【2016】日本ダービーの予想を公開!
公開日:
:
最終更新日:2016/05/28
GIレース考察・予想
今日は5/29(日)に行われる日本ダービーの予想です。東京芝2400mで行われるGI戦です。
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◆勝負情報・穴情報で大きく獲った!
第77回 オークス(G1)
◎シンハライト
○ビッシュ
▲チェッキーノ
馬連2点目:420円的中
3連複1点目:2070円的中
3連単:5790円的中
第76回 桜花賞(G1)
◎ジュエラー
○シンハライト
△アットザシーサイド
馬連1点目:960円的中
3連複:5650円的中
3連単:2万0330円的中
京都7日目11R都大路S
◎ナムラアン
3連単:1万8630円
東京6日目9R湘南S
◎ストーンウェア
3連単:8万0930円
京都5日目3R
◎トウシンダイヤ
3連単:6万6570円
新潟2日目11R谷川岳S
◎ピークトラム
3連単:5万6470円
新潟2日目7R
◎ミラクルアイドル
3連単:4万3580円
京都1日目2R
◎サトノワイバーン
3連単:15万9770円的中
東京2日目5R
◎マサノヒロイン
3連単:7万6210円的中
第13回 福島牝馬S(G3)
◎シャルール
馬連:1万1130円的中
第76回 皐月賞(G1)
◎サトノダイヤモンド
3連複:6000円的中
日本ダービー 予想
さて、競馬に関わる人、全ての人のための祭典。日本ダービーがやってまいりました。幸いにも天気は晴天。史上最強とも噂される今年の3歳馬の頂点を決める日にはふさわしい舞台が整いました。
まず、今年の日本ダービーを考える上で前提として考えたいのは、、、
皐月賞のレベルが異常なほど高いということ
スマートオーディンも例年であればダービーの有力馬として考えていいでしょうし、ヴァンキッシュランも2012年のフェノーメノくらいの能力はありそう。例年で言えば青葉賞2着のレッドエルティストくらいまでは候補として騒がれそうな能力がある馬です。それらの馬が「伏兵」扱いになってしまうぐらいに皐月賞のレベルが高かったというのがまず前提にあります。
そのレベルの高さは1:57:9という凄まじい走破時計でも証明されていますし、先週の結果分析の完全タイム差は-2.1という見たことないレベルのもの。それでいて勝ち馬のディーマジェスティの上がり3ハロン34.0は歴代2位の上がりですし、マカヒキの33.9は昨年のドゥラメンテと並んで歴代1位の上がり時計。それでいて昨年のドゥラメンテのような一頭だけ能力が違うような末脚に見えなかったのは、相対的に前の馬が止まっていなかったからでしょう。映像だけの比較で言えばマウントロブソンやエアスピネルくらいが昨年のリアルスティールくらいの走りをしている感じで、つまり掲示板に載れた馬くらいで例年の皐月賞では勝ち負けになっているはずなのです。
皐月賞があまりにのレベルの高さだったために、疲労も心配な感じはありますが、今年の有力馬はどの馬も最初から日本ダービーを目標としてきた馬ばかり。ぽっと出で皐月賞を好走してしまったような馬はいませんし、あの走りをしてもまだ余力はあると見ています。ロードクエストもNHKマイルカップで大外一気で2着に来ましたし、もう状態面はある程度信頼して、皐月賞上位馬は強いと見た方がいいはずです。
では、その皐月賞で外から差し切った勝ち馬ディーマジェスティが、そのレベルの高い皐月賞の中でも一段レベルが上なのか。2着のマカヒキが3着以下よりも能力が上なのか。
この問いに関しては、恐らくNOという答えが適切かと思います。よくあれだけ強い勝ち方をしたディーマジェスティを今更疑うのはおかしい、という意見も出ていますが、ディーマジェスティとマカヒキに関しては、ペースと展開に多分に恵まれたことは間違いありません。
リオンディーズはスタート直後の追い風でハイペースをデムーロが掴めず、緩いペースと勘違いして超ハイペースを早め先頭というとても厳しいレース。あのレースを先行していた馬がどれだけきつかったかは、4コーナーで文字通り力つきるように失速していったアドマイヤモラールなどを映像で見れば一目瞭然でしょう。そのレースを前々で最後まで粘ったこの馬は化け物です。展開次第でディーマジェスティとマカヒキには十分逆転できていいはず。
