阪神カップ2023の予想を公開!
公開日:
:
最終更新日:2023/12/27
重賞レース考察・予想
阪神カップ2023(阪神芝1400m)の予想です。
12月23日に阪神競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はママコチャ、アグリ、グレナディアガーズ、ララクリスティーヌなど。阪神競馬場の芝1400mで行われるGIIです。
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阪神カップ 2023 予想
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阪神カップのレース概要
阪神芝1400mで開催される暮れの名物重賞。古馬混合の阪神芝1400m重賞は阪神カップと阪急杯で年2回行われますが、とにかくこの条件はリピーターが強いのがレースの特徴。過去5年の結果だけを見てもグレナディアガーズ、ダノンファンタジーが連続好走していますし、一昔前はキンシャサノキセキやサンカルロ、リアルインパクトなどがやたらに連続で好走していました。それだけ特殊な阪神芝1400m適性が問われるレースと見ていいでしょう。
リピーターが強いのと同時にこのレースはマイル重賞、マイルGIで実績がある馬が非常に強いレース。過去4年の好走馬は全てこれに該当しており(2018年は特殊な前残りレースであんまり参考にならなそう)、、、
ダイアトニック=京都金杯2着
グレナディアガーズ=朝日杯FS1着
ラウダシオン=NHKマイルカップ1着
ホウオウアマゾン=アーリントンカップ1着
ダノンファンタジー=阪神ジュベナイルフィリーズ1着
マルターズディオサ=阪神ジュベナイルフィリーズ2着、チューリップ賞1着
インディチャンプ=安田記念1着、マイルチャンピオンシップ1着
グランアレグリア=桜花賞1着
フィアーノロマーノ=ダービー卿チャレンジトロフィー1着
メイショウショウブ=デイリー杯2歳S1着、ニュージーランドトロフィー1着
ご覧の通りで過去4年の好走馬は全てマイル重賞、マイルGIでの実績がありました。暮れの荒れ馬場の阪神芝1400mで行われるレースなので、スプリント寄りのスピードよりもマイル寄りのスタミナが問われるということもありますし、そもそもスプリント路線よりもマイル路線の方が強い馬が多いということじゃないでしょうか。
毎年それなりにメンバーが揃うレースではありますが、過去5年で1番人気は2勝のみ。三連複も3回万馬券が出ていますし、メンバーは揃うが波乱は起こるレースと言えそうです。
データ的な見地からの考察
阪神芝1400mは激流ペースになりやすいので基本的に短縮ローテが有利な舞台。体力が未完成の若駒レースほどではないですが、こうして見ても短縮ローテの馬の成績が優秀に見えます。前述の通りでマイル重賞、マイルGIで実績があるような馬が強いレースなので、そりゃ短縮ローテが有利にはなりますよね。
延長ローテが不利のレースということで、前走GIでもスプリンターズS組の成績が微妙。今年もスプリンターズステークス組が人気の中心になりそうですが、果たしてどこまで信用していいものか。
ラップ的な見地からの考察
阪神芝1400mは最初のコーナーまでの距離が長いためにテンのスピードは速くなる舞台。過去5年のレースラップを見ても前半3ハロンは34秒前後で推移していますし、基本的には速い流れになるレースと見ていいでしょう。
前半が速いペースになるからといって差しがズバッと決まるわけではないのが阪神カップの特徴で、内回りコースを使用するために差し馬がズバッと差し込んでくる前に好位からじわじわと伸びる馬がゴールに辿り着いてしまいます。阪神カップがやたらリピーターの活躍が目立っているのは、こういう好位じわじわ系の馬がドンピシャで適性がハマるからなんでしょうね。
血統的な見地からの考察
昨年好走の3頭は全てセントサイモン系を内包。1着馬ダイアトニック、3着馬ラウダシオンは3代上までにセントサイモン系を持っていましたし、トキオリアリティーの系統のラウダシオンやインディチャンプが好走しているのもセントサイモンの力が働いているからでしょう。
一昔前はフジキセキ系統のキンシャサノキセキ、ロサギガンティア、イスラボニータなどが毎年激走していましたが、これもおそらくフジキセキが持っているセントサイモンの影響。とにかくこのレースはセントサイモン系を内包している馬が強いと覚えておきたいです。
レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?
