ヴィクトリアマイル [2] 前哨戦敗退組を狙え
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GIレース考察・予想
1日1食、炭水化物をほぼとらない生活を続けておりますが、もう1ヶ月くらい経ちましたが目に見えて脂肪が落ちていきます。
一時期、78kgくらいまで肥えたのがもう73kgを切りそうなくらい。だいたい1ヶ月で5kgくらいは変わりました。ほぼ運動はしていないでこれなので、空腹にも慣れてきたのでこれからは加えて有酸素運動なども取り入れていこうと思います。
とにかくコツは「食べたいのを我慢する」という発想ではなく「空腹を楽しむ」という発想に切り替えること。
我慢するという発想では恐らく続きません。人間は現代社会で必要以上のエネルギーを食事から摂取しているので、お腹が空いていなくても1日3食食べてしまっています。
それを止めて、本当にお腹が空いた時に必要量だけ食べる。これをするだけであっさりと痩せます。
前哨戦敗退組を狙え
ヴィクトリアマイルの前哨戦といえば、
阪神牝馬ステークス
福島牝馬ステークス
中山牝馬ステークス
あたりが主なところと言えるだろうか。
そのどれもが当たり前だが牝馬限定戦。普通に考えればこのステップレースから来た馬が順当に活躍していそうだが、このヴィクトリアマイルはその考えが通用しない。
過去5年の好走馬の前走成績を見てみると、
【2014年】
1着:ヴィルシーナ 前走:阪神牝馬S 11着
2着:メイショウマンボ 前走:大阪杯 7着
3着:ストレイトガール 前走:高松宮記念 3着
【2013年】
1着:ヴィルシーナ 前走:大阪杯 6着
2着:ホエールキャプチャ 前走:阪神牝馬S 14着
3着:マイネイサベル 前走:福島牝馬S 2着
【2012年】
1着:ホエールキャプチャ 前走:中山牝馬S 5着
2着:ドナウブルー 前走:中山牝馬S 11着
3着:マルセリーナ 前走:阪神牝馬S 2着
【2011年】
1着:アパパネ 前走:マイラーズC 4着
2着:ブエナビスタ 前走:ドバイワールドC 8着
3着:レディアルバローザ 前走:中山牝馬S 1着
【2010年】
1着:ブエナビスタ 前走:ドバイシーマクラシック 2着
2着:ヒカルアマランサス 前走:阪神牝馬S 13着
3着:ニシノブルームーン 前走:中山牝馬S 1着
ご覧の通り、15頭のうち前走1着だった馬はニシノブルームーンとレディアルバローザの2頭のみ。そのどちらも3着が限界で、前走1着組の連対は7年前のエイジアンウインズまで遡らなければいけない。
この理由は前哨戦のレースの質に影響している。
<阪神牝馬S>
阪神芝1400mで行われる牝馬限定戦。
阪神芝1400mはマイル適性というよりもスピードの持続力を問われるスプリンター寄りの条件。東京マイルに必要なスタミナとキレは基本的には要求されない。
<中山牝馬S>
中山芝1800mで行われる牝馬限定戦。
この時期の中山コースは基本的には激重馬場で行われることが多く、馬の強さというよりは中山適性で勝負が決まることが多い。
このレースで上位に来た馬は東京ではほぼキレ負けする。
<福島牝馬S>
福島芝1800mで行われる牝馬限定戦。
福島の小回りコースで行われるレースだからこそ、何よりも立ち回りのうまさが要求される。東京ではほとんど要求されない適性で好走しているわけで、東京に替わってキレ負けするのは容易に想像できる。
<大阪杯>
阪神芝2000mで行われる牡馬混合戦。
GI級馬の春の始動戦として使われることが多く、天皇賞(春)のステップレース的意味合いも。明らかに牝馬限定戦よりもメンバーが数倍上であり、ここではさすがに牝馬は勝てないだろう。牝馬限定戦に替われば巻き返す可能性大。
<マイラーズC>
京都芝1600mで行われる牡馬混合戦。
ヴィクトリアマイルを目指す組ではなく安田記念を目指す組の前哨戦。それだけ牝馬限定のステップレースよりはレベルが高いわけで、牝馬が勝つのは難しいレースだ。
