【アルゼンチン共和国杯2020の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します

アルゼンチン共和国杯2020(東京芝2500m)の考察です。

11月8日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はユーキャンスマイル、オーソリティ、サンレイポケット、メイショウテンゲンなど。東京競馬場の芝2500mで行われるGIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。

土日の平場のレース回顧を半分だけ終わらせて、ようやく今週末の重賞考察の記事を書くことができております。

これを配信し終え次第、JBCの予想に入りますので、JBCクラシックは23時過ぎくらいには配信できるんじゃないでしょうか。JBCクラシックはブログにて全体公開しますのでご期待ください。

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アルゼンチン共和国杯 2020 考察

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レース傾向

怒涛の秋のGI週間も今週はいったん中休み。そんな中で行われるのがジャパンカップと有馬記念の前哨戦と言えるアルゼンチン共和国杯。

ハンデ戦ですし、毎年そこまで大したメンバーは出てこないのですが、そんな感じのイメージにしては好走馬が出世していく印象で、過去5年を見てもゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャード、パフォーマプロミスがその後にGIでも好走しました。

東京芝2400mから100mほど距離が伸びただけの舞台なんですが、その100m伸びることでスタート直後に坂を登ることになり、東京芝2400mよりも一気にスタミナが問われるのがこの舞台の特徴。まぁあんまり中距離の一線級の馬が出走してこないこともあってスタミナ傾向になっているという部分もありそうです。

毎年のように、タフさを兼ね備えて長く良い脚が使える馬が活躍しているレースですが、今年に関しては先週の東京芝のレースを見ても明らかに差し有利な馬場傾向。もともとアルゼンチン共和国杯は差しが決まりやすい舞台ですが、今年はさらにその傾向が強まるかもしれません。

POINT1 → 東京芝2400mから100m伸びただけだが、その分で坂を2回越えることになってスタミナが問われる。

POINT2 → 今年は例年以上に差しが決まる馬場になっているため、アルゼンチン共和国杯も例年以上に差し有利か。

2回も坂を越えるタフな条件の長丁場ということで、なかなか淀みないペースになることはなく、基本的にはゆったりとしたスローペースになっての直線での末脚比べになることが多い。特に近2年は超スローペースと言っていいぐらいに後半特化型のラップ構成になっており、今年も逃げ馬が全くいないメンバー構成となるとスローペースは確定的か。

と言っても、アルゼンチン共和国杯はスローペースだから先行馬が有利とは言えないのがこのレースを予想する上での重要なポイント。過去5年を見ても逃げ馬の好走はゼロですし、もっと前まで遡ってもこのレースは逃げ馬がほとんど活躍していないレース。圧倒的に差し馬有利なレース傾向ですし、それに加えて今年の東京芝は例年以上に差しが決まりやすい馬場となれば、今年も能力上位の差し馬を狙うのがベターだろう。

POINT1 → 基本的にはスローペースでゆったり流れての直線勝負になる舞台。今年も逃げ馬不在でスローは確定的。

POINT2 → スローになっても逃げ先行馬は全く活躍できないレース傾向。今年は例年以上の差し馬場となれば圧倒的に差し馬有利だろう。

アルゼンチン共和国杯は1年の重賞の中でも血統傾向がかなりガッツリと出やすいレース。もう過去5年のレース結果を見てもトニービン=グレイソヴリンとロベルトのどちらかを持っている馬でなければ好走していないような感じで、このアルゼンチン共和国杯はとにかくトニービンとロベルトの血が重要。

先週の東京芝のレースを見ても、明らかに差し有利な馬場になっており、とは言っても開催序盤の雨の影響を受けての差し有利馬場なので軽くはないタフな要素が問われる差し馬場。そんな馬場の影響か、先週の東京芝は瞬発力特化型血統+欧州血統という組み合わせの配合馬が異常なほどに好走していた。

特にディープインパクト＋欧州血統という配合の馬がやたらに走っていた感じで、天皇賞(秋)で2着に激走したフィエールマンもこの配合。今の東京芝はとにかく差しが決まるということで、瞬発力と欧州的な要素を兼ね備えた血統の馬を狙ってみるのも面白そうだ。

POINT1 → とにかくトニービン=グレイソヴリンとロベルトを持つ馬がやたらに激走するレース傾向。

POINT2 → 先週の東京芝の血統傾向を見ても瞬発力血統＋欧州血統の活躍がやたらに目立っていた。

考察まとめ

というわけで枠順発表前のアルゼンチン共和国杯の想定オッズはこちら。

枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）

まぁこのメンバーなら天皇賞(春)で4着のユーキャンスマイルが断然人気でしょう。ただハンデ戦で58kgを背負うということもありますし、単勝1倍台までは行かないんじゃないでしょうか。