阪神競馬場は今週で最終週。先々週まではイン伸びの高速馬場でしたが、先週金曜に雨が降ったことで馬場が激変。先週日曜は風の影響があったにしてもタフな馬場でしたし、時計こそ出る馬場になってもタフさは残るんじゃないでしょうか。
スプリンターズSを勝利したママコチャ、スプリンターズSで人気に推されたアグリ、そしてこのレースで勝利実績のあるグレナディアガーズなどが出走して豪華なメンバーレベル。ただ、ママコチャとアグリはこのレースで鬼門の1400m以下のレースでしか実績がなく、なおかつスプリンターズSからの延長ローテ。外枠からウイングレイテストが主張すればそれなりにペースも流れそうですし、ここは阪神カップの例年の傾向通りに「リピーター」「マイル重賞実績」「短縮ローテ」の3点を重視して予想を組み立てたい。
考察まとめ
【レース質】持続力が問われる特殊条件。<□■■□>
【波乱度】メンバーレベルは高くなるが案外波乱が起こる。
【ラップ特徴】テンから速いペースになっての持続力勝負。
【血統特徴】とにかくセントサイモン系内包馬が強い。
【狙えるタイプ】阪神芝1400m適性が高い馬(リピーター)。
【狙えるタイプ】マイル重賞、マイルGIで実績がある馬。
【狙えるタイプ】距離短縮ローテの馬。
阪神カップ 2023の印
【本命 ◎10 グレナディアガーズ】
素質的にはマイルの距離も十分に走れる馬だが、前進気勢が強くてパワーに溢れているためマイルでは掛かって最後に失速してしまう。一方でスプリント適性には欠けるので1200mでは追走が厳しいタイプで、いかにも1400mがベストという1400m巧者。
460キロぐらいしかない割にパワーに溢れて制御が難しそうな馬で、これまで日本人騎手で上手く乗れていたのは川田騎手のみ。福永、池添、岩田望来といった当たりの柔らかい騎手では上手く御せないようで、近3戦の負けに関しては岩田望来騎手が上手く乗れていなかったことが全てと見ていいか。
阪神カップは一昨年に強敵相手に完勝、昨年は長期休養明けでハナ差2着。どう考えてもこの条件ベストのリピーターで、前走のスワンSはイン先行有利レースで岩田望来騎手がおっかなびっくり騎乗で最後方から大外ぶん回しでは届かないのも当然。休み明けでしたがまともな騎乗であれば3着には来ていたでしょうし、まだ能力的な衰えはないと見て良さそう。
今回は叩き2戦目で昨年より明らかに臨戦過程が良いですし、調教の動きも抜群でいかにもここを狙っている感じ。パワータイプなので前走の京都より坂のある阪神コースの方が良いですし、何よりも鞍上にこのカタカナ騎手を確保できたのが大きい。しっかりと位置を取った上で剛腕でガッチリ折り合うというこの騎手のスタイルにドンピシャでハマりそうな馬ですし、近3戦の負けでママコチャ、アグリより人気を落とすなら妙味抜群では?