加えて近年は高速馬場への対応力だけで勝敗が決まる傾向があり、東京の牝馬限定戦に替わって巻き返す可能性あり。
牝馬限定戦の3つのレースはとにかくヴィクトリアマイルと求められる適性が違いすぎる。だからこそ勝った馬よりも適性が違って馬群に沈んだ馬の方が強調できる。
牡馬混合戦の大阪杯とマイラーズCはそもそも牝馬が勝つことが難しい。
だから1着をとれば更に強調できるが、負けていたとしても牝馬限定戦に替われば巻き返してくる可能性が高い。
阪神牝馬S1着 カフェブリリアント
中山牝馬S1着 バウンスシャッセ
福島牝馬S1着 スイートサルサ
この3頭はデータで見ればバッサリといってもいいかもしれない。
少なくとも連に絡むことはまずないので馬連を買われる方は軽視すべき馬だろう。
この事実を理解してから、今年の出走馬の前走と、そこから条件が好転するかどうかを見てみよう。ちなみにここでは適性、条件のみの判断とし、馬の能力は考えないものとする。
アルマディヴァン 福島牝馬S 6着 △
決め手を活かすタイプで福島コースは若干合わなかった感も。
ただ東京では逆にキレ負けもしそうな馬で、プラスマイナスゼロといった感じか。
ウエスタンメルシー 福島牝馬S 9着 ◯
条件戦は東京コースで極限の瞬発力勝負を差し切った。
前走は慣れない福島コースで前が詰まって何もできず。確実に条件は好転する。
カフェブリリアント 阪神牝馬S 1着 △
データ的には阪神牝馬S勝ちは全く適性が違うところでの勝利なので強調できない。
ただしこの馬の場合1600万下の東京マイルでアデイインザライフに勝っている点は重視したい。データで少しマイナスとはしたが適性的には東京の方が合う気がする。
ケイアイエレガント 京都牝馬S 1着 △
京都の前残り馬場をスローで逃げ切ったという内容からも、レース条件としては前走より好転することはない。ただしヴィクトリアマイル5着の実績があり、牝馬限定戦なら合わないということはないはずだ。
ショウナンパンドラ 大阪杯 9着 ◎
前走はGI馬が集結した超レベルの高い大阪杯で、しかも道悪というこの馬にとっては最悪な条件。大敗も仕方なく、キレが活かせる東京コースは明らかにプラスだろう。
スイートサルサ 福島牝馬S 1着 △
データ的には福島牝馬S勝ちは全く適性が違うところでの勝利なので強調できない。
ただこの馬はもともとが鋭い決め手で勝負するタイプなだけに、東京コースは決してマイナスにはならない。
ストレイトガール 高松宮記念 13着 ◎
前走は道悪の高松宮記念で大外枠。スムーズに競馬もできておらず、スプリント戦の方が適性はあるにしても、今回の条件替わりは間違いなくプラスだろう。
スマートレイアー 阪神牝馬S 3着 ×
母系からもこの馬にはマイルは長い。前走がベスト条件だったはずで、昨年も阪神牝馬S快勝の後にヴィクトリアマイルを惨敗している。ここは強調できない。
タガノエトワール 難波S 1着 ×
条件戦から挑む馬で馬券に絡んだのは6年前が最後。
この馬が前走復活を遂げたのはローズS、秋華賞と同じ条件の中距離戦を使われて、かつペースが流れて末脚が活きたからだろう。今年のヴィクトリアマイルはスローになりそうで、かつこの馬はマイルの距離だと前へ行けずに後ろになる。血統は合いそうだが条件は向かない。
ダンスアミーガ 阪神牝馬S 8着 ◯
馬券に絡んだ5回のうち4回が左回りコース。明らかに左回りに良績が集まっている馬で、長岡Sの内容を見れば牝馬限定重賞なら十分にやれていいように思う。今回待望の左回り戦に替わって超大穴として期待できそう。
ヌーヴォレコルト 中山記念 1着 ◯
牡馬混合戦で1着という実績はケチのつけようがないが、中山コースで道悪だったという事実も忘れてはいけない。能力は度外視で適性の話だけをすればまず前走よりは適性は下がる。牝馬限定戦に替わるということは考慮して◯評価で。
ハナズゴール 阪神牝馬S 11着 ◯
末脚を活かしたいタイプだけに直線の長いコースに替わるのはプラスだろう。
バウンスシャッセ 中山牝馬S 1着 ×
