小倉・札幌の馬場傾向変化と馬場読みの重要性
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雑記
もう多分知らない人はほとんどいないと思いますが、ここ最近のJRAの芝コースはとある機械の導入で全く今までと違う馬場になってるんですよね。
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もし本当に知らないのであれば、これは勉強したほうがいいと思います。
シャタリングマシンとエアレーションとバーチドレンとエクイターフ、この4つのキーワードを知らずして現代競馬を予想することはできません。
というわけで、今週は中間に雨が降らなかったので、馬場傾向が読みやすそう。ちょっとだけ馬場傾向を書いてみます。
どの競馬場も差しが効くようになっている
シャタリングマシンの導入によるエアレーション作業の導入は、ここ最近ではエクイターフの導入くらい革命的なことだと思っています。
↑の文章の意味が全くわからない人は芝の基礎知識の本及び馬場関連の本を少しは読んでください。
で、このシャタリングマシンの難しいところは、JRAが今「馬場を軟らかくしよう運動」をしているわけですが、例えばシャタリングマシンを導入したとして、その年から一気に馬場傾向が変わるというわけではないということ。
新潟競馬場にシャタリングマシンが導入されたのは、私の記憶では2011年。で、顕著に夏の新潟の芝コースがおかしくなったのは2013年からだったと思います。
ちょっと勘違いしている人もいると思うんですが、小倉コースがシャタリングマシンを導入したのは今年からではありません。確か2013年から導入しているはず。それが去年はそうバレずに例年通りの小倉な感じで進んでいたのですが、先週の小倉の芝を見ればまるでおかしい馬場でしたよね。
札幌に関しても似たようなことが言えるかも。こちらも2013年からシャタリングマシンを導入して、ようやく馬場傾向に変化が出つつあるといったかんじです。
思えば東京競馬場もここ数年は本当に開幕週なのに差しが決まるなぁという開催があります。東京競馬場で一番最初にそれを感じたのですが、調べてみたら東京競馬場でシャタリングマシンを導入したのは2009年からでした。
それが数年遅れで新潟に起き、小倉や札幌にも今夏起きているというわけです。
馬場は生き物なんで、いきなり一変はしませんが徐々に傾向が変わってきます。それを掴めずにずーーーっと「小倉開幕週は先行馬だけ買えばいい」みたいな格言をたれているようじゃプラス収支は無理でしょう。
常に新たな知識を入れて、傾向を読み取りつつ、他の人にバレる前に狙い撃つ。これがこのサイトを読んでいる人に実践してほしいことです。
一例を挙げれば、昨秋の福島開催はなんか変だなーと思いませんでしたか?
例年、外差しの大穴などが決まっていた福島記念が全部インを通った馬で決着。福島って林修先生が「開催後半はとにかく外差しが決まるから楽しい」と言っていた競馬場でしたが、ここ最近の傾向を見ていると全くその傾向が変わってきている。
これは確実にエクイターフの影響とみています。一番傷みやすい時期に行われていた福島開催がエクイターフの影響で開催後半まで芝が持つようになってきている。しかも調べてみると福島コースは他のコースよりも試験的にエクイターフが広範囲に導入されてるんですよね。
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