京成杯オータムハンデ2023の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2023/09/14
重賞レース考察・予想
京成杯オータムハンデ2023(中山芝1600m)の予想です。
9月10日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はインダストリア、アスクコンナモンダ、ラインベック、ウイングレイテストなど。中山競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。
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京成杯オータムハンデ 2023 予想
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京成杯オータムハンデのレース概要
秋の中山競馬場の開幕週を飾るレースにしてサマーマイルシリーズの最終戦。マイルチャンピオンシップの前哨戦にしては時期が早いですし、何よりハンデ戦で実績馬は斤量を背負わされるためにあんまり出走してきません。夏に力をつけてきた上がり馬やこれからが期待される3歳馬が中心のレースでしょう。
トリッキーな中山マイルで行われるハンデ戦ということで順当に決まるケースは稀。過去4年で二桁人気の馬が確実に馬券に絡んでいますし、近5年中3回も三連単が10万以上の配当になっています。基本的に荒れると考えて予想した方がいいでしょう。
データ的な見地からの考察
京成杯オータムハンデはそこまでデータ的な偏りはないレース。強いていうなら内枠有利のイメージが強い中山マイルですが、最も有利なのは中枠というところでしょうか。過去10年の傾向を見ても5枠-6枠ぐらいの成績が最も良くなっています。これぐらいの枠がごちゃつかずにスムーズな競馬ができるんだと思います。
ラップ的な見地からの考察
中山芝1600mは最初のコーナーまでの距離が短く、それでいて向こう正面からずっと下り坂になるので中盤ラップが緩まないのが特徴。他の競馬場のマイルコースはほとんどが中盤部分のラップが緩むので、この舞台だけは異質なラップ構成になります。これが中山マイルが特殊な適性が求められると良く言われる理由でしょう。
血統的な見地からの考察
過去5年の血統傾向を見るとディープインパクト系の馬の成績が非常に優秀。過去5年の好走馬15頭中7頭が父ディープインパクト系でしたし、それだけこのレースに相性が良いと言えそうです。
レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?
今週が中山競馬場は開幕週。芝を全面張り替えしてオール野芝の開幕週になりますし、普通に考えて時計の出る高速馬場と見ていいか。どうも金曜日に関東地方に台風が上陸しそうで金曜に大雨が降りそう。土、日は気温が上がりそうなので、その雨がどれくらい乾くかがポイントになりそうです。
また、この時期の中山競馬場は強風が吹くことが多いのも重要なポイント。風次第で前残りや外差しに極端に振れることがあるので、当日の風向きは注意したいところです。
有力馬はハンデを背負わされるレースですが、そのハンデを背負ってでもここを使ってきた馬が多い印象。インダストリア、ソウルラッシュ、ミスニューヨークなどの人気馬が重いハンデを背負ってどれだけやれるかが焦点になりそうです。
考察まとめ
【レース質】特殊な適性が問われる中山マイルでのハンデ戦。<□■■□>
【波乱度】毎年波乱傾向。基本は荒れる前提で予想したい。
【ラップ特徴】中盤ラップが緩まずに流れるのが中山マイルの特徴。
【血統特徴】ディープインパクト系の馬が走りやすい。
【狙えるタイプ】中枠の馬(特に5枠)。
【狙えるタイプ】中山マイル適性が高い馬。
京成杯オータムハンデ 2023の印
【本命 ◎6 シャイニーロック】
高齢ではあるが昨秋あたりから力をつけて本格化。マイルの距離で逃げられた時はほとんど崩れておらず、オープン昇級後でマイル戦で崩れたのは超ハイペースで先手を奪えなかった米子Sぐらい。マイラーズカップではシュネルマイスター、ソウルラッシュといった強敵相手に僅差で走れていますし、そんな相手と互角に走れていればGIIIのメンバーなら通用するはず。
今回は同型のグラニットが「逃げたときがハマっただけで、決して前向きさがあるわけではないですからね。枠や展開次第では逃げてもいいですけど、先行の競馬もさせたいです。」とテキが控える競馬を示唆。こちらが内の枠を引いたことでテンに主張すればすんなりとハナを奪える可能性が高まりました。
キレよりも渋とさを活かしてこその馬なので中盤ラップが流れて直線が短い中山マイルは適性合うはずですし、開幕週の馬場ですんなりと先手を取れれば穴として十分にやれていいでしょう。
【対抗 ◯9 ラインベック】
ここ2戦は完全に本格化気配。キレはないがじわじわ伸びるタイプの馬なので、ここ2戦のような決め手が問われる広いコースよりも中盤ラップが緩まずで上がりがかかる中山マイルの方が合いそう。相性の良いディープインパクト系の馬ですし、ここは人気になりそうだが有力。
【単穴 ▲5 インダストリア】
いかにもパワフルなフットワークの馬で、戦績を見ても中山マイルしか走らない。そんな馬だからこそ秋初戦でもここが目標だと思いますし、ルメールなら開幕週らしい位置を取ってくるだろう。人気馬の中では割と信頼できそう。
【特注 ☆10 ウイングレイテスト】
重賞ではあと一歩の結果が続いているが、米子Sは休み明けでハイペースを早めに仕掛けてなかなか強い競馬。その時に僅差だったラインベックが今回人気になりそうですし、極端に上がりが速いレースにならなければやれていいか。
【△2 ソウルラッシュ】
マイラーズカップで外枠から外々を通って好走したのを見ても能力は現役屈指。パワータイプなので中山マイルも合うと思いますが、今回は休み明けで59キロの酷量という点でどこまで走ってこれるか。斤量改定前の京成杯オータムハンデは58キロの馬もそれなりに走っていたので地力を考慮して印は打つ。
【△7 グラニット】
ラジオNIKKEI賞はスタートで後手を踏んだとはいえ案外な結果。今回は控える競馬をするとの事だが、これまで逃げる競馬しか経験していない馬がいきなり馬の後ろでの競馬に対応できるだろうか。行った行ったで決まった場合の穴候補。
【推奨買い目】
三連複 6→9,5,10,2,7
馬連 6→9,5,10,2,7 (6→9は重ね買い)
ワイド 6→9,5,10 (6→9は重ね買い)
【買い目及び予想のポイント】
ここは単騎逃げ叶えば十分にやれそうな◎シャイニーロックに穴本命。相手は開幕週の馬場で位置が取れるか速い上がりを使えそうな馬に絞りました。最低限はワイドで回収しつつ、なんとか三連複か馬連を取りたい。
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