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クイーンエリザベスステークス2020の予想を公開!

クイーンエリザベスステークス2020(ランドウィック芝2000m)の予想です。

4月11日ランドウィック競馬場で開催され発走時刻は日本時間14:55です。出走馬はダノンプレミアム、アデイブ、テアカウシャーク、ベリーエレガントなど。ランドウィック競馬場の芝2000mで行われるGIです。

 

日本全国大変なことになっていますが、競馬が今週末も開催されそうなのは何よりの朗報。今週末は日本でも重賞が3つありますが、オーストラリアでもダノンプレミアムが出走するクイーンエリザベスステークスがありまして馬券の発売もあります。

あまり馴染みのないオーストラリア競馬ということでヒントが欲しいという方も多いかと思いますので、まず週末の中央競馬の重賞レースに先駆けまして、クイーンエリザベスステークスの予想を配信いたします。

 

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11日に行われるこのレースの情報満載サイト!

4月11日(土)オーストラリア
14:55(日本時間)発走予定

日本屈指の実力馬ダノンプレミアムがついに豪遠征!日本がいまこんな状況だからこそ頑張ってほしいですよね!思い返せば2011年の3月のドバイワールドCも日本が大変な時にヴィクトワールピサが優勝、しかもトランセンドとワンツーを決めてくれた過去もあります。きっといい結果を残してくれるでしょう!

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クイーンエリザベスステークス 2020予想

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予想の根拠

シドニー近郊のランドウィック競馬場で行われるオーストラリア秋シーズンの最重要GIレース。今年はコロナウィルスの影響で賞金額が半減となったが、それでも注目に値するレースであることには変わらない。

コース形状を見てもコーナー途中からのスタートとなるので基本的には内枠有利。近年の成績をよく見ても、外枠の好走が目立つのはウィンクスのものですからそれを除けば内枠の方が有利と言っていいでしょう。

上のコース図だけを見ると小回りコースのようにも見えますが、1周2224mもあってなかなかのビッグサイズ。直線距離も410mある上に直線は登り坂になっているので、ただ立ち回りが上手いというだけでどうにかなる舞台ではない。内枠有利と言っても香港のシャティン競馬場ほどのトラックバイアスはないと見ていい。実際に内枠有利の傾向があると言っても、ペース次第ではルチアナヴァレンティーナが大外から突き抜けて勝利したこともありますし、外差しも十分に決まるような印象です。

 

コースの水捌けが良くないということで過去10年で5回は2分5秒以上時計がかかっているレース。今年は1週前こそ道悪馬場になっていましたが、シドニー地方は週末にかけて雨は降らずの好天予報。稍重馬場ぐらいで落ち着くとなれば2分2〜3秒ぐらいの決着だろうか。極端な道悪馬場を走ったことがないダノンプレミアムにとっては、乾けば乾くだけ有利になるとは思います。

 

そんな時計がかかることが多いということもあってか、サドラーズウェルズの血を持つ馬が好走傾向。過去4年スパンで見ても必ず1頭は父サドラーズウェルズ系の馬が好走していますし、過去3年でいえばウィンクスが問答無用で1枠を潰していたことを考えればサドラーズウェルズ系の好走率は相当なものだろう。

 

今年は日本から遠征のダノンプレミアムがブックメーカーのオッズでも1番人気に予想されるようなメンバー構成。おそらくは日本発売オッズでは単勝1倍台ぐらいまで売れるでしょうし、いくらオーストラリア競馬で日本馬の活躍が目立つと言ってもギャンブルとしてダノンプレミアムからの馬券では妙味がない。なんだかんだで過去のレース結果からも現地調教組の成績が圧倒的に良いレースでもありますし、ここは日本オッズでは人気が落ちるだろう現地組から狙い撃ちたい。

というわけで予想の発表。

 


 

 

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クイーンエリザベスステークス 2020の印

本命 ◎メロディベル

本命は能力上位な上に距離延長が絶好に見えるこの馬に期待したい。

ここ3戦はマイル以下の距離を使われているが、フォーチュンマイルとオールスターマイルは明らかに距離不足な感じで差し損ねての3着。そこから挑んだ前走のドンカスターマイルは牝馬ながらトップハンデ57kgを背負うというあまりにも過酷な条件ながら1番人気の支持。加えて大外枠から終始外外を1頭だけ回るような格好になり、よく4着に走ったよと思うぐらいに厳しいレースだったと思います。