次点で人気になりそうなのは、類似条件の青葉賞を勝利した上でルメール騎乗のオーソリティともう誰が見てもこの条件に適性ありそうなサンレイポケットの２頭か。

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＜推奨根拠＞

もうこの条件ならこの馬は化け物級の馬たちと遜色なく戦えると見ていいはず。

この馬はどうも長距離条件での活躍が目立っているが、血統背景を見ても決してステイヤーではなく、左回りコースで脚を溜めて長く良い脚を使ってこそ良さが出るタイプ。これが池江厩舎で育成されていたらおそらく芝2000mで持続力を活かして良さが出るような馬になっていたはずで、この馬はステイヤー色の強いこの厩舎で育成されたからこそ長い直線でゆったり走らせてこそ良さが出る。

そんなわけで春2戦はこの馬の適性外条件だったはずで、それでも休み明けでGIIを圧勝。前走も適性外条件で全く伸びない最悪の馬場バイアスの中でこれだけ走れたんだからこの馬は昨年時よりも強くなっているはず。もう明らかにジャパンカップを勝つための狙い澄ましたローテーションに見えますし、本格化した状態で適性条件に使ってくる秋の2戦はこの馬を本命にしておけばいいんじゃないかという気がします。

一方でちょっと危ういと思っている馬はこちら。

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オーソリティ

もう何度も書いている通りで、今年の3歳馬はコントレイル、サリオス、デアリングタクト、レシステンシア以外の馬は古馬一線級には通用しない印象。それに加えてアリストテレスを代表とした小牧特別と夕月特別の好走馬は出世していくと思いますが、基本的に春までの世代限定重賞で活躍した馬はあまり評価する必要はない。

この馬はホープフルステークスでも弥生賞でも明らかに差を感じるレース内容で、青葉賞はヒューイットソンのこれ以上ない完璧な騎乗での勝利。まぁルメール騎乗で前走重賞勝ちなら人気になるんでしょうが、今年の夏以降の3歳馬の散々たる成績を忘れない方がいいと思います。

さて、早いものでもう11月になりましたね。

10月は重賞予想が好調で大本線的中の連続となりました！

少しだけ振り返って見ましょう。

シリウスステークスは9番人気◎エイコーンから大本線の的中！

＜シリウスS レース結果＞
1着：◯カフェファラオ　1番人気
2着：☆サクラアリュール　7番人気
3着：◎エイコーン　9番人気

実際のレース予想の全文はコチラからご覧になれます。

先々週行われた南部杯も６番人気◎アルクトスから大本線の的中！

＜マイルCS南部杯 レース結果＞
１着：◎アルクトス　６番人気
２着：▲モズアスコット　２番人気
３着：△モジアナフレイバー　７番人気

先週行われた秋華賞も◎デアリングタクトから差し穴狙いで本線的中！

＜秋華賞 レース結果＞
１着：◎デアリングタクト　１番人気
２着：☆マジックキャッスル　10番人気
３着：△ソフトフルート　９番人気
４着：◯パラスアテナ　12番人気

たくさんの的中報告いただきましてありがとうございました！

11月もこれと同じくらいの大爆発をお届けできれば良いなぁと思い、予想に励む次第でございます。

また11月2日はJBC競争がありまして、１日に３つのGIと新設されたJBC2歳優駿もあります。こちらは地方交流重賞になりますので基本的にはメルマガ限定配信となりますのでご了承ください。おそらくこんな感じでの配信スケジュールになると思います。

【11/2(月)】JBCクラシックの予想を公開！
→ブログにて予想全文公開予定

【11/3(火)】JBCスプリントの予想を公開！
→ブログにて本命馬のみ公開予定、予想全文はメルマガにて

【11/3(火)】JBCレディスクラシックの予想を公開！
→メルマガ限定で予想全文公開予定

【11/3(火)】JBC2歳優駿の予想を公開！
→メルマガ限定で予想全文公開予定

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さて、2020年も10月になりました。

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【火曜日】先週の重賞回顧

火曜日に先週の重賞回顧を配信します。後ほど下記に詳細を書いておりますが、金曜日に配信する重賞まとめデータに結果を書き入れた形のPDFファイルとしても配信します。

【水曜日】地方競馬の重賞予想

地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。だいたい地方競馬の重賞は水曜日に行われるので、水曜日にメルマガにて予想を配信しております。

※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。

【木曜日】中央競馬の全レース回顧

木曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。

各競馬場ごとに前週に行われた全てのレースの詳細と勝ち馬の評価、そしてそのレースで不利を受けた馬や次走注目するべき馬、危険な人気馬などを全て網羅して配信しております。

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正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。

これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。

ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。

【金曜日】重賞まとめデータ配布
金曜日は重賞のまとめデータを配布します。この時点で重賞のプレ予想を配信いたします。

このような形で週末の重賞の出走馬の全頭レビューを印付きでPDFファイルにて配信いたします。

【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目

土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。

【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目

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【不定期】海外競馬のレース予想の配信

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