オールカマー2024の予想を公開！

オールカマー2024(中山芝2200m)のレース予想です。

9月22日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はレーベンスティール、ステラヴェローチェ、サヴォーナ、サリエラなど。中山競馬場の芝2200mで行われるGIIです。

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オールカマー 2024 予想

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オールカマーはどのようなレースか解説します

概要・データ

中山芝2200mで開催される混合GII重賞。中山外回りコースを使用する中山芝2200mは先週のセントライト記念のところでも説明した通り、かなり特殊な舞台設定。中山競馬場の中長距離戦の中でも唯一、外回りコースを使用する舞台ですし、中盤から下り坂でスパート地点が早まるために少し主流条件からズレた適性が要求されます。

騎手で言うと戸崎騎手が圧巻の成績。年齢別で言えば4歳の成績が非常に優秀な一方で７歳以上の成績は最悪。あとは牝馬の成績が非常に優秀ですね。

外回りコース使用であんまり立ち回り要素が問われるイメージがないレースですが、最近は１枠をはじめとした内枠の成績が非常に優秀。最近は内枠有利の立ち回りレースの様相を呈してきている印象です。

レースラップ

前半部分はかなりスローになりやすいですが、他の主流条件に比べてスパート地点が早くなるのがこの舞台の特徴。だいたいラスト1000mぐらいの追い比べになることが多く、スパッとキレる馬よりは長く脚を使える馬が有利になりやすい。

血統傾向

以前からステイゴールド系やロベルト、トニービン、サドラーズウェルズの血を持つ馬がよく走っていたようにスタミナは問われる舞台。直近３年も父が非サンデーサイレンス系の馬が３連勝していますが、近２年は父が非サンデー系と言ってもノーザンファーム生産の超良血の馬が２連勝。

以前よりはスピードやキレが問われるようになっているものの、本質的に主流条件から適性がズレるレースで、非サンデー系のエリートタイプの馬に向くレースになってきているか。

今年のオールカマーを予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

中山競馬場は野芝100%の超高速馬場で２週使用。３日間開催の月曜日は雨の影響で少しだけ時計がかかりましたが、それでも依然として高速馬場でした。

今週はそこからのCコースへの変更で土曜の芝レースを見ても開幕週同様の超高速馬場に戻った感じ。スタミナよりも立ち回りや決め手が問われるレースになりそうです。

展開想定

まぁこのメンバーならアウスヴァールが逃げてのスローペースは確定的か。例年通りに前半スローからラスト4〜5ハロンの瞬発戦になりそうで、上手くロスなく立ち回って最後にビュンと速い上がりを使える馬が有利になりそうです。

ノーザン・ルメール・川田の取捨

川田騎手は不在。ルメール騎手はまずまずの成績で、先週も同コースで行われたセントライト記念を勝利しました。ある程度は評価しないとダメなレースか。

ノーザンファーム生産馬は直近10年で複勝率30%とまずまずの成績ですが、先にも書いた通りで主流すぎるノーザン生産馬よりも主流からは少しズレる非サンデー系のノーザン生産馬が合うレースです。

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

最近は内枠有利の立ち回り勝負になりやすい

狙える馬のタイプ

この条件に適性があって、ロスなく前目の位置から速い上がりを使える馬

嫌える馬のタイプ

主流条件に適性がありすぎる馬 or 外を回って差す競馬になってしまいそうな馬

オールカマー 2024の印

◎サリエラ

体質の弱さがあって一流厩舎に無理せずに使われている好素材。この血統はどれも体質の弱さがあって完成が遅くなる傾向で、全姉も５歳秋に一気に上昇を見せて最後は有馬記念でも激走。この馬自身もキャリアハイの走りを見せるのはおそらくこれからじゃないだろうか。

なぜか牝馬なのにも関わらず、芝2000m路線は完全無視で長距離路線を使われているが、さすがに牡馬の一線級とガチンコのスタミナ勝負では厳しかった感じ。それでも陣営が長めの距離を使ったというのは2000mでは少しスピード不足を懸念しているからなはずで、ジェラルディーナのように非根幹距離の2200mぐらいの条件で決め手を活かす競馬が最高に合うイメージがあります。

体質が弱くて反動が出る馬なので休み明けは良いですし、前述の通りこの馬の母系は晩成なのでそろそろ本格化しそう。オールカマーはとにかく牝馬が走るレースで、今年の出走メンバーの中で牝馬はこの馬１頭だけ。最近のオールカマーは内枠有利の立ち回り勝負になりやすくて１枠が圧倒的に有利な傾向ですし、この騎手は過去10年のオールカマーで複勝率63%という凄まじい実績を残しています。