【対抗 ◯3 エエヤン】
デビュー当時から前進気勢が強かったパワーとスピードを備えたタイプ。掛かり気味に先行しながらパワーで押し切る競馬がベストなはずで、マイル戦なら淀みなく流れて直線が短い中山コースがベスト。それ以外のマイル戦では直線スピードに欠けるのでキレ負けしてしまいますし、ここ2戦は毎日王冠、マイルCSと舞台が合わない上に相手も強くて仕方がない敗戦。
今回は初の1400mとなりますが、折り合いに課題があってパワーとスピードを備えたタイプだけにいかにも適性が高そう。阪神カップはマイル重賞実績がある馬が有利ですし、前走マイルからの短縮ローテも有利。この枠なら何か逃げ馬に行かせてインの2番手という最高のポジションが取れそうですし、一気にパフォーマンスを上げてきてもいいか。いかにもな穴馬ではありますが、今年の3歳マイル路線のレベルが怪しいので本命にまではできず。
【単穴 ▲6 ピクシーナイト】
3歳でスプリンターズSを勝利した時は完全無欠のスプリンターという感じだったが、もともとデビュー当時は制御の効かないパワータイプの馬で、シンザン記念でもマイル戦をパワーとスピードで押し切ったような馬。もともとの素質が高かったので全盛期はスプリント戦で溜める競馬でも活躍したが、本質はこれだけの大型馬ですからパワーを活かしてこその馬でしょう。
悲運な香港の事故から復帰して3戦は結果が出ていませんが、どれも最後まで脚は伸ばしていて全てが衰えたわけではなさそう。さすがに全盛期の状態にはないですが、最後までじわじわと伸びるあたり本質的なパワータイプの馬としての持ち味はまだ備えているように見えます。
そんな馬だということを考えると復帰から3戦の戸崎騎手の人選は微妙。ふんわり乗って溜める脚を活かす騎手に合う馬ではなくなっている可能性が高く、今回はスパルタ先行策が売りのムルザバエフ騎手への乗り替わりはいかにも魅力的。コメントを見ても先行策を示唆していますし、ホウオウアマゾンが行き足つかなくなってきていてウイングレイテストが大外枠となるとハナを奪える可能性もありそう。シンザン記念のようなパワーとスピードで押し切るような競馬ができれば一変しても驚けない。
【特注 ☆4 ウインマーベル】
短距離路線をメインに使われているが、父アイルハヴアナザー×母父フジキセキの配合ではさすがに一線級のスプリンター相手ではスピード負けしてしまう感じ。これまでの戦績を振りかえっても強い競馬を見せたのは3歳時の橘Sと今年の京王杯スプリングカップですし、1200mよりも少し距離が長い1400mぐらいに適性がありそうな馬に見えます。
近走は出遅れ癖を発症してしまいなかなかスムーズな競馬ができず。スプリンターズSも出遅れがなければ3着はあった内容だと思いますし、今年に入ってからの敗戦のほとんどが出遅れなのであんまり馬柱を気にする必要はなさそう。前走のスワンSは4着でしたが、大外枠から終始外外を回らされましたし、パワータイプの馬なので直線平坦の京都も合わなそうな感じがしました。
今回は阪神芝1400mという条件は考えられうるベスト条件に見えますし、偶数の内枠という最高の枠もGET。スタートさえ決めればエエヤンの直後ぐらいの絶好位を取れそうですし、十分に好勝負になっていいか。阪神カップは異常なほどにセントサイモン持ち、フジキセキ系統の血統が走るレースですし、母父フジキセキのこの馬はいかにも走りそうです。
【ポジショニングマップ】
【推奨買い目】
単勝 10 グレナディアガーズ 本線
ワイドBOX 10,3,6,4 (10→3,6,4は重ね買い) 本線
馬連BOX 10,3,6,4 (10→3,6,4は重ね買い) 本線
馬単 10→3,6,4 ボーナス
三連複BOX 10,3,6,4 ボーナス
【買い目及び予想のポイント】
今年の阪神カップは1番人気ママコチャ、2番人気アグリがどちらも適性合致ゾーンから外れる上に外枠というのがポイント。もともと阪神カップは人気馬の信頼度が低いレースですし、この2頭が人気を吸ってくれる分で適性ベストで能力最上位の◎グレナディアガーズはだいぶ妙味が出そう。単勝5倍はつくんじゃないだろうか。
それ以外に買いたいのが3頭しかいないので、4頭BOX気味の馬券を買いつつ、ムーアを信頼してグレナディアガーズがきっちり差し込んでくる想定での重ね買いをしたい。
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