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オールカマー2020の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2020/10/01 重賞レース考察・予想

オールカマー2020(中山芝2200m)の予想です。

9月27日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はカレンブーケドール、ミッキースワロー、ステイフーリッシュなど。中山競馬場の芝2200mで行われるGIIです。

 

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中山好調続きです!

9/21中山3R→1万9000円◎

9/20中山1R→1万5000円◎

9/13中山4R→9万6000円◎

9/13中山6R→2万円◎

9/12中山3R→2万9600円◎

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オールカマー週も期待!

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オールカマー 2020予想

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オールカマーの週中分析記事はこちらから

 

予想の根拠

中山芝2200mという条件は非主流条件でロングスパートからの持続力勝負になりやすい舞台で、「ちゃんとしたレース」になればしっかりとスタミナや地力が問われて見どころ十分の素晴らしいレースになる印象。

ただ非主流条件なために秋の東京GIや菊花賞に繋がりにくいこともあってか、このオールカマーやセントライト記念は近年、出走頭数が減少傾向。せっかくロングスパートからの持続力勝負で面白い舞台設定ながら、大したメンバーも集まらずに少頭数でスローペースの展開になることが多く、近年はなんだかなぁという凡戦になることが多い。もう先週のセントライト記念なんてその典型例のようなレースだったか。

今週のオールカマーも出走メンバーを見ただけでそのセントライト記念のデジャヴ感がする印象。大して強い馬もいない上にフィエールマンが直前回避。頭数は9頭しか揃いませんでしたし、逃げ馬もジェネラーレウーノだけなので厳しい流れなんて期待しても無駄でしょう。

これがローカルの競馬場で、モチベーションの高い若手騎手が何人か乗っているようなレースならまた話は違うのですが、もう今年のオールカマーは何の新鮮味もない関東のベテラン騎手がズラリと揃った感じ。もうそれぞれの騎手キャラを考えてみても、、、

 

クレッシェンドラヴ=内田 → 溜めて外を回すいつもの競馬をしそう

サンアップルトン=柴田善 → まずいつも通りの後方から外を回す競馬

ミッキースワロー=横山典 → この中では数少ない何をするかわからない騎手

センテリュオ=戸崎 → 良くも悪くもMr.オーソドックス。後方から差す競馬か

ジェネラーレウーノ=三浦 → 陣営から逃げオーダー出ている

アウトライアーズ=丸田 → 馬キャラ、騎手キャラどちらも最後方が定位置

ステイフーリッシュ=田辺 → 陣営オーダーで2番手を取りに行きそう

カレンブーケドール=津村 → この中では数少ない自在型、この相手なら先行策か

オウケンムーン=北村宏 → 怪我から復帰後は消極的な騎乗多、馬も休養明けだけに

 

もうレースの途中で展開が動くことなんて微塵も考えにくいような騎手ばかり。

ジェネラーレウーノが楽に逃げて、2番手にステイフーリッシュという隊列を途中で崩すような競馬をしてくる騎手がいないので、この隊列のままに4コーナーまで進みそうな感じがします。

もうそういう競馬になれば、先週のセントライト記念を見ても圧倒的に有利なのは前に行った馬になるはず。歴史のあるGIIレースですし、本当のところを言えば手に汗握る熱い激戦が見たいのはやまやまですが、おそらく今週もセントライト記念と同じかそれ以上の凡戦になると見て予想を組み立てました。

というわけで予想の発表。

 



 

 

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オールカマー 2020の印

【本命 ◎8 カレンブーケドール】

まず考えたいのは今の中距離路線において「GIII」と「GI」の間にはかなり大きな壁があるという点。昔とは違ってGIを狙える有力馬がステップレースを使うことが少なくなりGIに直行することが多くなったことで、GIII程度の重賞のレベルがガタ落ち。条件戦からの格上挑戦馬が当たり前のようにGIIIで馬券に絡むようになりましたし、一方でそういったGIIIで活躍した馬が満を辞してGIやハイレベルなGIIに挑んでも、レース数をあまり使わない一線級の馬に全く歯が立たず・・・という傾向が強くなっています。

この馬は後者にあたる馬で、レース数こそ使っていませんが大体がGI及びハイレベルGIIへの出走。今の中距離戦線の最強クラスであるクロノジェネシスと互角の競馬ができている点を見ても今回のメンバーでは能力最上位でしょう。

母父スキャットダディ及び南米牝系の色が強く出たのか、父のイメージとは裏腹にスパッとはキレない持続力型のタイプですし、道悪馬場やタフ馬場は相対的にプラスにできるようなタイプ。今回のメンバーなら馬のキャラクターや鞍上の性格を考えても位置を取りに行きそうですし、スローペースの凡戦を3番手ぐらいでじっくり構えるような競馬ができそう。前述の通りで、もう今回のメンバーなら戦ってきた相手が違うと思うので、あとは前に行く格下馬を交わしたところがゴールという感じになりそうです。