同じくエアスピネルとサトノダイヤモンドも、リオンディーズが早めに動いたことでスパートが早くなり、その上で最後の直線でリオンディーズにぶつけられる不利がありました。それでも直線では最後まで伸びており、展開次第では十分にディーマジェスティとマカヒキには逆転できていいはず。
若干、マウントロブソンはこれらの馬からは劣る印象。この馬は決め手に欠けるので、皐月賞は確かに厳しいペースを先行しましたが、バテない強みを活かせる上ではこの馬に向いたはずです。東京コース替わりで決め手を求められると一枚下でしょうし、この馬は少し序列から下げたいところ。それでも皐月賞のレースレベルはとてつもないので他の馬たちに比べれば上だとは思います。
これらの馬を式で表すと、、、
ディーマジェスティ=マカヒキ=サトノダイヤモンド=リオンディーズ=エアスピネル>>マウントロブソン>>スマートオーディン
こんな感じの力関係だと思います。まず前提として皐月賞上位組は強いので、スマートオーディンなどの別路線組は通用しない。その皐月賞上位の中でもマウントロブソンだけは若干落ちる印象。後の5頭に関しては若干の力差はあるにしても、展開や枠順次第でガラッと着順が変わっていい能力差と見ています。日本ダービーはこの5頭を中心にして考えるべきでしょう。
1頭だけこの式に入れるのに困ったのがヴァンキッシュラン。青葉賞の勝ち時計は相当優秀なものでしたし、レースを使われるごとにパフォーマンスを上げてくる感じはいかにもクラシックに合わせて成長してきたディープインパクト産駒という感じ。皐月賞のディーマジェスティと同じようなイメージで、皐月賞組を一気に飲み込んでもおかしくはないとだけ最初に言っておきます。ただ、この馬に関しては本当に未知数。
ヴァンキッシュラン>>ディーマジェスティ=マカヒキ=サトノダイヤモンド=リオンディーズ=エアスピネル>>マウントロブソン>>スマートオーディン
ヴァンキッシュラン=ディーマジェスティ=マカヒキ=サトノダイヤモンド=リオンディーズ=エアスピネル>>マウントロブソン>>スマートオーディン
ディーマジェスティ=マカヒキ=サトノダイヤモンド=リオンディーズ=エアスピネル>>ヴァンキッシュラン=マウントロブソン>>スマートオーディン
ディーマジェスティ=マカヒキ=サトノダイヤモンド=リオンディーズ=エアスピネル>>マウントロブソン>>ヴァンキッシュラン>>スマートオーディン
さすがにスマートオーディンより弱いことはないと思いますが、上記4パターンのどれでもおかしくはないと思います。ただ、常識的に考えれば、今年の皐月賞上位を一気に飲み込む可能性は限りなく低いと考えたほうがよさそう。外枠を引いてしまいましたし、3番目か4番目のパターンの可能性が高いかなと見ています。
こうして見ていくと大体の能力関係が掴めました。大前提として皐月賞のレースレベルがとてつもなく高く、その中でもディーマジェスティ、マカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズ、エアスピネルの5頭はほとんど差がなく超高レベルの拮抗した能力差。後は中山芝2000m→東京芝2400mへのコース替わりがどう左右するか、枠順と展開がどう影響するかです。これをざっくり見てから印の発表に移ります。
木曜夜の枠順考察でも書きましたが、恐らくこの枠を引いた以上マイネルハニーは行ききると思います。その上で、この馬はマイネルフロストのような着狙いの騎乗はしてこないはずで、岡田総帥と柴田大知騎手、その他もろもろの作戦会議が繰り返されてどうやれば勝てるかという一発を狙った騎乗をしてくるはず。恐らくそれは3コーナーあたりからの早仕掛けで後ろが届かないレースにするパターンが一番可能性高いと見ています。
その競馬をするためにもマイネルハニーはスッとハナに立って最初はスローに落としたいところですが、外枠に玉砕覚悟の先行馬が揃った印象で、日本ダービーともなると浜中騎手や石川騎手が前を楽に行かせるとも思えません。基本的にスローペースは考えづらいレースになりそうです。
ただ、前の玉砕覚悟の連中と、ある程度控えるだろう有力馬ではペースの考え方が変わってきそう。皐月賞でとんでもないハイペースで追い込み2頭で決まったことからも、マイネルハニーをはじめとした先行馬が気持ち良く飛ばすペースをついていく有力馬はいない気がします。デムーロがそれをやるなりリオンディーズが制御効かなくなるパターンもありそうですが、基本的にはある程度の位置で前に壁を作って折り合いたいはず。
