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桜花賞[浦和]2020の予想を公開!

公開日: : 最終更新日:2020/04/01 地方レース考察・予想

桜花賞[浦和]2020(浦和ダート1600m)の予想です。

3月25日に浦和競馬場で開催され発走時刻は16:35です。出走馬はレイチェルウーズ、ボンボンショコラ、ブロンディーヴァ、アクアリーブルなど。浦和競馬場のダート1600mで行われるSIです。

 

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桜花賞[浦和]  2020予想

予想の根拠

南関牝馬クラシックの第一弾の桜花賞。表向きは3歳牝馬の最強を決めるレースなのだが、もうこのレースは行われる条件が特殊すぎて能力以外の部分が重要になってしまう傾向。

中央競馬の東京芝2000mや中山芝2500mなどもなかなか酷い位置からのスタートだとは思うが、この浦和ダート1600mを見てしまうとその2つは可愛く見えるぐらいにこの舞台はスタート位置が酷い。

おそらく日本の競馬でもこの舞台ぐらいだと思うが、コーナーの途中にスタートがあってスタート直後にいきなりコーナーがあるという小回りにしても流石にこれはないよ、、、というコース設定。

そりゃあもう物理的に内枠の馬の方が最初のコーナーに楽に入れるのは当然で、外枠の馬は「位置を落とす」or「位置を取りに行って外を回される」の2択を迫られます。そのどちらを選んだところで外枠の馬はロスの大きい競馬を強いられる格好になり、最後は内枠先行馬が上位を独占というのが浦和ダート1600mの決まり手の定石。もうこの舞台以上に内枠が有利なコースは日本には存在しないでしょう。

そんなわけでこの浦和賞を予想する上で重要なのは枠順と隊列。

出走全頭のスタートとテンの速さ、及び枠並びを考えてもここは抜群のテンのスピードを誇るボンボンショコラがあっさりとハナを切りそう。その番手には次にテンのスピードが速いテーオーブルベリーがつけそうで、内枠というだけで位置が取れそうなスティローザやルイドフィーネがその直後につけるか。

断然人気のレイチェルウーズはそこまでテンのスピードはない馬で、おそらく前述の内枠の4頭よりも前に行くことはできなそう。前走でインを上手く立ち回って差すこともできていますし、そこまで焦って外目を押し上げるというよりは内枠が行った後のラチ沿いの中団のポジションを狙っていきそうな感じか。

ブロンディーヴァは過去の戦績からも先行できている馬ですが、今回は内枠の方にテンに速い馬が入ったことで相対的に位置を落としそう。レイチェルウーズと同じぐらいの位置の外外を回るような形になるか。

 

小回りでなおかつ序盤のポジショニングが全てを左右するという点で前傾ラップの消耗戦になる桜花賞ではあるが、今年はボンボンショコラのテンのスピードが抜けているので隊列はすぐに落ち着くはず。

圧倒的に内枠有利の条件で隊列がすぐに落ち着くとなれば完全な立ち回り勝負になるはずで、ある程度は差しが決まったユングフラウ賞とは着順がガラリと入れ替わりそう。今回は枠順や展開を最大限に活かせるだろうこの馬がガラリ一変を見せるとみて期待してみます。

というわけで予想の発表。

 

 

桜花賞[浦和]  2019の印

本命 ◎テーオーブルベリー

本命はテーオーブルベリーが絶好枠と条件替わりを味方に一変を見せそうだ。

この馬はとにかく2〜3走前のレースぶりが圧巻。ラブミーチャン記念は逃げて圧勝となったが、その時に2着に倒したニュータウンガールはその後無敗で東海ダービーの最有力候補。そんな馬を子供扱いしたんですから当然南関のクラシック路線に入っても上位争いは可能だった。

2走前の東京2歳優駿牝馬はスッと逃げの手を取れたが終始ブロンディーヴァに絡まれての厳しいハイペース。それでも最後まで粘って2着を死守した内容は立派で、一方のブロンディーヴァがパタっと止まったのを見てもこの馬は普通に強いだろう。展開向かない中でレイチェルウーズと0.7秒差ならば今回は最高に上手く立ち回れば逆転まであっても。

前走のユングフラウ賞は外枠を引いてしまい位置が取れず。その上、3コーナー手前から追い出す厳しい展開になって4コーナーでは1頭だけ大外を通ってかなりロスの大きい競馬に。先着されたレイチェルウーズやアクアリーブルは完璧にインを立ち回っての結果ですから、前走に関してはあんまり気にする必要はないだろう。

今回は東京2歳優駿牝馬で結果を出しているマイルの距離に戻って絶好の4番枠をGET。残念ながらボンボンショコラがいるおかげで逃げの手は叶わなそうだが、それでも今回はそれを見る形での2番手の競馬ができそうで、森泰斗騎手も浦和ダート1600mでこの位置が取れれば完璧に回ってくるだろう。最後はボンボンショコラが距離の問題で垂れてきて楽に先頭に立てる可能性もありそうで、最高にうまく乗ればレイチェルウーズにも勝てないかな・・・という淡い期待を抱いて応援してみたい。

 

対抗 ◯レイチェルウーズ

対抗は断然人気でもレイチェルウーズがまず能力抜けているだろう。

ここ2戦はどちらも完璧に立ち回ったとは言え2着以下を突き放すワンサイドゲーム。そこまでテンに速い馬ではありませんが、前走で見せたように立ち回りセンスは抜群ですし、正直ここでも崩れるイメージはほとんどない。

