小倉大賞典2024の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2024/02/22
重賞レース考察・予想
小倉大賞典2024(小倉芝1800m)のレース予想です。
2月18日に小倉競馬場で開催され発走時刻は15:20です。出走馬はディープモンスター、アルナシーム、エピファニー、ロングランなど。小倉競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。
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小倉大賞典 2024 予想
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小倉大賞典はどのようなレースか解説します
概要・データ
開催後半の小倉競馬場で開催されるハンデ重賞。毎年この時期の小倉芝はインが荒れて外が伸びる馬場になっているが、その外伸びのトラックバイアスをめぐる騎手の攻防が非常に重要になるレースです。
小回り1800mという舞台なので一見すると延長ローテの方がスピードに乗りやすい感じもしますが、小倉大賞典は延長ローテがさっぱりダメで短縮ローテの馬が有利な傾向が出ています。
レースラップ
小回りコースで淡々と平均ペースで流れるのが小倉大賞典のラップ特徴。過去5年平均を見ても綺麗な平均ペースになっています。
血統傾向
小回りコースではありますがディープインパクトやキングマンボなどの主流血統はよく走っています。トニービンやロベルトなどの欧州スタミナ血統持ちも有利ですね。
今年の共同通信杯を予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
小倉芝はBコースに先週から変更となりましたが、日曜日には外が伸びる馬場に。土曜のレースを見ても今週末も外が伸びるトラックバイアスになっています。週中に雨が降らなかったせいか思ったよりも時計が出る馬場になっており、小倉大賞典も1分46秒台ぐらいの時計は出そう。
外有利なトラックバイアスですが、全馬が外を回すので外枠有利というわけではなく、騎手のコース取り次第で全てが決まるようなカオス馬場になっています。
展開想定
このメンバーで今村騎手騎乗ならセルバーグの逃げが確定的。この騎手となると後ろを引き離し気味の逃げを打ちそうな感じがあり、縦長の特殊な展開になる可能性あり。
ノーザン・ルメール・川田の取捨
川田騎手とルメール騎手は不在。ノーザンファーム生産馬はそこまで走っていないレースです。
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
外伸び馬場のトラックバイアスでコース取りが重要
狙える馬のタイプ
直線で馬場の良い部分をスムーズに通れそうな馬
嫌える馬のタイプ
直線で馬場の悪い部分を通ったり極端に後ろから外を回しそうな馬
小倉大賞典 2024の印
【本命 ◎15 ホウオウアマゾン】
もともと血統的にはなぜマイルを走っているのかわからなかった馬で、高齢になってテンのスピードが落ちてきたことで今は短距離ではスピード負けしている感じ。前走は一気に距離を伸ばして2000mを使われたが、スッと先行して最後まで食らいついて見せ場十分の競馬でしたし、今のこの馬は小回りの1800m-2000mで先行力と持続力を活かす競馬こそベスト条件だろう。
今回はセルバーグが主張しそうな隊列を外目から2番手ポジションが取れそうですし、セルバーグがぶっ飛ばしてくれればキレが問われる流れにもならなそう。この位置が取れれば直線で馬場の良い部分を選びたい放題ですし、鞍上も若手ナンバーワン級のホープで小倉芝1800mの複勝率は5割近く。ここは絶好の狙い目じゃないでしょうか。
【対抗 ◯7 アルナシーム】
もともとハイレベルな朝日杯FSで4着に走れているような馬。折り合いが難しすぎるがために出世が遅れたが、近走は1600m?1800mで折り合いがついた時は安定した戦績。函館記念では距離長い中で外枠で前に壁が作れないながら頑張っていましたし、おそらくペースが流れる小回りコースは合うはず。前走の京都金杯は外枠で位置が取れなくてノーカウントで良いですし、今開催の小倉芝で無双状態の鮫島駿騎手でどうとでも動けるこの枠なら信頼できそう。
【△4 アサマノイタズラ】
もともとスプリングSとセントライト記念で重賞でも好走実績がある馬。使う条件を間違えてスランプに陥ったが、ここ2戦に関しては復調を感じさせるレース内容。アンドロメダSは早めに動く競馬で1800mまでは上位争いでしたし、前走は勝負所で外から動く脚は見せ場があったが斤量がさすがに厳しかった。
序盤は後方からでも勝負所でコーナーで動いて行ける馬ですし、今の小倉芝はいかにも合いそう。あとは嶋田騎手がちゃんとしたコース取りをできるかだが、たまたまハマる可能性もあると見て印は打つ。
【△5 クリノプレミアム】
中山金杯は直線でごちゃつくところがあり、スムーズならあと1つ2つは着順が上だったか。高齢牝馬だがこのぐらいのレベルならまだやれても良さそうですし、タフな馬場でスルスルと立ち回るような競馬も得意。
ただ、関東から小倉までの直前輸送というのがさすがにどうなのかという点と、勝浦騎手が今の特殊な馬場に対応できるのかが半信半疑。
【△9 セルバーグ】
能力はある馬だが条件戦時代に今村騎手がぶっ飛ばす競馬を続けたことで精神的におかしくなってしまった。近走を見てもマイペースの逃げが打てるかどうかの馬になっていますし、そういう競馬ができた時は中京記念を見ても強いパフォーマンス。今回は今村騎手を乗せるということはやることは一つだけですし、過去の戦績からも1800mまでならこなせるはず。あとは逃げて直線で馬場の良い部分を通るというミッションを今村騎手が達成できるかどうか。
【△11 ロングラン】
じっくり溜めて差す競馬で本格化。いかにもヴィクトワールピサ産駒らしい馬で、前半部分はじっとして終い勝負に賭ける必要がある。丹内騎手は今開催の小倉芝で特注騎手ではあるが、なかなか難しそうな馬なので騎乗がハマるかは運次第な部分も。
【△12 エピファニー】
前走は2000mで位置を取りに行って折り合いを欠いて何もできず。今回は短縮自体は良いと思うが、杉原騎手が特殊馬場でどれだけスムーズに乗ってこれるか。
【△14 ゴールドエクリプス】
これまで小倉でパーフェクトな戦績。と言っても、この特殊馬場で立ち回りと騎手のコース取りだけで決まるようなコンディションでこの人気はどうなのか。角田騎手は過去2年このコースで【0-0-1-23】とさっぱりな戦績ですし、抑え評価ぐらいが妥当に見えます。
【ポジショニングマップ】
【推奨買い目】
馬連 15→7,4,5,9,11,12,14 (15→7は重ね買い)
三連複2頭軸流し 15,7→4,5,9,11,12,14
ワイド 15→7
単勝 15 ホウオウアマゾン
【買い目及び予想のポイント】
ここは外枠から佐々木騎手が積極的に乗ってくれれば◎ホウオウアマゾンが馬場の良い部分を通れそう。相手は鮫島騎手の◯アルナシームが有力と見て、あとの馬は騎手の乗り方次第で優劣を決めずに印を打った感じです。
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