 

【対抗 ◯7 ステイフーリッシュ】

とにかくキレない持続力型のスタミナタイプで、決め手が一切問われないレースなら重賞でも通用する馬。今までのキャリアを見ても綺麗に上がりがかかる持続力勝負だけ好走していますし、その中でも2200mの距離は京都新聞杯と京都記念を勝利、AJCCでも2着と非常に好相性となっている。

今回は先行馬が少ないので楽々とジェネラーレウーノの2番手のポジションが取れそう。おそらく屈腱炎明けのジェネラーレウーノはあっさりと垂れると思いますし、そうなれば馬なりで早め先頭という最高の形が取れるかも。まぁそれでも致命的にキレないので直後にいる馬には交わされそうですが、この条件でスローペースの凡戦なら2,3着にはまず来れると思います。

 

【単穴 ▲3 ミッキースワロー】

5歳夏ぐらいまではGIでも通用するぐらいの馬と見ていたが、どうも最近は若干の衰えが見える印象。それでも天皇賞で好走したじゃないかという声もあるかもしれないが、天皇賞春はGIなんてとても言えないほどの凡戦で、その離された3着を特に評価する必要はないだろう。まぁそれでもこの条件で今回のメンバーに入れば能力上位と言うのは当然。

そして何よりも横山典弘騎手というのが怖いところで、こんなスローペース見え見えの展開となれば今までの脚質なんて無視して先行策を取ることも十分にありそう。少なくともこの馬より内のサンアップルトンとクレッシェンドラヴよりは前目のラチ沿いの位置が取れそうですし、そこでじっとして直線で脚を使えればさすがに今回のメンバーなら上位争いになるか。

 

【特注 ☆1 クレッシェンドラヴ】

重賞2勝の実績の持ち主だが、重賞での好走はほとんどが馬場と展開に完全に恵まれてのもの。今回は中山芝2200mという条件自体は良いと思うが、果たして内田騎手がこの1枠を活かした競馬ができるかが疑問。出していけばインの4番手ぐらいが取れるメンバーだが、リズム重視で後方から外を回す競馬になる感じも。まずスローペースの凡戦になるはずなので、そうなるとそういう戦法ではリスクがあるだろう。

 

【△4 センテリュオ】

近走はスタート難が出ている感じで後ろからの競馬に。今回は少頭数で見え見えのスロー濃厚なので前に行ければ面白そうだが、戸崎騎手のコラムを見る限り「ポジションは後ろになるイメージ」との事。おそらくは土曜日の芝レースでのラッシュアップのような直線に賭ける競馬をしてくるはずで、相対的な瞬発力の差で2,3着はありえそうだが、勝ち切るイメージはない。

 

【△5 ジェネラーレウーノ】

セントライト記念を勝っているようにこの舞台も得意ですし、まともなら今回のメンバーぐらいは楽に振り切って勝利しておかしくない馬。ただ今回は屈腱炎からの1年8か月の休養明け。しかもその屈腱炎は普通の馬なら引退やむなしのような重症だったらしいですし、そこからの復帰戦となるとさすがに厳しいか。まず楽逃げ可能でしょうし、スローの凡戦確定と見ているので展開利を見込んで一枚抑えておきます。

 

【△2 サンアップルトン】

日経賞はいきなりの重賞挑戦で見せ場十分の4着だったが、ミッキースワローとは差の感じるレース内容。まだ若い馬なのでここからの成長もありそうだが、陣営コメントを見る限り今回は休み明けでまだ太いとの事。完全なスタミナタイプに見えるのでこういう馬はあまり休み明けから動ける感じはしない。抑えまで。

 

【推奨買い目】

馬単 8→7,3 大本線

馬単 8→,1,4,5,2 抑え

三連複 8,7→3,1,4,5,2 抑え

三連単 8→3,7→3,7 ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

ここはただ1頭だけGI級の能力ある◎カレンブーケドールが出走している感じですし、条件や馬場、展開もこの馬に向きそう。ジェネラーレウーノが早々にバテて、◯ステイフーリッシュが早め先頭の展開になることが濃厚。京都記念のレース結果を見てもこの2頭には相当な能力差がありそうなので、まずカレンがあっさりと差し切って勝てるんじゃないでしょうか。ステイフーリッシュを差すとしたらノリさんが位置をとって完璧な競馬をしてきそうな▲ミッキースワローぐらいと見て、◎→◯▲の馬単を当てたいレースです。それ以外の馬券は抑えかボーナスです。

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