ただ、浦和ダート1600mは本当に癖のあるコースですし、中枠で若干ポジションを落としそうな点は少し死角があるか。まず馬券圏内は確実だと思うが、最高に上手く立ち回った馬(テーオーブルベリーかボンボンショコラ)に先着される可能性はありそう。何より単勝1.0倍になるならば崩れる可能性も考えた方がギャンブル的にはアリだろう。過去にはカイカヨソウが単勝1.1倍で危うく3着も逃すかのようなレースを見せたこともありますし、相手本線では買いますができれば少々崩れて欲しい。

 

単穴 ▲ボンボンショコラ

三番手は楽逃げ可能だろうボンボンショコラがピンかパーながら魅力はある。

デビューから3戦を見ても抜群のテンのスピードから楽に逃げられている馬。今回も絶好枠を引けましたし、持ち前のテンのスピードからあっさりとハナを奪ってしまいそう。ただ、前走のユングフラウ賞は久々で+13kgというエクスキューズはあったにせよ、4コーナーで離し逃げという浦和コースでの完全な勝ちパターンに持ち込みながらも最後は差されて4着という内容には不満が残る。

新馬戦こそ東京ダート1400mの道悪馬場で逃げて押し切りましたが、2戦目は良馬場で逃げて失速。そして前走と見てもこの馬は本質的にはスプリンターで距離が長い可能性がありそう。父ノーザンリバーはカペラS覇者で母もダート1200mを主戦場としていた馬ですし、今回はさらなる距離延長で脆さが出る可能性も十分にありそう。

前述の通りで内枠が圧倒的に有利な舞台で楽逃げ叶ってそのまま押し切る可能性もあると思いますが、一方で距離が長くて最後は垂れる可能性もありそう。ピンかパーというイメージで買いたい。

 

特注 ☆ルイドフィーネ

絶好枠が引けたルイドフィーネは立ち回り勝負になれば十分に上位争いになるはず。

ローレル賞は今回ある程度人気になりそうなブロンディーヴァと少差。東京2歳優駿牝馬ではハイペースを先行して好位からなだれこんでの4着で、いかにもなサウスヴィグラス産駒のスタミナ立ち回り型だろう。今回は絶好枠を引けましたし、レイチェルウーズに先着できる感じは微塵もしませんが相手なりに走っての2、3着なら十分にありそうな感じがします。

 

△ アクアリーブル

前走がハマった感じが否めないアクアリーブルは今回はどれくらい差してこれるか。

前走のユングフラウ賞は最後に勢いよく差し込んできて2着。普通に考えれば1ハロン距離が長くなることでもっとパフォーマンスを上げて、、、というところなんだろうが、浦和コースに関して言えばその考えは違う。浦和ダート1400mは枠順の有利不利はない上に差しが決まりやすいコースで、一方で浦和ダート1600mは内枠が圧倒的に有利で差しは決まりにくい。この馬は5番枠でも相対的に位置を落としそうですし、果たして今回の条件でも前走と同じぐらいに差し込んでこれるだろうか。その前走も後ろで脚を溜めて完璧なインサイドアウトがハマった感じは否めませんでした。

 

△ ブロンディーヴァ

ブロンディーヴァは前走で底が見えた上に枠順が最悪だ。

前走の全日本優駿牝馬はハイペースで展開が厳しかったとはいえ、逃げて2着に粘ったテーオーブルベリーと比べればどちらが強かったかは明らか。今回はその2頭で枠順の明暗がくっきり分かれましたし、それでいてなおノーザンファーム+キャロットファームというブランドのおかげでこの馬の方が人気になりそう。この枠から上手く立ち回ってどれだけやれるか、、、という感じ。

 

× スティローザ

もうスティローザは1枠1番というだけで抑えた感じ。

ここ2戦を見てもどう考えても力が劣りますし、過去の戦績からも逃げなきゃダメな印象。それでもこの桜花賞は1枠というだけで意味不明な馬が上位争いを演じたりした過去がありますし、この枠だけで抑えておいてもいい感じがします。

 

印まとめ

◎テーオーブルベリー
◯レイチェルウーズ
▲ボンボンショコラ
☆ルイドフィーネ
△アクアリーブル
△ブロンディーネ
×スティローザ

勝負度 C

 

推奨買い目

三連複 4→6,3→6,3,2,5,8,1 本線ベース

三連複 4,6→3,2,5,8,1 重ね買い

三連複 4,6→3,2,5,8 重ね買い

三連複 4,6→3,2 重ね買い

三連単 4,6→4,6→3,2,5,8 ボーナス

三連単 4,6→4,6→3,2 ボーナス重ね買い

三連単 4→3→6 ボーナス

三連単 3→4,6→4,6 ボーナス

※本命の◎テーオーブルベリーは絶好枠で森泰斗騎乗にしてはそこまで人気にはならなそう。まずはここからの三連複を買って相手は当然◯レイチェルウードとの重ね買いを本線で買う。

レイチェルウードは相当に強いと思うが、もし先着できるとすれば浦和コースでの立ち回りと内枠を完璧に活かせる馬だけか。そのイメージが湧くのが本命馬と▲ボンボンショコラだけなので、もしレイチェルウードが2着に負けたら、、、という期待も込めて三連単は買ってみたい。

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