2017年5月20日の厳選予想 (メイステークス)

公開日： 2017/05/20 : 平場レース考察・予想

2017年5月20日の中央競馬の平場・特別レースからの厳選予想です。

その日のレースの中で最も馬券内確率が高く妙味ある馬を推奨する「今日イチ！」と、その日の平場・特別レースの中からブログ向けに選別した１レースの厳選予想を公開しています。本日の厳選予想はメイステークスになります。

先週から復活させたこのコーナーですが、土曜日こそ平場の厳選予想が的中しましたが、今日イチの一頭を土日連続でポシャるという微妙なスタート（苦笑）今週はサクッと成功させたいところです。

2017年5月20日の今日イチ！

その日のレースの中で最も馬券内確率が高く妙味ある馬を推奨するコーナーが「今日イチ！」です。昨年までは「厳選の一頭」というコーナーでしたが、名前が堅苦しかったのでこちらにネーミングチェンジします。

本日の今日イチはこの馬になります！

京都8R メルボルンT サラ3歳500万下芝2200m

ダービートライアル終了時期に行われる長距離戦ということもあり、素質馬は基本的には出走してこないレース。京都芝2200mはこの時期の３歳馬にとっては過酷な舞台であり、京都新聞杯の傾向と同じく意外にも持久力の必要なレースになりがち。それでいて京都コースで惰性で粘れちゃう舞台なので、ここ２年がダイワメジャー産駒の先行馬が押し切っているのも偶然ではないだろう。

本命はこの相手ならばに勝機到来だ。前走は久々の競馬となったが、インでしっかりと折り合って直線は抜け出しての完勝。２着が次走で未勝利を圧勝したのを見てもそれなりのレベルのレースだったと見て良さそうで、スパッとキレる馬が皆無の今回のメンバーなら位置取りも瞬発力も上位と見て良さそう。２、３番手からの追い比べ戦になれば勝てていいはずだ。

本日の厳選予想（メイステークス）

その日の平場・特別レースの中からブログ向けに選別した１レースの厳選予想を公開しています。ちなみに本日の厳選予想はメイステークスになります。

昨年までは平場・特別ハンティングということで、メルマガの勝負レースに設定するには少し足りないなぁ・・・というレースを貼り付けていただけでしたが、一応ブログに掲載するということで、こちらにもきっちりと時間をかけて予想したレースを載せようと思います。

重賞以外の平場・特別レースの中からセレクトしようと思いますが、注目度の高いオープンレースがあればそちらからセレクトする可能性が高いと思います。

東京11R メイステークスサラ4歳上OP 芝1800m

レース見解

前走重賞組が６頭もいるように、オープンにしてはGIIIくらいのメンバーが揃ったレース。

その上でポイントなのは逃げ、先行馬が全くいないこと。まず間違いなく超スローペースになるはずで、イメージとしては年明けの白富士ステークスのような超スローペースからの瞬発力勝負になるか。

これだけ行く馬がいないメンバーとなればスタート互角に出れば横山騎手はアングライフェンで逃げの手を打つのが濃厚か。

その番手あたりにクラリティスカイがつけそうで、タイセイサミットやマイネルラフレシアもその後ろあたりにつけそう。

マイネルラフレシアは逃げの手もありそうだが、マイネル軍団の中でも柴田大知騎手はあんまり逃げの手が好きではないタイプの騎手。出たなりの位置で競馬をすることが多く、恐らくは今回は逃げの手は打たないと見ています。

まず超スロー濃厚なので基本的には前に行く馬が有利になりそう。ただ白富士ステークスと違うのは、今の東京の馬場が完全に外差し傾向だということ。

先週は雨の影響あったとはいえ、２週前の日曜日から東京芝は外差し傾向続いており、今週は雨の影響受けなかったとしても恐らく外伸びになるはず。そうなればスローペースで進んでも外からスムーズに伸びて来れる馬に向くレースになるはずで、外目の好位からタフ馬場で長く良い脚を使える馬を狙ってみたい。

