【NHKマイルカップ2018の予想ヒント】過去データやローテ、血統などを分析考察します
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GIレース考察・予想
NHKマイルカップ2018(東京芝1600m)の考察です。
5月6日東京競馬場で開催され発走時刻は15:40です。出走馬はタワーオブロンドン、ギベオン、テトラドラクマ、ケイアイノーテック、カツジ、パクスアメリカーナなど。東京競馬場の芝1600mで行われるGI戦です。今回の記事では過去データやローテーション、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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NHKマイルカップ 2018 考察
過去5年のレース傾向
怒涛の連続GIの第2戦として行われるNHKマイルカップ。どうやらレーティング的にもGIの地位を維持するギリギリのところにあるらしいが、その印象は競馬ファンも抱いているはずで、クラシック脱落組のボーナスレースというイメージが最近は根付きつつある。
そんなイメージではあるがアエロリット、メジャーエンブレム、ミッキーアイルなどは普通に強いマイラーでしたし、この東京芝1600mを淀みない流れで1分32秒台の時計で走るなんていうのは弱い馬では出来ないこと。ただ、そんな地力問われるレースながらリエノテソーロ、タガノブルグ、キングズオブザサン、マイネルホウオウ、インパルスヒーローなど、このレース以降で全く活躍しない早熟タイプの馬が穴を開けるケースも多く、非常に馬の取捨は難しいレースと言える。
基本的には「高速馬場」で「淀みないペース」で流れて「スピードの持続力」が問われるのがNHKマイルカップの特徴。直線の長い東京コースではあるが、そこまでスローペースになる事もないので直線は切れ味勝負というよりは持久力勝負になりがち。この時期の東京コースは高速馬場にもなるので、速い時計で終始淀みないラップを走り切れる馬が好走できるレースと言えるだろう。
ローテーション分析
どの馬もまず最初に目指すのはクラシックの舞台。最初からNHKマイルカップを目指している馬というのは少なく、基本的に牡馬牝馬クラシック戦線よりもマイル路線の方がメンバーレベルは低くなりやすい。よって、NHKマイルカップは牡馬牝馬クラシック路線から脱落した馬でも通用するというのが近年の傾向で、アエロリット、メジャーエンブレム、クラリティスカイと過去3年は桜花賞、皐月賞で負けた馬がここに照準を変えて勝利というケースが目立つ。
今年に関して言えばアーリントンカップが時期変更になったことにより例年よりもマイル路線の整備がなされた印象。NHKマイルカップへのステップレースとしてアーリントンカップが機能しやすくなった感じで、メンバーレベルもクラシックと遜色ないものであったと思います。ですので、あんまりクラシック路線組からの転戦というパターンばかりにとらわれるのはどうかと思います。
NHKマイルカップは東京芝1600mで前半から淀みなく流れての底力勝負になりやすいレース。距離延長で挑んでくる馬にとってはかなり厳しいレースになりやすく、過去5年でも距離延長ローテで好走したのはタガノブルグとインパルスヒーローのみ。基本的には同距離組と距離短縮組を重視するべきレースと言えるでしょう。
血統傾向
東京芝1600mというと直線が長いのでサンデーサイレンス系の切れ味が求められると思う人もいると思うがそれは間違い。東京芝1600mのハイレベル戦は前傾ラップになると最後はかなりのポテンシャル勝負になる傾向で、そうなると父が非サンデーサイレンス系の持久力と底力が最後に求められる。
特に東京芝1600mのハイレベル戦はヴァイスリージェント=フレンチデピュティの血統が爆走する傾向で、このNHKマイルカップでも過去5年でクロフネ産駒が2勝。クロフネ自体もNHKマイルカップを勝っていますし、とにかくこの条件で淀みなくペースが流れそうな時はヴァイスリージェント=フレンチデピュティは絶対的と言えるだろう。
それは何もNHKマイルカップだけでなく翌週に行われるヴィクトリアマイルにも言えること。ホエールキャプチャはこのコースを大得意としていましたし、今年もヴァイスリージェント=フレンチデピュティの血を持っている馬は絶対に注目したい。
父サンデーサイレンス系ではダイワメジャー産駒の活躍が顕著。前傾ラップで瞬発力よりも持久力が求められるレースになりがちなので、渋とくバテないダイワメジャー産駒の特性が活きるレースと言えるだろう。
考察まとめ
というわけで枠順発表前のNHKマイルカップの想定オッズはこちら。
枠順発表前の想定オッズ(当サイト予測)
人気 | 馬名 | オッズ |
1 | タワーオブロンドン | 3.8 |
