新潟記念2023の予想を公開!
公開日:
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最終更新日:2023/09/07
重賞レース考察・予想
新潟記念2023(新潟芝2000m)の予想です。
9月3日に新潟競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はサリエラ、ノッキングポイント、プラダリア、マイネルウィルトスなど。新潟競馬場の芝2000mで行われるGIIIです。
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新潟記念 2023 予想
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新潟記念のレース概要
新潟競馬場の最終週に行われるサマー2000シリーズ最終戦。これまで行われてきたサマー2000シリーズは全てコーナー4回の小回りコースでしたが、このレースはワンターンの新潟外回りコースで行われるので求められる適性が全く変わってきます。いかに外回りの長い直線でしっかり伸び続ける事ができるかが重要なレースです。
また、開催最終日に行われるため馬場コンディションも非常に重要。年によっては外馬場しか伸びなくて外枠が圧倒的に有利になる事もあるので馬場傾向はしっかりと把握したいです。
データ的な見地からの考察
ずっと使われてきた新潟競馬場の最終週に行われるレースということもあり、その年の馬場状態によって顕著な外枠有利レースになることも多い感じ。特に近年は外枠じゃないと話にならないようなレースが続いています。
ラップ的な見地からの考察
直線が日本一長い新潟外回りコースを使用するため前半から速いペースになる事はほぼありません。ほぼ間違いなく後傾ラップの上がりが速い展開になりますが、新潟外回りコースは直線が長すぎるので最後の1ハロンの上がりがかかるのが特徴。ここの部分でバテずに最後まで伸び続けられる馬が走りやすい舞台です。端的に言えばスパッとキレる馬よりも長く良い脚が使える馬の方が走りやすいでしょう。
血統的な見地からの考察
近5年の血統傾向を見るとキングカメハメハとディープインパクトの血が圧倒。特にキングカメハメハ持ちの成績は凄いことになっています。それだけ王道血統が走りやすい舞台という事でしょう。
直線が長くてバテずにずっと伸び続ける脚が求められる舞台という事で、昔からトニービンやロベルトを持っている馬が走りやすいレースでもあります。
レベルや馬場、展開などを踏まえて今年はどんなレースになりそうか?
今週が新潟競馬場は最終週。土日の競馬開催どころか、平日にも全く雨が降っていないようで馬場状態は例年以上に良好。まだインも十分に使える馬場になっていますし、近年ほど外枠有利な馬場にはなっていません。
出走メンバーを見ても前に行く馬が少ない印象。スローペースは確定的で穴を開けるなら前に行ける馬でしょう。
考察まとめ
【レース質】長い直線での差し比べ勝負だが今年はスロー確実。<■□□■>
【波乱度】過去2年は二桁人気馬が勝利。波乱の可能性は十分
【ラップ特徴】スローペースから上がりの速い展開になりやすい。
【血統特徴】キンカメ、ディープの王道血統が有利。
【狙えるタイプ】外枠を引いた馬(今年はそこまで外有利じゃないかも)。
【狙えるタイプ】長く良い脚を使える馬。
【狙えるタイプ】超スロー必至で前付けできる馬。
新潟記念 2023の印
【本命 ◎11 バラジ】
先行力と息の長い末脚が武器の馬で、レースセンス抜群なのでなかなか崩れずに安定して走るタイプ。そんな安定タイプの馬にしてはオープン昇級後の2戦は凡走してしまっているが、どちらも2200m地点ぐらいまでは見せ場十分の競馬でオープンレベルでは2400m以上の距離が長そうな感じ。血統的にも父は短距離路線で活躍した馬ですし、本質的には2000m前後ぐらいの距離があっているんじゃないでしょうか。
今回は距離短縮になりますが、先行馬が全くいないメンバー構成でなおかつ新潟外回りコースならテンスピードで戸惑うことはまずないはず。今回のメンバーなら間違い無く先行できると思いますし、逃げて先手を奪う可能性も結構ありそう。ほぼ間違いなく超スローペースになると思いますし、距離短縮で狙いたいと思っていた馬が露骨に展開に恵まれるなら狙ってみたい。
【対抗 ◯13 プラダリア】
超ハイレベルだった昨年のダービー5着馬で、1頭だけかなり外を回って健闘した日経新春杯のレース内容などを見ても普通にGIIで上位の存在。どうも京都記念や目黒記念のレースぶりを見ていると2200m以上では距離が長そうで、本質的には2000mぐらいの距離が良さそう。
今回はベスト条件に見えますし、レース傾向を考えると外枠も最高。今回のメンバーなら相対的に前目の位置が取れると思いますし、ここは久々に重賞制覇の大チャンスでしょう。
【△5 イクスプロージョン】
夏時期しか走らない馬で、戦績から見ても左回りコース専用機。夏時期の左回りコースはそこそこ走れていますし、今回のメンバーに入れば位置も取れそう。やれてもいいんじゃないだろうか。
【△7 フラーズダルム】
これまでマイルの距離ばかり使われているが、武田尾特別で1800mの距離はこなせている。どうもオープン昇級後はマイルでスピード負けしている感じがしますし、初めてのこの距離で良さが出れば穴を開けても。
【△8 インプレス】
これまで勝利したレースは全て超スローからの瞬発力勝負。オープン昇級後は追走ペースが問われる流れに対応できなかった感じで、今回は新潟外回りコースのスロー瞬発戦なら変わる可能性も。
【△10 ファユエン】
使いつつ力をつけてきた感じで、近走はどのレースでも素晴らしい決め脚を使えている。今回もスローペース濃厚で位置取りが鍵になるが、直線でスムーズに末脚を発揮できればやれていい。その点でこの鞍上弱化はマイナス。
【△14 マイネルウィルトス】
道悪馬場やタフ馬場で素晴らしい走りを見せている馬で、一方で33秒台の上がりは2000年から記録できていない。良馬場の新潟芝2000mでは距離が足りないはずで、今回はキレ負けする可能性が高い。
ただ、大外枠でデムーロ騎乗というのはちょっと何か匂うところはあり、2年前のマイネルファンロンもこのレース時点までは一切キレない馬だったのにこのタイミングで最速上がりを使った。全く同じ配合のこの馬も少し警戒はしておくか。
【推奨買い目】
単勝 11 バラジ 本線
単勝 13 プラダリア 本線
ワイド 11→13 本線
馬連 11→13 本線
三連複2頭軸流し 11,13→5,7,8,10,14
【買い目及び予想のポイント】
ここは次走注目馬の2頭が位置が取れそうな上に絶好枠。一方で買いたくないと思っていた人気馬2頭が内枠を引いてくれたので面白いレースになりそう。基本は次走注目馬2頭だけの馬券を買いつつ、ボーナスで三連複2頭軸流しを少し買いたい。
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