【2016】富士S / レース考察(東京芝1600mで行われるGIII戦を徹底考察します)
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最終更新日:2016/10/18
重賞レース考察・予想
今日は10/22(土)に行われる富士ステークスのレース考察を行います。東京芝1600mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
最近寒い日が続いていますね。私は2週間前にちょうど三浦の引退試合を見に行った際に、同行した友人から風邪をうつされまして、風邪自体は3、4日で治ったのですが、それから今まで咳が止まりません。
いま咳喘息ってすごい流行っていますよね。いろんな人に聞いても「風邪は治ったんだけど咳だけ止まらない」っていう人が凄く多い。まさしく私もそれのやつでここ10年くらい風邪を引いてしまうと、別に熱が少々出るくらいはいいのですが、その後の1ヶ月くらい止まらない咳に悩まされることを考えると鬱になります。
病院に行ってもなかなか「これだ!」という明確な診断をされたことがなく、咳が出るたびには対処療法で気管支緩和剤を飲んだりしていますが、以前は咳が酷すぎて寝れない時もあったので、その時はさすがに吸引したりしていました。いまはだいぶ年をとって症状も落ち着いたので、少し咳がひどい時でも加湿器の蒸気を吸ってればすぐに落ち着きます。
というわけで、一気に寒くなり体調の変化に気をつけなければいけない時期ですので、皆さまもお大事にお過ごし下さい。
【2016】富士S 予想考察
過去5年のレース傾向
マイルチャンピオンシップの前哨戦として行われるレースですが、京都マイルとは違って東京マイルで行われるので、また様相は違ってくるレース。
この時期の東京芝コースはなぜかとてもタフになりがちで、雨が降ると完全な外差し馬場になりますが、良馬場でもスパッとキレる馬というよりはナタの切れ味のような差し馬がグイグイ伸びてくる印象。実際、先週の東京芝コースはハービンジャー産駒やゼンノロブロイ産駒が勝利したりしていましたね。
さすがに富士ステークスはそこまで重い馬が勝つレースではないですが、毎年スローペースになる割には差しがズバッと決まるレース。これはもう先週の府中牝馬ステークスと同じで、スローペースになったと言っても前が有利な馬場ではないということ。この時期の東京芝は差しやすい馬場なので、スムーズに差してこれる馬を狙うべきレースだと思います。
血統傾向
もう一目瞭然でディープインパクト産駒とリファールを持った馬の祭り状態。2011年からリファール持ちの馬が5連勝。そして2012年からは毎年2頭ずつリファールを持った馬が馬券に絡んでいますし、ここ3年はディープインパクト産駒が3連勝中。
もうこの傾向を見れば、富士ステークスはあんまり能力比較を行うよりも、ディープインパクト及びリファール持ちの馬をとにかく買えばいいレースなんじゃないでしょうか。
レースラップ傾向
4年前のクラレントが勝った年以外はスローペースでの上がり勝負に。今年もミュゼエイリアンが奇策の逃げを打つぐらいしか前に行く馬が思いつかないので、まずここ3年と同じくスローペースと想定していいか。
ただ、3年前こそ前々の馬での粘りこみが決まっていますが、ここ2年は完全に差し決着でしたし、2年前の早仕掛けしたダノンシャークが外差し馬に飲み込まれるシーンは特に印象的でした(その後、ダノンシャークはマイルCSを勝利)
つまりはこの時期の東京芝はタフな差し馬場になっているので、ペースがスローだといっても前々の強気な競馬はあんまり合わないということか。実際に先週はシャルールが同じような競馬をして自滅していますし、ここは決め脚上位の馬を狙うのが良い気がします。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
前走で京成杯オータムハンデを快勝したロードクエストの1番人気は間違いないか。ただ、他もメンバーは揃った印象なので単勝1倍台とかにはならないはず。
その後に続くのはダノンプラチナ、イスラボニータ、ヤングマンパワー、フルーキー、ガリバルディといったところか。ここは比較的netkeibaのオッズは正しい気はします。
ひとまず現時点で注目している馬はこの馬です。
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もうこのレースは先ほども見たようにディープインパクト=リファールの血統だけを買っていればいいレース。毎年2頭確実に馬券に絡んでいますし、ここまで傾向強いレースなら今年も懲りずに同じ血統を買えばいいんじゃないでしょうか。
その中でもこの馬は3連勝中のディープインパクト産駒で、恐らくリファール持ちの中でも能力は最上位。スッとギアチェンジできるような器用な馬ではなく、一度エンジンがかかってからの破壊力がすごい馬で、この馬は中山コースは合わなかったはず。ベストはGI勝ちの実績ある阪神マイルか、この東京マイルなはずで今回は条件好転。
もうとにかく昨冬からまともなローテーションを踏めておらず、年初の東京新聞杯は散々な出来で出走して敗退。ようやくここに来てきちんと常識的なローテーションで使えてきて、休養明けを叩いての今回が2戦目。久々にこの馬のMAXパフォーマンスを見られる舞台が整ったんじゃないでしょうか。この舞台ならばロードクエストに逆転することも期待できます。
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