【2016】中日新聞杯 / レース考察(中京芝2000mで行われるGIII戦を徹底考察します)
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重賞レース考察・予想
今日は3/12(土)に行われる中日新聞杯のレース考察を行います。中京芝2000mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。
あらびき団の話をしたらなんだか数年前のお笑いについてもっと書きたくなりました。あの番組の中でも最も衝撃的だったのが「キュートン」です。
椿鬼奴率いる総合お笑い集団みたいなユニットで、よくわからない武器を持った連中がBOOM BOOM SATELLITESのKick It Outに合わせてポーズをとるだけなんですが、斬新すぎて才能の無駄遣いってこういうことを言うんだなぁと思いました。ちょうど今のオリラジのPerfect Humanも似たような発想ですよね。
椿鬼奴さんは才能の無駄遣いの典型例のような人なので大好きなのです。日頃から自分の趣味趣向についてをよく観察されているなぁという感じで、中森明菜のモノマネとか明菜ファンからしたら堪らないものです。特に2年前の紅白の時のモノマネは秀逸すぎて結構頻繁に映像を見返しています。
奴さん単独ではないですが、レイザーラモンRGとのバービーボーイズものまねが一番ツボで、あの「目を閉じておいでよ」のコラボものまねは正直ずるいです(すみません、若い読者の方はバービーボーイズとかわかりませんよね。。。)ただ、あれに関しては奴さんが雰囲気で笑いを取ったあとの、RGの無駄にコンタの特徴をほぼ完璧に捉えている歌い方と目の開け方のが上手いんでしょうけれども。
一時期は劇場とかに見に行ったりしていたのですが、最近は全く見に行かなくなってしまいました。世代的には私は完全にボキャブラ世代なので、フォークダンスde成子坂とかが好きでした。
最近(ここ10年くらい)ではキングオブコメディと東京ダイナマイトが好きだったんですが、前者はご承知の通りもう見れず。東京ダイナマイトに至っては意外にも知っている人がほとんどいなくてびっくりしている今日この頃です。
オサレもんが終わっちゃってからあんまり若手を見る機会もなくなってしまい、最近どんな芸人が良いのかもわからなくなってきた感じ。お笑い芸人研究でも第一線を走っていらっしゃる「けいば手帖」さんのご意見も聞いてみたいところです。
【2016】中日新聞杯 予想考察
過去4年のレース傾向
この重賞は2012〜2013年と2014〜2015年で若干傾向が違うように感じます。
前の2年間は好走馬を見てもザ・ローカル重賞という感じで、こういうレースでしか走れないタイプの馬が上位に来ていました。ですが、ここ2年の好走馬をみると東京・中山・阪神・京都の中央4場の重賞で馬券になったことある馬が4頭もいるんですよねちょっとここ2年で出てくる馬のレベルは上がったのかなという印象は持っております。
それがなぜかはちょっとわかりませんが、考えられるとすれば中山記念に超一線級が走るようになったことで、いままで中山記念に出ていた馬がこちらのレースに集中して登録してきている感じもします(あくまで仮説ですが)
中京芝コースはここ最近、この開催の前半は極端に内がよくなりがち。昨年はそれが特に顕著で、内枠を引いたミスタープロスペクター系の馬ばかり走っていました。中日新聞杯も内枠の立ち回り勝負で決まっており、馬場が昨年と同じ傾向なら内枠有利でいいと思います。
血統傾向
ここも前項で書いた通り、前2年と後2年で若干傾向が違う感じ。ここ2年はディープインパクト、キングカメハメハ、ステイゴールドなどのダービー王道血統しか走っていません。前の2年はマーベラスサンデーだったりゴールドアリュールのようなローカル重賞ならではの血統が走っていましたが、ここ最近の傾向をみるとベタな本格派血統を買うほうがいいのかもしれません。
中京芝2000mはちょうど上り坂の途中からスタートになるので、結構地力が必要なコースになります。芝2200mだと坂の下スタートになるのでもっと地力が必要なコースになる印象。だからこのコースで好走できる馬は強い馬が多く、また逆を言えば能力ある馬がこのコースではベタに走ります。
こうした王道血統が走っているのも中京芝2000mというコースの特徴から来ているのかもしれませんね。
レースラップ傾向
上り坂スタートなのでテンはあまり速くなりにくく、そのあとはずっと平均した流れが続き、最後の直線入り口の坂のところで追い比べになるようなラップ構成。スパート地点と上り坂が被るので結構な地力を要求されます。
これを見ても弱い馬が展開利で走ったりするレースではあまりないということがおわかりいただけるかと思います。
ただ、今年はメンバーを見渡しても極端に逃げ、先行馬が少なく、人気馬がどれも差し、追い込みタイプというのは気になります。
レース傾向まとめ
今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。
上位人気馬を見ても2番人気のサトノノブレスこそある程度の位置を取りに行く馬ですが、アルバートドッグ、ブライトエンブレム、ヒストリカル、ショウナンバッハ、バウンスシャッセ(こちらに出てきたら)などなど、とにかく上位人気馬が後ろに行きそうなタイプばかり。
昨年は逃げたマイネルミラノが粘って、上位も完全に立ち回り勝負になっているレースだけに、今年も先行馬不在のスローペースで、ただ前にいて一足使えた馬が好走しそうなイメージを持っています。
中日新聞杯は現時点ではこの馬を狙ってみたいと思っています。
前走は若干スタートで遅れをとるも、巻き返して先行策。初の重賞挑戦にしてはなかなか頑張っていた感じで、上位馬が全て差し馬だったことを見ても悲観する内容ではない。
中京芝コースは(2-1-1-0)と最も得意としているコースですし、血統も王道タイプで好走血統に合致。もうここは思い切って逃げてもいいので、前々で競馬をしてくれればまず粘れるんじゃないでしょうか。
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