【ジャパンカップ2018の予想ヒント】ローテーションや馬場、展開などを分析考察します
公開日:
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最終更新日:2018/11/21
GIレース考察・予想
ジャパンカップ2018(東京芝2400m)の考察です。
11月25日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はアーモンドアイ、サトノダイヤモンド、スワーヴリチャード、キセキなど。東京競馬場の芝2400mで行われるGIです。今回の記事ではローテーション、馬場、展開などを考察いたします。
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ジャパンカップ 2018 考察
ローテーション分析
近年では京都大賞典やアルゼンチン共和国杯からの臨戦組の活躍も目立っているが、やはり前走のレースレベルを考えれば天皇賞(秋)から臨んでくる馬の活躍が顕著。
前走天皇賞秋 (5-5-7-48)
今年の天皇賞(秋)も1:56:8とかなり速い決着でレベルは高そうですし、単純にレースレベルやメンバーレベルで考えるならば前走天皇賞(秋)組が最有力と見ていい。
ただ、天皇賞(秋)は先行馬不在で超スローが予想されていた割に、川田騎手のキセキが奇策の逃げを打ったおかげで実に締まったミドルラップ戦に。
12.9 – 11.5 – 11.8 – 11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.3 – 10.9 – 11.6 – 12.0
前半1000mだけを見ると59.4なのでスローペースと言っている解説者もいますが、そのスロー部分のほとんどが最初の1ハロンに凝縮されているようなラップ構成で、2ハロン目から最後までずーーっと緩まないスーパーポテンシャル戦。こんなラップ構成がスローペースなわけがなく、相当に疲労が出るレースだったことは間違いない。
実際に後方からほとんど競馬をしていないマカヒキですら疲れが取れないで回避となりましたし、ほとんど競馬をしていないスワーヴリチャードは大丈夫そうとはいえ、自分でこのラップを作り出したキセキあたりは果たして余力が残っているんでしょうか??
トニービン持ちですし、いかにも距離延長が向きそうで、人気的にも穴党がギリギリ買える4番人気になりそうなキセキ。もう玄人層はここにこぞって取り付いてキセキ本命だらけになると見ていますが、ローテーションの分で不安はありと見ています。
馬場分析
先週の東京の芝はコース替わりがあったということもあるが、とにかくイン先行で上手く立ち回った馬しか上位に来れない馬場。東スポ杯2歳Sや赤松賞なんてその典型のようなレースでしたし、今週末も同じような馬場傾向になりそう。
毎年のようにジャパンカップは内枠が有利で、いかにイン好位で上手く立ち回れるかというレースになりがち。今年はここ数年以上にインの馬場が有利な傾向になりそうなので、枠順は非常に重要になりそうな感じがしています。
展開分析
逃げタイプ
ウインテンダネス
先行タイプ
カプリ
ガンコ
ノーブルマーズ
自在タイプ
キセキ
サトノクラウン
サトノダイヤモンド
シュヴァルグラン
スワーヴリチャード
差しタイプ
アーモンドアイ
サウンズオブアース
サンダリングブルー
ハッピーグリン
ミッキースワロー
おそらく逃げるのはウインテンダネス。前走は松岡騎手が意味不明なスローペースを作り出して最後はキレ負け。陣営もあれを見て今回するべき競馬は確信したはず。
[アルゼンチン共和国杯] 1-1-1-1 自身の上がり33.6
7.2 – 11.8 – 11.8 – 12.9 – 12.9 – 12.6 – 13.3 – 13.0 – 12.6 – 12.3 – 11.1 – 11.0 – 11.2
[目黒記念] 5-7-6-5 自身の上がり34.1
7.3 – 11.4 – 11.5 – 12.7 – 12.4 – 12.0 – 12.0 – 12.1 – 12.0 – 11.8 – 11.4 – 11.3 – 11.8
[緑風S] 1-1-1-1 自身の上がり34.7
13.1 – 11.2 – 12.5 – 12.5 – 12.3 – 12.1 – 11.7 – 11.3 – 11.5 – 11.2 – 11.5 – 12.0
カンパニー産駒でグレイソヴリンの良さを前面に押し出したような馬。とにかくスピードの持続力を活かすレースラップでこその馬で、緑風ステークスでは自分で逃げて6ハロンの超ロンスパ戦に持ち込んでの圧勝。この時のパフォーマンスができれば今回のジャパンカップで馬券圏内に食い込んでもなんら驚けない。
目黒記念では控える競馬を選んだが、スローペース寄りながらラスト4ハロン戦になったことでインから最後に伸びて1着。それがアルゼンチン共和国杯では自分で逃げておきながら極端なラスト3ハロン戦に持ち込んでの4着。松岡騎手は本当にこの馬の過去のレースを見ていたのか?と疑いたくなってしまうのも否めない。
普通に考えれば、秋の最大目標であるこのジャパンカップで陣営はウインテンダネスの持続力を最大限に活かす競馬をしたいはず。そうなった時にキセキやノーブルマーズ、ガンコといった逃げるかわからない馬たちに付き合って控えてキレ負けするよりかは緑風ステークスのような自分で得意なラップに持ち込む展開を選ぶ感じがします。
先週の東京の芝を見ていると、無理矢理に外を回すような馬は軒並みアウトという感じの馬場。ウインテンダネスが持続力勝負に持ち込むといっても前半はおそらくスローになるでしょうし、そこから早めにペースが上がって縦長の隊列になりそう。そうなるとイン好位で脚を溜めている馬しか上位に来れないという反則的レースになる可能性は高そう。アーモンドアイはそれでも地力で格好はつけてくると思いますが、それ以外は枠順と位置取りで勝敗が決まりそうな感じがします。
前走は陣営コメントを見ても完全な叩き台条件だったはずで、そのレース内容も道中で折り合いを欠いてスムーズなレースができていませんでした。
能力がGIでも通用すること、そして東京の長丁場が得意なことも既に証明済みですが、その割に今回も全く人気にはならないはずで、もし内枠が引けたらかなりの確率で好走できるはず。期待大の爆穴候補です。
一方でちょっと危ういと思っている人気馬パート2はこちら。
↓↓↓
野菜や魚などと同じで競走馬にも旬というものがあります。3〜4年程度のサラブレッドの競争生活の中で、その最大の力を発揮できるのはおよそ1年ぐらいなものではないでしょうか。
この馬の旬は昨年だったはずで、ここ2戦を見ても完全に能力が落ちています。その割にここ2戦はレースレベルが低かったおかげで格好をつけており、衰えが顕著に見えてはいない感じですが、今回はさすがに一気に衰えを露呈すると見ます。
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火曜日に先週の重賞回顧を配信します。後ほど下記に詳細を書いておりますが、金曜日に配信する重賞まとめデータに結果を書き入れた形のPDFファイルとしても配信します。
【水曜日】地方競馬の重賞予想
地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。だいたい地方競馬の重賞は水曜日に行われるので、水曜日にメルマガにて予想を配信しております。
※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。
【木曜日】中央競馬の全レース回顧
木曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。
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これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。
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金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
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土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
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