昨年はこの馬以上にズブくて乗りにくそうなゼッフィーロという馬で完璧に捌いて３着にエスコートしていますし、今年はゼッフィーロ以上に素質が高そうで、なおかつ近走を見る限り操縦性を増しているこの馬に乗るとなれば素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることは確定的か。エリザベス女王杯まで楽しみにさせる走りを期待したい。

【対抗 ◯11 サヴォーナ】

スパッとはキレないキズナ産駒でディープボンドとイメージが被るが、こちらは母系が完全なスピードタイプなので長距離をガチンコで走るようなスタミナはなさそう。かといって2000m路線ではスピード負けするので、ベスト条件は2200m-2400mぐらいで程よいキレでも足りるぐらいのレースか。

2200m-2400mの距離であればハイペースで全く展開が向かなかった日経新春杯でも２着に走れていますし、普通に能力上位と見て良さそう。テンに速くないので１コーナーまで距離の長い中山芝2200mも外目の枠もプラス。テンに位置を取りに行きそうな横山武史騎手も手が合いそうですし、いかにも好走条件は揃った感じがします。

前走の函館記念の負け方を見ても、誰もが「外枠」「距離延長」はプラスに見ていると思いますし、だからこそ玄人勢の本命印が集中して普通に人気の一角になりそう。単勝２番人気になっても良さそうですが、どう乗ってもキレない馬なので勝ち切るイメージは湧かない。武史騎手の積極策で好走はしそうだが２−３着のイメージで買いたい。

【単穴 ▲4 レーベンスティール】

能力は4歳馬でもナンバーワン級のものがあるが、綺麗な馬場じゃないとダメだったり乗り手を選んだりと脆さもある馬。これまでのレースぶりからベスト距離は1800m-2000mだと思いますし、3歳時のセントライト記念は超高速馬場でモレイラ騎手が内枠から完璧な騎乗でエスコートしたから走れた感じ。

今回は古馬混合の芝2200mでスタミナが問われると脆さが出そうだが、超高速馬場で内枠が引けてルメールならそれなりに走っちゃいそう。

【特注 ☆5 ステラヴェローチェ】

大阪杯ではインを通った馬で上位独占の中で外を回して４着で最も強い競馬。2000mでも行きたがるところがある馬だけに距離適性は1600m-2000mぐらいなはずで、前走の札幌記念は外枠からインに入れて横山典弘騎手が完璧に乗ってきていた。

おそらく2000mから200m伸びるよりは短くした方が良いタイプだと思いますし、今回は内枠からロスなく競馬ができて能力上位ではあるが少しマイナス評価とした。

【△6 アルビージャ】

モーリス産駒らしい難しさはあるが、以前から重賞級の素質は見せていた馬。前走は2年の長期休養明けを考えればまずまずの内容でしたし、今回は叩き2戦目で嶋田騎手がどれだけ上手く乗れるか。

【△7 ヤマニンサンパ】

長期休養明けだった鳴尾記念で最後に差し込んできたのを見ても6歳にして成長している感じはアリ。前走は道悪馬場のG1レースで割引できそうですし、今回はここでどれだけ差し込んで来れるか。

【△8 ニシノレヴナント】

条件戦時代にキングズパレスを倒していたりで重賞で通用する裏付けはアリ。この条件は得意そうだが、どうも前走で真っすぐ走れなかったり、後ろからになりそうな点は不安。重賞レベルとなるとネロ産駒で芝の長距離も走れるんだろうか。

【△12 ロバートソンキー】

一昨年の２着馬。その一昨年は内枠が上位独占の中で1枠から完璧に捌けており、少々恵まれた印象はあった。オールカマーは7歳以上馬がさっぱり走らない点がどうかだが、休養多くてレース数は使われていませんし、坂路でキャリアハイの時計が出せているのなら一枚抑えておくか。

先日のローズステークスは大穴◎セキトバイーストからの大本線で今年一番の回収率で会心の的中となりました！！

＜ローズステークス レース結果＞
１着：◯クイーンズウォーク　２番人気
２着：△チェレスタ　　　　　７番人気
３着：◎セキトバイースト　　11番人気

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徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」のご紹介

さて、2024年も９月になりました。

ここでは徹底分析メルマガ「競馬をビジネスにする」の新規読者募集をさせていただきます。

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その予想・考察に結び付くまでにどのようなデータを作成しているのか？どのようなプロセスを踏んでいるのか？そういったところまでをメルマガ「競馬をビジネスにする」では全て隠すことなくお伝えいたします。

正直な話、私は尋常ではない時間をかけて競馬のデータと考察を行っています。それを必要とされる方がいるのであれば還元できれば。そして勝ち組になっていただければ、というのがこのメルマガの趣旨でございます。

