有馬記念は金は金でもゴールドアクター!それでも祭りは鳴り響く
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GIレース考察・予想
有馬記念が終わりました!
今年も一年の中央競馬が終わりました。拙サイトに1年間お付き合いいただきありがとうございました。また大晦日にでも感謝の締めくくりエントリーは書かせていただこうと思いますが、まずはここで一度感謝の気持ちをお伝えしておきます。
今年の有馬記念は12万人を超える人が来場と、とにかく人がすごかった。
これは前日夜の中央門前の写真。終電の時間でもうバスターミナルいっぱいに待機列ができていました。
個人的経験上、階段の上以降は座席をとるのはほぼ絶望的だと思っているので、こんなに寒い中並んで何を取りたいのかなぁとも。
今年は私は土曜の始発で場所取りしましたが、それでギリギリのギリギリでした。来年、ゴールドシップのようなスターホースが出る場合は、本気で金曜夜入りも考えなければいけないかな、とも。
こちらが開門ダッシュ直後の写真。
なんとか4列分の座席をとることができて、感慨に耽っているところの写真です。偶然にもこの写真の中に読者の方が紛れ込んでいたということで・・・世界は狭いですね。
さて、肝心の有馬記念ですが、、、
私は◎アドマイヤデウスから撃沈。
一つ前の席に座っていた「TAROの競馬」さんが◎ゴールドアクターで大的中!
同じく前に座っていた「馬券は買い方勝負!」さんが◎サウンズオブアースで大的中!
おそらく競馬ブログランキング上位の方でも一番ズバッと当てられた二人が目の前にいました。その瞬間に握手していたのが微笑ましかったです。おめでとうございます!
私は外れましたが、こうやって1年の最後の有馬記念という特別なレースで、上記の方はじめ、競馬仲間の皆さんたちと大勢と楽しい時間が過ごせた、というのも、その1年の締めくくりといいますか、よかったと思います。
レースの話に戻りますが、ゴールドアクターが有馬記念制覇、、、ちょっとジャパンカップのショウナンパンドラに引き続いてしっくりこないんですよねぇ。
確かにゴールドアクターは穴候補としてかなり評価はしていたんですが、このクラスの馬が吉田隼人騎手で勝てちゃう有馬記念というのもどうなんかなと。ショウナンパンドラが勝った後にも感じたことですが、やっぱり今の中距離路線て相当レベルが低いんだな、ということを感じました。
ドゥラメンテのような馬がいないとやっぱり秋古馬3冠は盛り上がりません。ゴールドシップがいなくなった今、そういう馬がワッサワッサでてきてくれることを祈る限り。
有馬記念の勝負を決したものは展開が全てでしょう。
これを見ていただければわかりますが、2コーナー3、4番手までの馬で上位は独占。
唯一、一頭潰れたのがリアファルだけですが、この馬は故障での最下位入選ですからまともなら上位争いは必至だったでしょう。
今回は先行馬に弱い馬がおらず、それでいて乗っている騎手が折り合いをつけるのが抜群に上手い騎手ばかり。それでいて1000m通過62秒に抑えられたとなれば、もう前残りは確実でしょう。
ラブリーデイとアドマイヤデウスは完璧に位置取りミスでしょう。川田にしても岩田にしてもなぜかスタートは良かったのに位置を下げてしまった。
ラブリーデイは距離不安からでしょうが、デウスは調教師から溜めて競馬しろという指示があった感じですね。それを無視するのが岩田のいいところだと思うんですが、最近上手く乗れていないのはそういう思い切りが足りないからというのもあるのかも。
逆にサウンズオブアースはまさかの先行策。デムーロ騎乗でこの枠からここまで完璧な位置を取れるとは思っていませんでした。位置を取れない可能性が高いということで本命から下げた馬が完璧な位置を取ってしまうという本末転倒の事態でした。もうこの秋はデムーロさえ買っておけば当たる、というレースばかりでしたね。
レース後はなぜか勝ってもいないのに北島三郎氏がまつりをフルコーラス熱唱。どこか紅白歌合戦で歌っている時よりも楽しそうに歌っている感じもありました。ペースに恵まれたとはいえ、古馬一線級と互角にやれることはわかったので、来年も楽しませてくれる馬になるでしょう。
そして最後はゴールドシップの引退式。
オルフェーヴルの時と同じくらいファンが残っていました。なぜインタビューの順番がウチパク→ノリさん→岩田の順番なのかはわかりませんでしたが、有馬記念後のインタビューは岩田くんが晒されるのが定番みたいです(ブエナビスタの時も同じ)
ウチパクさんは今回が久しぶりの騎乗ということにもかかわらず、インタビュー時に感涙という。あれを見ると乗り替えを告げられた時や、今までゴールドシップが出るレースに違う馬で乗っていた時にどんな思いだったんだろう、と胸が熱くなりますね。
個人的にウチパクさんは大好きなジョッキーなので、彼がGIで活躍する姿をまた頻繁に見たいと思っています。
さて、今年の中央競馬も全て終わりました。
このサイトは大晦日の東京2歳優駿牝馬まで盛りだくさんで競馬をお伝えしていく所存ですが、ひとまずここで一旦の区切りがつきました。
まだサイトを開設して2年ぽっちですが、いつもたくさんの方に見ていただき、感謝感謝の気持ちでございます。
来年も頑張ってまいりますので、何卒よろしくお願い致します。今年は本当にありがとうございました!!
最後に東京大賞典の注目馬をー。
ちょっとここは3強以外の穴馬は狙いにくいレース。買うとしたらナムラビクターかハッピースプリントになるんでしょうが、ここに手を出すかは非常に難しい選択になりそう。
おそらく勝つのはこの馬だと思っています。展開的に一番向きそうですし、この馬は交流重賞の流れが非常に合う印象です。能力的にも今のダート界なら1番を狙えるでしょう。
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