【弥生賞ディープインパクト記念2020の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します
公開日:
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最終更新日:2020/03/05
重賞レース考察・予想
弥生賞ディープインパクト記念2020(中山芝2000m)の考察です。
3月8日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はワーケア、サトノフラッグ、オーソリティ、ブラックホールなど。中山競馬場の芝2000mで行われるGIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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弥生賞ディープインパクト記念 2020 考察
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レース傾向
本番の皐月賞と同じ中山芝2000mで行われるトライアルレース=弥生賞。今年からはディープインパクト記念という冠がつくことになったが、その権威に関しては年々落ちてきているというのが正直な感想。
以前は皐月賞に出てくる有力馬のほとんどがこのレースで始動という感じのトライアル戦だったが、最近はめっきりこのレースを使う有力馬は減ってきた感じ。実際にこのレースをステップに皐月賞を制したのは2010年のヴィクトワールピサまで遡らなければいけませんし、その間にスプリングステークスや共同通信杯がこのレースと同じくらい重要なステップレースに変化。最近ではもはやステップレースを使わずに休み明けで皐月賞を使うケースも増えてており、ますます弥生賞の権威は下がってきているという印象だ。
そんなこともあって、昨年は弥生賞勝ち馬メイショウテンゲンが皐月賞で9番人気止まり。それだけ、もう弥生賞はステップレースとして機能していないということを示した格好となりました。今年もホープフルステークス3着のワーケアが大将格に推されるメンバー構成でかなりレベルは低そう。本番に繋がる感じはしません。
POINT1 → 年々トライアルレースとしての権威が下がっている一戦。今年もメンバーレベルは低いと見て良さそうだ。
レースラップ分析
このレースが皐月賞のトライアルレースとして避けられる要因となっていた一因として、皐月賞に比べて明らかにスローペースになりやすいというのがあるだろう。皐月賞はGIレースということもあって前半からガツンとペースが速くなってのポテンシャル勝負になりがち。一方で弥生賞は所詮トライアルレースなのでスローペースになりやすく、ここをステップにすると皐月賞でハイペースに対応できないという事が懸念される。
そんなわけで、この弥生賞はとにかく前に行ける馬や内枠で上手く立ち回れる馬が穴を開けやすい一戦。逃げて穴を開けてマイスタイルだったり、内枠から完璧に立ち回ったタガノエスプレッソだったり、こういうタイプの馬が弥生賞で穴を開ける傾向がある。
POINT1 → トライアル戦ということもあってスローペースになりやすい一戦。穴を開けるのは前に行ける馬や内枠から上手く立ち回った馬。
血統傾向
ディープインパクト記念という冠がついたことを象徴するように近年のこのレースはディープインパクト産駒の成績が非常に優秀。過去4年はディープインパクト産駒が勝利していますし、開幕して直後の比較的馬場の良い中山芝コースで、なおかつスローペースからの瞬発戦になるということでディープインパクト産駒の成績が良くなっているか。
それ以外ではキングカメハメハ=キングマンボの成績も優秀。もともとコーナー4回の2000mが得意な血統ですし、立ち回り勝負にも得意な印象。本番でも強調できる血統ですが、弥生賞でも重視して良いと思います。
POINT1 →ディープインパクト産駒が過去4年で4連勝。それ以外ではキングカメハメハ=キングマンボの成績も優秀。
考察まとめ
というわけで枠順発表前の弥生賞ディープインパクト記念の想定オッズはこちら。
枠順発表前の想定オッズ(当サイト予測)
人気 | 馬名 | オッズ |
1 | ワーケア | 2.0 |
2 | サトノフラッグ | 3.9 |
3 | オーソリティ | 7.7 |
4 | ブラックホール | 11.5 |
5 | ウインカーネリアン | 16.6 |
6 | オーロアドーネ | 24.0 |
7 | パンサラッサ | 31.0 |
8 | メイショウボサツ | 35.5 |
9 | ヴィズサクセス | 52.0 |
10 | アラタ | 61.0 |
11 | ディヴィナシオン | 88.0 |
12 | エンデュミオン | 144.0 |
こうして見てもかなりメンバーレベルは低そうな感じ。ホープフルステークスで上位2頭に差をつけられたワーケアが1番人気に推されそうなメンバーという点を見ても、この路線からの皐月賞制覇はなかなか厳しいんじゃないでしょうか。
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前走は想像していたよりは走れたという感じだが、それでも能力の底は見えた感じ。今回もこの程度のメンバーならば人気するはずで、それならば嫌うスタンスで行きたいところだ。
コロナウイルスの影響はまだまだ続いていきそうですし、週末に楽しめるエンタテイメントも競馬ぐらいになりそうなので、それならばしばらく存分に競馬を楽しんでやりましょう!
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