【ラジオNIKKEI賞2019の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します

ラジオNIKKEI賞2019(福島芝1800m)の考察です。

6月30日に福島競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はランスオブプラーナ、ブレイキングドーン、ディキシーナイト、レッドアネモスなど。福島競馬場の芝1800mで行われるGIIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。

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ラジオNIKKEI賞 2019 考察

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レース傾向

福島競馬場の芝1800mで行われる3歳限定のGIII戦。日本ダービーに出走できなかった準一線級の馬が出てくることからも「残念ダービー」なんて呼ばれ方がしたりするレースだ。

だいたい２〜３歳のクラシック路線で要求される適性は前半部分で脚を溜めて最後の長い直線でいかに速い脚を使えるか、ということ。一方でラジオNIKKEI賞では最初から最後まで淀みない流れでスピードを持続できるか、という事が問われるために、今までのクラシック路線では活躍できなかった馬が走りやすい。毎年のように穴が空いている傾向も納得できるレースだろう。

今年は例年に比べるとメンバーは小粒な印象。昨年のフィエールマンやそれ以前のアンビシャス、ゼーヴィントと言った素質上位のディープインパクト産駒の出走はなく、福島の小回りコースならなんとかなるんじゃないか、というイメージでここを使ってきた馬が多い感じ。出走馬同士のメンバーレベルも大差なさそうですし、大荒れまであって良いと見ています。

POINT1 → 今までの２〜３歳のクラシック路線で問われた能力と別の部分が問われる一戦。毎年のように荒れるレースである。

直線が短い福島芝1800mで行われる3歳限定GIII。開幕週で前が残りやすい馬場ということもあってとにかく前への意識が強くなりやすく、前半部分から速いラップでの持久力勝負になりやすい。

前半部分で脚を溜めて最後の直線で末脚を伸ばす事だけに特化した馬では難しいレースで、昨年のフィエールマン（後にGIを2勝）ぐらい能力が抜けていれば別だが、基本的にはそう言った馬は軽視するべきレース。一方で前半部分が速いペースを追走できて、最後も上がりがかかる展開をしっかり伸びてこられる馬が好走しやすい。

POINT1 → 直線が短い小回りコースでなおかつ開幕週で前への意識が強くなる。前半部分から淀みないレースになりやすい。

コーナー４回の芝1800m。開幕週ということもあってペースが速くなりやすく、中盤のペースも緩まないラップになりがち。持久力も重要となりますが、それ以前に速いペースについていけるだけの追走スピードも重要になるレース。そんなこともあってか、米国系のダート血統を持っている馬の活躍が目立ちます。

そんな追走スピードを持っていることが前提の上で、持久力勝負で最後までしのげるスタミナが重要。福島コースの芝中距離戦で特注血統と言えるニジンスキー、ロベルト、グレイソヴリンと言った血を持っている馬の活躍が目立ちます。

また、これは素質的なものなのかもしれませんが、ディープインパクト産駒の人気馬が出走してきた時は順当にこれらの馬は走ってくる傾向。ローカルのGIII戦という非主流の舞台であるからこそ、素質上位のディープインパクト産駒は能力上位ということか。

POINT1 → ペースが速いため追走スピードが問われる。米国系のダート血統を持っている馬が有利。

POINT2 → 持久力も問われるためニジンスキー、ロベルト、グレイソヴリンあたりを持っている馬が走る。

POINT3 → 素質上位のディープインパクト産駒が走りやすい傾向。

考察まとめ

というわけで枠順発表前のラジオNIKKEI賞の想定オッズはこちら。

枠順発表前の想定オッズ（当サイト予測）

もう１番人気からして何が人気になるかわからない超大混戦オッズが濃厚。最低人気ですら５〜６０倍程度になりそうで、どんな馬が突っ込んできても驚けないようなカオスなレースになりそうな感じがしています。

何頭か本命候補の馬はいるのですが、最も人気を落としそうな中で面白そうなのはこの馬。スッと前に行ける先行力と小回り向きの持久力が売りの馬で、２走前は明らかに向かない条件ながら最後まで見せ場十分の内容でやはり能力はあるだろう。

どう考えても小回りコース向きの馬なのだが、ここ４戦は東京、阪神、東京、東京と直線の長い広いコースばかり。今回は久々にベスト条件に戻って大穴を開ける可能性あり。

前走は完全に展開が恵まれての勝利。調教が凄まじいおかげで常に過剰人気する馬ですが、今までのレースからそこまでの強さは感じない馬。今回は先行激化の展開になりそうですし、人気を裏切るとすればここか。

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