とにかく時計のかかるパワー馬場でしか走らないタイプ。東京コースなら最低オークスくらいの距離は欲しいはずで、このコース替わりはマイナスにしかならない。
ベルルミエール 阪神牝馬S 2着 ×
強い馬だと思うしペース次第では食い込みあっていいと思うが、少なくとも阪神芝1400mから東京芝1600mへのコース替わりは大幅マイナスだろう。NHKマイルもこの条件で大敗している。
ミナレット 福島牝馬S 5着 △
距離が1800m→1600mに替わることはプラス。だが、福島から東京に替わることは大幅マイナスだろう。
メイショウマンボ 阪神牝馬S 13着 ◯
ズブくなってきたこの馬にとって阪神芝1400mを走らせることは酷。
本当はもっと長い距離の方がいいと思うが少なくとも前年2着の舞台に替わるのはプラスだろう。
リトルゲルダ 高松宮記念 16着 ×
前走は道悪が全くダメだった可能性が高いが、それ以上にマイルはもっとダメだろう。
レッドリヴェール 阪神牝馬S 6着 △
過去に結果を出しているマイルコースに替わるのはプラス。ただし、東京コースは輸送があるのでこの馬にとってはマイナス。
こんな感じの評価になった。
前走よりも格段に条件が好転するのは、
ショウナンパンドラ ストレイトガール
の2頭。
前走よりも条件が好転するのは、
ウエスタンメルシー ダンスアミーガ ヌーヴォレコルト ハナズゴール メイショウマンボ
の5頭。
前走と条件がほぼ変わらないのは、
アルマディヴァン カフェブリリアント ケイアイエレガント スイートサルサ ミナレット レッドリヴェール
の6頭。
前走よりも条件が悪化するのは、
スマートレイアー タガノエトワール バウンスシャッセ ベルルミエール リトルゲルダ
の5頭という評価になった。
本命は条件が好転する7頭の中から選ぶべきだろう。条件が悪化する組に関しては人気馬もそこそこいるので基本的にはバッサリ行ってみたい。
今回大穴を開けそうなのはこの馬。
まだ出走するかはわからないが、この馬は明らかに今回の条件は合いそう。
ここ数戦人気していた馬が一気にここでオッズを下げる。狙い目だろう。
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牝馬にとって春の最大目標となるのがこのヴィクトリアマイル。大半の陣営はココが勝負になるのだが、近年は現役最強クラスの牝馬となると目標はこの先。お釣りのある仕上げであることがほとんど。だから、かつてはウオッカがエイジアンウインズに足元を掬われ、ブエナビスタもアパパネの後塵を拝すことになった。この事実を忘れてはいけない。
ハープスター、ラキシスが不在となれば、中山記念で牡馬を破ったヌーヴォレコルトが中心視されるのは必然。マイルは久々だが[2.1.1.1]と距離実績もあり、3勝をあげている東京が舞台。ほぼ死角らしい死角のない条件ではある。しかし、同馬の春の最大目標は宝塚記念との話。となれば、ココが“メイチ”でないことは明白だ。
しかも、同世代からは秋華賞馬ショウナンパンドラ、中山牝馬Sで復活を果たしたバウンスシャッセらが、5歳以上からは目下3連勝中と勢いのあるカフェブリリアントや、実績馬スマートレイアーやディアデラマドレ、ケイアイエレガントなどが出走。一筋縄ではいかないメンバーで、ヌーヴォレコルトの大崩れは考えにくくとも、決して“アタマ鉄板”とは言えない状況だ。
その中で、当社がこのレースの“最大の惑星”と睨んでいるのが◯◯◯◯◯◯◯◯だ。「前走が全然ダメだったら、『もう終わった』と覚悟していたんだけど、ようやく復活の兆しを見せてくれたからね。デビュー前から重賞級と期待していた馬だけど、実際に◯◯◯でもいい勝負しているしココでも足りないことはない。それに、◯◯で◯◯が◯◯だから、できることなら獲りたい。秋(エリザベス女王杯)よりコッチの方がチャンスだと思うし、一発狙うよ!」とのヤリ話を独占入手。確かに、この馬は人気の盲点になりそう。馬券に絡めばホボ万馬券決着は必至。
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