鳴尾記念2024の予想を公開！

公開日： 2024/06/01 : 最終更新日：2024/06/06 重賞レース考察・予想

鳴尾記念2024(京都芝2000m)のレース予想です。

6月1日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はロードデルレイ、ヨーホーレイク、ボッケリーニ、ディープモンスターなど。京都競馬場の芝2000mで行われるGIIIです。

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鳴尾記念 2024 予想

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鳴尾記念はどのようなレースか解説します

概要・データ

今年は京都芝2000mで開催される定量GIII重賞。近年は京都競馬場の改修に伴い、阪神競馬場の開催もスライドして中京競馬場で行われていたりで施行条件が安定していません。ですので、なかなか過去のデータを参考にすることは難しくなりますね。

そうなると京都芝2000mの上級条件のデータを参考にしたくなりますが、2023年は2勝クラス以上の施行はなし。2024年の冬開催は全く違う馬場だったので参考になりませんし、そうなると上記3レースぐらいしか参考になりそうなレースがありません。その3レースもペースがバラバラですし、もう今年の馬場、展開がどうなるかだけをしっかり見たいですね。

レースラップ

前述の通りで開催条件がバラバラなので過去に参考になるレースラップはありません。2024年の京都芝2000mの上級戦を参考するにしてもペースがバラバラですからねぇ・・・

血統傾向

前述の通りで開催条件がバラバラなので過去に参考になる血統傾向はありません。2024年の京都芝2000mの上級戦を参考するにしても３戦ともに血統傾向がバラバラなのでなかなか難しいところ。

今年の鳴尾記念を予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

京都競馬場は今週がCコース開幕週。金曜日に少量の雨はありましたが、関西地方は土日は天気が持ちそうなので良馬場で開催できそうです。それなりに逃げ争いも起こりそうですし、高速馬場ということを考えても走破時計は1分57秒前後でレコードに迫るようなタイムが出ておかしくない。

展開想定

アウスヴァールとバビットが逃げ宣言。ホウオウアマゾンも坂井騎手なら強気に出していきそうですし、エアサージュもある程度は出していくか。特殊な高速馬場ということを考えてもペースは緩まずで追走力と持続力が問われる展開になりそうです。

ノーザン・ルメール・川田の取捨

ルメール騎手は不在。川田騎手は2024年の京都芝2000mで複勝率９割近い成績になっているので逆らえませんね。

ノーザンファーム生産馬は高速馬場の芝2000mなのでそこそこは信頼できるんじゃないでしょうか。

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

超高速馬場のミドルペース戦で高速決着濃厚

狙える馬のタイプ

スピードと持続力に優れた高速決着巧者

嫌える馬のタイプ

高速決着に対応できないタイプ、極端に後ろからになる馬

鳴尾記念 2024の印

【本命 ◎14 エアサージュ】

なかなか順調に使えずで出世が遅れていたが、最近は勝ち味に遅いとはいえ2000m路線でほぼ崩れずに連続好走中。崩れずに走れているのはスタートが良くて楽に先行できるからで、なおかつ持続力に優れた馬なので少々ペースが速くなっても前付けしてバテない。地味ではあるがこういう馬は昇級しても相手なりに走ってくるイメージがあります。

昇級初戦の前走はさすがに前半1000m=58.4の超ハイペースを無理矢理に逃げる競馬ではどうしようもなかった感じ。今回はバビットとアウスヴァールが逃げ争いをする直後の3，4番手ぐらいの競馬になりそうですし、前の2頭は早めに潰れそうなのでこの馬向きの展開になりそう。この枠で人気を落とすなら絶好の狙い目に見えます。

【対抗 ◯6 ロードデルレイ】

前走の白富士Sはかなりのハイレベル戦で東京芝2000mで1分57秒2の時計はほぼ過去に天皇賞(秋)しかないレベル。その上で上がり3F34.1は歴代2位のものですし、上がり4Fも歴代3位。おそらくこの馬は前走時点でも成長途中だったでしょうし、そんな中でこのパフォーマンスを見せるんだから重賞の一つは勝てて当然。

右回りコースもおそらくそこまで苦にしないでしょうし、高速決着もこの血統で4歳の充実期なら問題なさそう。川田騎手は2024年の京都芝2000mで複勝率85%を誇りますし、中内田厩舎とのコンビでこういうピンポイントの狙い撃ちレースとなればミスはしないんじゃないでしょうか。

【単穴 ▲9 ヨーホーレイク】

ハイレベルな6歳世代でクラシックでそこそこ走れた馬は強いということか。金鯱賞は2年の休み明けながら超ハイペースを先行して3着に粘る圧巻のパフォーマンス。新潟大賞典も外伸び馬場で1枠でかなり厳しい競馬だったが、最後は地力で3着に突っこんできた。今回は叩き3戦目でここ2戦が展開、馬場に恵まれなかったことを考えてもさらにパフォーマンスを上げてきそう。血統的にも芝2000mの高速決着は対応できそうなイメージがありますし、ここも上位争いでしょう。