マイネルハニーが刻むペース自体は厳しいラップになっても、有力馬で相対的に前にいる馬は許容範囲なペースになりそうな感じが結構します。まぁそう言ってもこればっかりは騎手心理やスタートの出によっても複雑に絡まってくるので、確実にこうなるとは言えないところ。ですが、一つ言えることはスローペースでもハイペースでも対応できるポジションでじっとできる馬は確実にいいでしょうね。その意味で今回は枠順が重要になってくると思います。
正直なところ、今回の日本ダービーはメンバーレベルが高すぎる。私としてもディーマジェスティ、マカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズ、エアスピネルなどといった馬が、どれが一番強いかなんて正直わかりません。ここの馬たちのどれが勝つかという予想はそもそも能力差があまりないので難しい気がしています。
それよりは能力差があまりない馬の中でも、枠順、展開がレースの中で一番向きそうで、好走確率高い馬を軸に買い方勝負でビシッとズバッと当てるほうが容易なレースと判断しました。というわけで第83回日本ダービーの印及び予想は以下のようになります。
本命は◎エアスピネルにしました。
弥生賞と皐月賞の時には「マイラー」と評価を低くした記憶がありますし、いま現時点でも適性はマイルあたりにあると思っています。ただ、皐月賞で見せた走りを見ても、この時期までは東京芝2400mでもこの世代のレベルの高い馬たちとガチンコで戦える能力はあるはず。
そもそもこの馬がマイラーだと言われる所以は、追い出してからの反応が非常に優秀だから。スッと動きたい時に動けるので、立ち回りが抜群に上手く、レースセンス抜群なのでいかにもマイラーっぽいなぁと私も思っていますし、世間もそういう評価なんでしょう。恐らく古馬になれば1600m〜2000mを主戦場としていく馬でしょうし、その考えは変わりません。
前走はスーパーハイレベルな皐月賞を、立ち回りの上手さを活かすことなく、そのポテンシャルだけで勝負しての5着(繰り上がり4着)。戦前ではリオンディーズ、マカヒキ、サトノダイヤモンドと能力差は歴然と見られていましたが、およそこの馬にも全く向かなかっただろう展開でこれらの馬と少差の競馬をした以上、その能力評価は訂正されるべきでしょう。
思い返せば弥生賞は1コーナーまで折り合いが全くつかず、そのせいで消耗した分が最後の伸びにつながった感じ。その後の精神面の成長は著しく、ペースが流れることで折り合いがつきやすいのも良いでしょう。
父キングカメハメハは昨年のドゥラメンテくらいしか勝ち馬は出ていませんが、この馬の母エアメサイアは桜花賞で4着の後に、距離の長いと思われたオークスで2着したような馬。キングカメハメハは母のイメージを再現するような特性もあり、この馬は血統的には距離の問題はそこまで考えなくてもいいはずです。
何より絶好の3枠5番を引くことができました。この枠を引けたら皐月賞の何倍も自身の立ち回りの良さを活かせるでしょうし、恐らく皐月賞ほどのハイペースにはならないはず。それでいてある程度マイネルハニーが縦長のレースを作ってくれれば、インの好位からスルスルと抜け出して十分に好走あっていいと思います。
対抗は◯サトノダイヤモンドにしました。
皐月賞の1戦でだいぶ評価を落とした印象ですが、誰もがきさらぎ賞を勝った時のこの馬に日本ダービー勝利の栄光を見たはずです。確かにきさらぎ賞のメンバーレベルはどうこう言われていますが、あの走りを見た限りこの馬は並の馬ではないなぁという感覚は今回の日本ダービーでも大事にしたいところ。
皐月賞は大事なところでエアスピネルと同じ程度の伸び方しかできなかったとはいえ、そもそもエアスピネルも化け物級の馬だった可能性が高いのと、やはりこの馬は日本ダービーに照準を絞っていて皐月賞はフル仕上げではなかったことが大きかったとも思います。
あれだけ皐月賞は叩き台で日本ダービーこそこの馬の買い時、と皐月賞前に誰しもが言っていたにもかかわらず、皐月賞でディーマジェスティとマカヒキの末脚を見せられてこの馬の評価を一気に落としている人が多そうな感じ。ここは素直にきさらぎ賞の時に見た未来のダービー馬の感覚を大事にして2番手におきます。まぁ絶好枠で一番競馬も上手くできそうという部分も大きいですが。