2 | ギベオン | 5.1 |
3 | テトラドラクマ | 5.4 |
4 | カツジ | 6.0 |
5 | パクスアメリカーナ | 6.7 |
6 | ケイアイノーテック | 8.2 |
7 | レッドヴェイロン | 9.6 |
8 | プリモシーン | 18.2 |
9 | ミスターメロディ | 22.4 |
10 | ダノンスマッシュ | 32.8 |
11 | アンコールプリュ | 34.7 |
12 | フロンティア | 45.3 |
13 | デルタバローズ | 48.1 |
14 | ロックディスタウン | 52.0 |
15 | カシアス | 57.0 |
16 | ルーカス | 65.0 |
17 | リョーノテソーロ | 88.0 |
18 | ファストアプローチ | 152.0 |
傷の少ない戦績およびルメール騎乗という事でタワーオブロンドンが少し抜けた人気になりそう。それ以下の人気は非常に難しいがデムーロ騎乗という事でギベオン、クイーンカップ好走の牝馬が2連覇中という事でテトラドラクマあたりが次点の人気になるか。
カツジ、ケイアイノーテック、パクスアメリカーナ、レッドヴェイロンあたりまでは差の無いオッズになりそうで、例年のNHKマイルカップと同様にかなりの大混戦になりそうだ。
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一方でちょっと危ういと思っている人気馬はこちら。
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この馬に関しては間違いなく危険とは思わないのですが、昨年のカラクレナイに似たイメージを持っています。淀みない流れの東京マイルで伸びてくるイメージがあんまりありません。
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ここは以前と変わらず、重賞回顧データを配布します。なるべく月曜中に重賞は回顧をお届けできるようにいたします。
【火曜日】地方競馬の重賞予想
地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。だいたい地方競馬の重賞は水曜日に行われるので、火曜日の夜にメルマガにて予想を配信しております。
※地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開とする場合がありますのでご了承ください。
【水曜日】全レース分析
水曜日には前週に行われた全レース分のデータを配布します。
エクセルファイルにて競馬場ごとに新馬戦から上級戦まで、全てのレースの結果情報、レース回顧コメント、先週の結果分析のタイムランク情報などを載せたデータファイルになります。
正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。
これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。
ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。
また、エクセルでの全レース分析データの配信と同時に、メルマガ内にて前週の全レースの中で不利を受けたりペースに泣かされたりして次走は狙い目だと思われる馬を多数ピックアップしてお伝えしております。
↓こんな感じ↓
この次走注目馬リストをnetkeibaのMy登録馬に書きいれたり、JRA-VANのMy登録馬に書き込んでおけば、その馬が次に出走してきた時には狙い目が丸わかり!他のファンよりも間違いなく一歩先へ行った予想ができると思います。
【木曜日】新馬戦レビュー
木曜日は前週のレースの中でも特に新馬戦だけを抜き出して、そのレースレベルや勝ち馬の将来性についてを配信しております。
↓こんな感じ↓
水曜日に全レースの回顧を配信した上で、新馬戦に関してはここまで細かいレビューを出しています。まず他ではここまでの回顧は出していないでしょう。とにかく競馬を極めたいマニアな方のために新馬もここまでやっちゃいます。
【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。
このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。
【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目
土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。
これだけのボリュームあるコンテンツを毎日更新予定!!
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