういう競馬をしてくるかわかりませんが、この程度のメンバーならある程度の馬場や展開の不利を見越しても上位評価とするべきではないでしょうか。

 

【特注 ☆7 ワグネリアン】

もう終わったダービー馬という評価で、今回は喉鳴り手術明けということもあってラヴズオンリーユーとは離された人気になっているが、普通に考えて今回のメンバーの中では今まで戦ってきた相手のレベルが違いすぎる。

前走の宝塚記念は喉云々ではなくあんな馬場で真逆バイアスの先行策をとったら大敗も当然。それ以前の大阪杯、ジャパンカップ、天皇賞(秋)、札幌記念、大阪杯と一線級相手にほぼ互角の競馬ができていますし、それらと考えれば今回のメンバーはあまりにも弱すぎる。

鮮度が重要のディープインパクト産駒で高齢馬で上積みがないのはわかりますが、衰えの過程でも今回のメンバーなら上位と見て良さそうですし、単勝以外はそこまで売れていないので無理に評価を下げる必要はないんじゃないだろうか。

 

【△9 ダンビュライト】

ここ数年は去勢手術や馬場入り後の暴走があって思うようにレースに使えていない印象。それでも前走の京都大賞典は外伸び馬場の中で逃げて割と粘っていましたし、まだ衰えきっているわけではないだろう。

もうルーラーシップ産駒が世に出て6年経つわけだが、高齢馬も増えてきたことで明確に血統的な傾向が見えてきた感じ。若駒時代はキレを活かして速い上がりを使うことができる馬も多いのだが、高齢になるとキングマンボとトニービンの血が強く出過ぎるせいかキレないスタミナ型になる馬が非常に多い。

キセキやウラヌスチャーム、あとはキタサンバルカンあたりを見てもその傾向は顕著に見えますし、ルーラーシップ産駒は年齢を重ねるにつれて速い上がりの勝負は苦手になってスタミナ勝負でこその馬になると考えて良いはず。今回は開幕週の馬場で逃げられるというアドバンテージはありますが、おそらく今のこの馬には速い上がりでまとめられるほどの瞬発力が残っていないと思います。

 

【△2 ステイフーリッシュ】

2年連続で京都記念を好走。芝2200mではパーフェクトな実績を誇りますし、まぁ玄人になればなるほどこういう馬が買われるよね、という典型例のような馬。

芝2200m巧者などと言われるが、もうこの馬は戦績を見れば明らかな通りで、上がり35秒台の脚で足りるレースなら好走できて、もっと速い脚を求められるレースでは何もできない感じ。それに加えて勝負所でズブさを見せるので、コーナー部分で急加速する条件や展開は合わない感じで、その結果としてタフな馬場の芝2200mぐらいがベスト条件になっているんだろう。

今回は確かに阪神芝2200mではあるのですが、開幕週の高速馬場でスローペースが濃厚。この条件でもコーナー部分で加速性能が問われそうな感じがしますし、前走のAJCCでは道悪馬場でも勝負所でズブさを見せていた。今回はレース上がりが35秒を切る可能性もあると思いますし、そのような加速力勝負になるとこの馬は危ないと思います。一見すると内枠がプラスに思われそうですが、馬群の中で自分で動けない分でスローペースになると内枠がマイナスになる可能性も。

 

【△5 ダンスディライト】

能勢特別の頃から馬が化けた感じで、長距離での決め手勝負なら格上挑戦でオープンに行っても通用すると見ていた馬。前走はようやく準オープンを勝ちあがったが、もう福永騎手の神騎乗と言っていい完璧なエスコートが勝因でちょっと恵まれた印象。福永騎手が乗った時以外はことごとく後方からの競馬になっていますし、今回は乗り替わりで岩田望騎手となると前走のような競馬ができる可能性は低い。

どうも岩田騎手は重賞だと焦るのかあまり上手く乗れていない感じがしますし、いかにも後方から外を回しそうな感じ。もう穴人気することは見え見えでわかっていましたし、それならば若干評価を下げたい。

 

【△3 ベストアプローチ】

アルゼンチン共和国杯は前が詰まりながらも差のない競馬。この血統ながら道悪馬場はダメなようで、前走のAJCCはカオスな道悪馬場で走れなかった感じ。今回は相手弱化で鞍上も強化に見えるが、不器用な走りの馬で馬群を破るような競馬ができないタイプ。この内枠を味方につけることはできないはずで、おそらく外を回す競馬になりそう。さすがに開幕週の馬場で後方から外を回す競馬では強調できない感じがします・・・

 

【△6 レイエンダ】

3歳秋時点までは世代最上位級の存在だったが、そこから成長過程を間違えたようで藤沢厩舎の2軍入りとなった感じ。とは言っても本質的にはスケールの小さなレイデオロのような馬のイメージで、ずっとマイルの距離を使われてきたが、今回の距離ぐらいがちょうど良い感じも。衰えている可能性が大ですが、全く人気ないなら抑えておいていいんじゃないだろうか。

 

【消1 ハッピーグリン】

一昨年に超低レベルだったチャレンジカップこそ好走できたが、昨年シーズンの走りを見ても明らかに衰えはありそう。そこからの1年近くの休み明けになりますし、常識的に考えて厳しい感じはします。

 

【消11 サトノルークス】

3歳秋に馬場や展開に全て恵まれてセントライト記念と菊花賞を好走。ただ、古馬になってからはさっぱりな戦績で、レベルの低かった鳴尾記念と小倉記念で何も出来ずというのはちょっと・・・開幕週の馬場が合う馬にも見えませんし、今回は厳しいんじゃないだろうか。

 

【推奨買い目】

三連複 10,4→9,2,5,3,6 本線ベース

三連複 10,4→9,2,5 重ね買い

三連単2頭軸マルチ 10,4→8,7 本線

 

【買い目及び予想のポイント】

ここはもう平場のレースだったら真っ先に回避していたはず。考えれば考えるほどラヴズオンリーユーになってしまうのですが、そこを本命にしても面白くないので◎ジナンボーとの2頭軸を買います。少額で上手くハマってくれれば・・・

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