メイステークスの印

本命　◎ナスノセイカン

本命はナスノセイカンが絶好の狙い目に映る。

近走の内容を見てもこの馬は左回りコースで長く良い脚を使ったら重賞でも通用するレベルの馬。日経賞とAJCCは適性外条件でよく頑張った方で、左回りコースなら金鯱賞４着ぐらい走れていい馬だろう。

この馬の強さを証明するのはウェルカムS勝利の内容。このレースはかなりメンバーが揃っていたレースで、２着馬キャンベルジュニアは次走で準オープン勝ちでその勢いでダービー卿CTを２着。３着馬のメートルダールは次走で準オープンを勝って新潟大賞典も３着。４着馬のトーセンデュークも７着馬のクインズミラーグロも既にオープン入りしていますし、このレースを勝利したこの馬は普通に強いはず。

しかもその内容は外伸びのかなりのタフ馬場を最後まで伸びきって勝利したというもので、いかにも今の東京コースの馬場に合いそうな感じ。スタート悪くないので外めの中団くらいの位置は取れるはずで、先週同様に外伸び傾向ならば一番良い場所を通れそう。追えば追うだけ伸びる馬ですし、その特徴わかっている丸山騎手なら勝ち負けまで持ってこれていいと見ています。

対抗　◯アストラエンブレム

対抗はアストラエンブレムが人気でも強いだろう。

何よりこの馬の強さを示すのが２走前の京都金杯４着の内容。１回開催で外枠は絶望的な中で大外から突っ込んできて差のない４着。１〜３着がエアスピネル、ブラックスピネル、フィエロだったことを考えてもこの馬は重賞級と見ていいはず。

前走も超スローの1800m戦でしっかりと折り合って最後は凄い脚を見せましたし、ここは外枠で壁を作れずに引っかかるリスクはありますが、普通に折り合うことさえできれば突き抜けていいだけの素材です。

単穴　▲プロフェット

三番手はプロフェットが無難か。

もともと1800mの瞬発力勝負が向く馬には見えないが、オープンレベルでは能力上位なのは明白。白富士Sでも向かない展開を地力で差してきましたし、大阪城Sは直線でどん詰まりながら４着。今回もスムーズに外にさえ出せれば上位争いか。

特注　☆

展開的に恵まれそうなこの馬は穴として期待大。

一瞬のキレはないが持続力は相当ある馬で、準オープン時にはヴォルシェーブも負かしている馬。京都記念でもミッキーロケットやマカヒキと差のない競馬をしているわけで、1800mは少し短いが前々で競馬さえできれば十分にここでも通用する。

△　ヒストリカル

外差し馬場ならばヒストリカルの末脚がハマるパターンも十分。ただ小倉大賞典は展開が完全に向いた形なので、昨秋の毎日王冠の時から衰えがあるようだと少し心配も。

△　バロンドゥフォール

ここ２戦を見ているとバロンドゥフォールはかなり復調してきている印象。外差し馬場の少頭数レースならハマってもおかしくない。

△　タイセイサミット

３歳時から重賞で通用していたタイセイサミットだが、スローからの決め手勝負と内枠は微妙な印象。

△　クラリティスカイ

前走が重賞で３着ということで人気しそうなクラリティスカイはおさえまで。どうも最近の走りを見ているとキレずバテずで持久力を活かせる条件だけ走ってくる印象。今回はスローからの決め手勝負になりそうで、普通に考えればキレ負けする。

×　バーディバーディ

全く人気ないならバーディバーディを少し抑えてみても。準オープン勝ちの内容が非常に強かった馬で、昇級後は七夕賞が小回りコース向かず、新潟記念が外差し馬場で内枠、大阪城Sは超スローで大外ぶん回し、福島民友カップは小回りコース向かず、といずれも敗因はある感じ。外差しタフ馬場はベストなだけに100円ぐらい抑えておいても。