【秋華賞2020の予想ヒント】ローテーションや馬場、展開などを分析考察します
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GIレース考察・予想
秋華賞2020(京都芝2000m)の考察です。
10月18日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はデアリングタクト、リアアメリア、レイパパレ、パラスアテナなど。京都競馬場の芝2000mで行われるGIです。今回の記事ではローテーション、馬場、展開などを考察いたします。
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ローテーション分析
秋華賞に向けたローテーションはもう4つに絞られると言って良さそう。
ローズS (4-6-7-56)
紫苑S (2-2-0-15)
オークス (2-0-0-11)
条件戦 (0-2-3-27)
最も重要なステップレースは今も昔のローズステークスで間違いないはず。一時期はもうローズステークス組以外は用無しと言っていいぐらいの好走率を誇っていましたし、やはり今もローズステークス組は注目せざるを得ないでしょう。
ただ、近年は紫苑ステークスが重賞に昇格したことで一気に存在感を上げている印象。このレースをステップにヴィブロスやディアドラが秋華賞を制しましたし、重賞に格上げされたことでノーザンファームの有力馬が使い分けでこちらを選ぶことも多くなってレースレベルが上がっていると思います。
そして、近年では外厩の充実により、あえて前哨戦を使わずのぶっつけで秋華賞に挑む馬も増えてきた感じ。今年もデアリングタクトやウインマリリンがこのローテーションになりますが、アーモンドアイとは違ってノーザンファーム産ではない馬のこのローテーションがどう出るかはポイントです。
条件戦組もそれなりに好走馬は出ている感じ。今年ならばレイパパレあたりが抽選を突破すれば人気必至でしょうが、しっかりとトライアル組との能力比較は行いたいところです。
馬場分析
先週の京都芝は土曜日が大雨の影響を受けて不良馬場スタート。それでもよほど露盤の状態が良かったか、それなりに時計が出る馬場にはなっていましたが、その雨の影響は大きかったようでおよそ開幕週とは思えない外差しがきっちり決まる馬場に。
近年の京都芝の傾向を見ても、一度雨が降って荒れるとタフ馬場化しますし、なんだか土曜日は少し雨が降りそうな天気予報。高速馬場で立ち回りセンスが要求されるようなレースになるとは思えません。
展開分析
※抽選対象となっているクラヴェル、ソフトフルート、ダンツエリーゼ、フィオリキアリ、ミスニューヨーク、レイパパレは載せていません。あんまり展開に影響を与えそうな馬もいないので・・・
逃げタイプ
不在
今回の秋華賞は逃げたことがある馬がほとんどいないメンバー構成。と言ってもスローペース確定というわけではなさそうで、昨年もそんなメンバーだったのにビーチサンバが突然逃げて速い流れになりました。おそらくは以下にあげる先行タイプの馬のどれかが逃げることになりそうです。
先行タイプ
アブレイズ
ウインマリリン
マルターズデイオサ
リアアメリア
逃げタイプがいないので逃げるのはこの4頭のどれかになるか。アブレイズは藤井勘一郎騎手、ウインマリリンが横山武史騎手、マルターズディオサが田辺騎手、リアアメリアが川田騎手。どれもかなり積極的に乗る傾向がある騎手(田辺騎手に関してはその逆もありますが)ですので、どれかが奇策を打って逃げることになるか。
私のイメージではアブレイズがここは逃げる戦法をとってくるんじゃないかと見ています。
自在タイプ
ウインマイティー
クラヴァシュドール
サンクテュエール
パラスアテナ
ホウオウピースフル
ミヤマザクラ
どんな競馬でもできそうなのはこれらの馬たち。こういうタイプの馬は以前の高速馬場で行われていた秋華賞では強調できましたが、今のタフ馬場での秋華賞では相対的に妙味がなくなった感じ。穴っぽい馬はそれなりにいそうなので、鞍上がどう乗ってくるかがポイントになりそうです。
差しタイプ
オーマイダーリン
デアリングタクト
ムジカ
3冠がかかるデアリングタクトも後方から差す競馬をしてきそう。以前の秋華賞ではこういうタイプは「危険人気馬」と捉えることもできましたが、今のタフ馬場での激流戦となると逆にこういうタイプの馬は向きそうな感じに。デアリングタクトは能力も抜けきっていて、なおかつ牝馬3冠の条件の中ではこの秋華賞が最も適性的に合いそうな感じがするので、アーモンドアイのようにあっさりと突き抜ける可能性も十分にありそうです。
考察まとめ
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