恐らくですが、、、

毎週、JRAの全レースの分析、回顧をコメント付きで配信しているのは当メルマガくらいだと思います

週末に私が配信する予想で的中頂くのももちろん結構なのですが、それより何より毎週配信しております分析、回顧、そして競馬予想における考え方などをお読みいただき、「自分自身で分析、予想して的中できる」能力を身につけていただくことを目指しております。

ただ丸乗りでいいや、という方は合わないのでご遠慮頂いた方が良いと思います。そうではなく「もっと競馬を知って当てたい！」「もっと競馬を楽しみたい！」という能動的思考の方にお読みいただきたいと思っております。

当メルマガはクオリティでどの雑誌やメルマガにも劣っていないと思っております

正直、過大広告や一度の的中を誇張するメルマガなどが多く蔓延っているのが実情。その中で当メルマガは「クオリティだけに特化して」配信しています。もしかすると２、３週連続で不調で当たらないかもしれません。ですが、その間に配信している内容にクオリティの低いものは一切ないと断言できます。

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購読者数ランキングに関してもPC版とモバイル版の２つに分かれていながら、どちらも２位と３位という圧倒的な支持を頂いています。

この順位までこれたのも「圧倒的に継続読者数が多い」ということが理由です。小手先の一度の的中などに満足せず、必然的に的中するための分析と回顧の積み重ねでクオリティを維持しているおかげと思っております。

もちろんこれだけでは満足せず、、、

圧倒的なクオリティ業界一を目指します！！！

さて、ここでメルマガの各曜日ごとの配信詳細を紹介しましょう。

【月曜日】先週の重賞回顧

月曜日に先週の重賞回顧を配信します。前週に行われた重賞レース出走馬全ての馬に回顧コメントをつけて配信しております。次走注目馬などもご紹介。

【水曜日】中央競馬の全レース回顧

水曜日には前週に行われた中央競馬の全レース分の回顧文&データを配布します。

各競馬場ごとに前週に行われた全てのレースの詳細と勝ち馬の評価、そしてそのレースで不利を受けた馬や次走注目するべき馬、危険な人気馬などを全て網羅して配信しております。

そんな、文章でのボリューム満載なレース回顧に加えて、、、

エクセルファイルにて競馬場ごとに新馬戦から上級戦まで、全てのレースの結果情報、レース回顧コメント、先週の結果分析のタイムランク情報などを載せたデータファイルを毎週配信しています！

正直言って回顧をやっているブログ、メルマガはあれど、中央競馬の全レースの回顧をまとめて配信している媒体はウチだけだと思います。

これを見れば縦比較で走破時計やレースラップがどれくらい優秀なのか把握できますし、予想の際にこれを見ればどの馬が強いレースを戦ってきたのかが一目瞭然です。

ただ、この文章だけではなかなかどういうものか伝わりにくいと思うので、2016年の函館競馬場の全レース分析データを下記リンクで無料でダウンロードできるようにしておきました。こちらを見てどんなものか確認頂ければ幸いです。

【金曜日】重賞プレ予想
金曜日は重賞のプレ予想を配信いたします。ここで「競馬開催日の競馬ノート」の週末のパスワードを配布いたします。ここから週末のレース予想が始まっていきます！

【土曜日】重賞買い目&平場の狙い目

土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。

【日曜日】重賞買い目&平場の狙い目

土日は重賞の買い目と平場の狙い目を掲載します。また、リアルタイムで予想が見れる「競馬開催日の競馬ノート」というページをメルマガ読者様限定で公開しております。

【不定期】地方競馬の重賞予想

地方交流重賞並びに南関競馬の重賞をメルマガ限定コンテンツとして配信しております。

※以前は地方交流GI並びに南関のSIレースに関してはブログで全体公開としていましたが、今後はメルマガ限定のコンテンツとなります。

【不定期】海外競馬のレース予想の配信

最近では海外競馬の馬券もPATで購入できるようになりました。海外競馬のレース予想に関してもメルマガにて配信します。こちらは実施が不定期なので配信日はその時々になりますが、メルマガをご購読いただければ海外競馬まであなたの競馬ライフをカバーいたします。

これだけのボリュームあるコンテンツを毎日更新予定！！

サイト記事だけではわからない予想する際に使うデータベースや、結論を導くまでのメソッドをメルマガを通して余すことなくお伝えできればと思っております。

今までなんとなく馬券を買ってきたという方は、ぜひ本当の競馬力を身につけていただくためにも読んでいただければ幸いです。競馬予想の真髄をお見せいたします。

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