単穴は▲リオンディーズにしました。
今回において一番単穴という評価がふさわしいのはこの馬じゃないでしょうか。勝つ時はもしかすると今年の超高レベルなメンバー相手でも、半兄エピファネイアのジャパンカップの時のように圧勝する可能性すらありそう。ただ、馬券外の可能性もそれと同じくらいありそう。荒くれ者のイメージあり、スポーツとして競馬を見る場合にはこれほど魅力的な馬はいないと思います。
前走の皐月賞はまさに負けて強しの競馬。デムーロ曰くかかって前に行ったわけではなく、自分がペースを見誤っただけとのこと。スピードの持続力と化け物級の基礎体力は今回のメンバーでもひょっとすると抜けている可能性あり、有力馬の中では前の方の位置を取りそうなのもプラス。
今年のメンバーはレベルが高いところを見ても2012年の日本ダービーを思い出させるところあり、あの時の優勝馬ディープブリランテとはここまでの戦績もダービーで取りそうな戦法も似ているところがありそうな感じ。なんとか直線入り口まではなだめてそこからは早め先頭で基礎体力を前面に押し出してあとは差されるか差されないかという競馬になるでしょうし、そのパターンまで持ち込めればまず勝ち負けになるとおもいます。問題は道中上手くなだめてそのパターンに持ち込めるかが全てです。
旧3強の中で一番評価を下げたのは☆マカヒキです。
と言ってもこの馬が弱いとかそういうことではなく、この馬もリオンディーズと同じでズバッと差し切ってもおかしくないけれども、馬場状態や展開によっては鬼脚使っても届かず、というワールドエースのような結果になってもおかしくないなぁと思うところ。確実性は落ちますが1着という魅力はリオンディーズと同じくらいはありそうな馬。前へ行くか後ろから行くか、という部分で印の順序をつけただけです。
もともと私、この馬をPOGで指名しているので差し切ってくれると万々歳なのですが、それと予想は別の話。それでも世代屈指の末脚を持っているのは間違いないはずで、差しが向く流れになれば今度はディーマジェスティよりも条件は向いているはず。安易に評価を下げるべき馬でもないはずです。
ディーマジェスティは皐月賞が最大限に展開が向いた結果。今回、1枠1番を引いて人気を被ることは必至ですが、もともとエンジンのかかりが遅いタイプで内枠を活かせるタイプにはあんまり思えません。同じことを思っていたワンアンドオンリーが内枠を利して勝ったので、なんとも言えない部分はありますが、前走ほどのハイペースのポテンシャル勝負になるとは思えないので、パフォーマンスは落としてきそう。
あとは感覚的な話になっちゃいますが、ここまでレベルの高い世代で2冠馬が生まれるというイメージがあんまり湧きません。ここは3冠それぞれタイトルを分け合う気がしています。
ヴァンキッシュランは今回、一番評価に難しい馬。先ほども書いた通りに青葉賞が実はスーパーハイレベルでした、となると皐月賞上位組を一気に凌駕してもなんら不思議はなく、ディープ産駒の成長力も皐月賞のディーマジェスティを見ると恐ろしいところ。ただ、小細工の効かない枠を引きましたし、常識的に考えて過去最高とも言える皐月賞のレベルを超えるだけの馬、という可能性は低いはず。素直にヒモぐらいの評価にとどめます。
印まとめ
◎エアスピネル
◯サトノダイヤモンド
▲リオンディーズ
☆マカヒキ
△1ディーマジェスティ
△2ヴァンキッシュラン
△3(ブログランキング内で公開!)
ここは日本ダービーでそんなことするなよ、と思うかもしれませんが、私は買い方勝負に徹して変な馬券を買うと思います。まぁ私にとってはスポーツとしては年に1度の祭典ですが、競馬予想に関しては未勝利レースと同じく「当てたい」気持ちが最優先にあります。
まぁそうは言っても日本ダービーは日本全国すべての競馬ファンの夢が走るレースです。いろいろ予想するのも大事ですが、最後は迷ったらこの世代で一番好きな馬を買うのもいいんじゃないでしょうか?
それでは明日の午後、新しいダービー馬が決まるのを、府中で楽しみに見届けることにします。皆さんも日本ダービーを楽しみましょう!
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