近3走はマイル以下の距離を使われていますが、2000mの距離では2勝2着1回とほぼパーフェクトな戦績。特に強かったのが4走前のマッキノンステークスの内容で、外枠で位置を取れなかった上に4コーナーから直線入り口で前が詰まって追い出しが遅れるロス。直線を向いた時には絶望的な位置取りだったが、そこから一頭だけ明らかに違う脚色で突っ込んできての2着好走。この時の1着馬が香港カップ2着のマジックワンド、3着馬が昨年のこのレース3着のハートネルだったのを考えても相当に強いパフォーマンスだったと見ていい。

今回はその時以来の芝2000mになりますし、マッキノンステークスこそ外枠から後方の位置取りになったとはいえ、それ以外のレースでは先行好位の競馬ができているセンス抜群なタイプ。今回は好位で脚を溜められそうな絶好枠が引けたと思いますし、能力上位でなおかつ2000mの距離延長もプラスと見ればここは好勝負必至なのでは?

 

対抗 ◯ダノンプレミアム

対抗はまず普通に競馬をすればダノンプレミアムはここでは上位なはず。

オーストラリア競馬はウィンクスのような例外こそあれ、芝の中距離路線は基本的に手薄。昨秋はリスグラシューとメールドグラースがあっさりと最重要GIレースを制しましたし、昨年のクイーンエリザベスSは日本で完全に頭打ちだったクルーガー程度で2着に走れてしまいました。

そのクルーガーと比較してもダノンプレミアムは圧倒的な存在だと思いますし、日本最強クラスの馬が来ればオーストラリアの中距離路線なんてあっさりと勝てておかしくないはず。コース条件も合いそうですし、内枠を引けたのも間違いなくプラスです。

そんなわけで能力や適性面では不安ゼロだと思いますが、今回は海外初遠征で初の59kgで道悪が残るタフな馬場という点は若干の不安。どれくらい馬場が乾くかですが、ヨーロッパ競馬に近い馬場になってしまうとどんな名馬でも崩れる可能性はあり。まぁ普通の馬場になればあっさり勝てておかしくないと思いますので対抗で。

 

単穴 ▲アデイブ

ダノンプレミアムが崩れるような馬場になれば、逆にアデイブが崩れる事はないだろう。

昨秋のインターナショナルステークスではマジカルと僅差の2着に好走して3着のディアドラ以下を突き放した馬。これだけヨーロッパの一線級で戦えている馬ならばオーストラリア競馬に来れば明らかに上位の存在と見ていい。

前走はオーストラリア遠征初戦だったが、休み明けでベリーエレガント相手に叩き合いを制して勝利。間違いなく能力上位だとは思うが、前走でも勝負所での手応えが怪しかったですし、この馬は完全にヨーロッパのスタミナ勝負向きのタイプと見ていい。

今回はどれくらい馬場が乾くかがポイントで、ダノンプレミアムが圧勝するような軽い馬場になるとスピード負けする可能性も。一方でダノンプレミアムが走れない馬場になればこの馬は逆にパフォーマンスを上げるはず。その点で馬場がはっきりしない現状では2列目に入れるに妥当な馬という結論です。

 

特注 ☆ベリーエレガント

四番手はローテーション不安こそあるがベリーエレガントはそれなりに強そう。

ランヴェットステークスでは順調度の違いやハンデ差こそあれ、アデイブと接戦を演じた馬。前走のタンクレッドステークスもワンサイドゲームの圧勝でしたし、ここにきて力をつけてきたのは確かか。

ただ、連闘は当たり前のオーストラリア競馬とはいえ、2月からすでに4戦の超使い詰めのローテーションとなると上積みはなさそう。評価してもここまでか。

 

△ テアカウシャーク

人気になりそうなテアカウシャークは距離が伸びて末脚の威力が削がれないか。

一連のレースぶりを見ても1400m〜マイルぐらいの距離で溜めて差す競馬でこそ良さが出そうな馬。あまりにもキレすぎるので中距離はそこまで合わない印象があり、コックスプレートでは3着に好走しているが、これは後方追走からインがポッカリ開いた完全なる漁夫の利での3着だった。それでいて3着でマジックワンドと接戦という点を見ても、今回の本命メロディベルとは2000mの距離では力差があるんじゃないだろうか。

 

△ ヴァウアンドディクレア

メルボルンカップ覇者のヴァウアンドディクレアはベタに距離が忙しそう。

今までの戦績を見ても長距離で立ち回りとスタミナを活かして好走してきた馬。メルボルンカップも完璧に立ち回ってのギリギリでの勝利でしたし、ターンブルステークスやオーストラリアンカップを見てもこの距離では短いんじゃないだろうか。

 

△ マスターオブワイン

正直、マスターオブワインに関してはよくわかりません。

前走のスカイハイステークスは圧勝となりましたが、不良馬場で2000mなのに2:11:45も時計がかかった特殊なレース。それ以前の条件戦はレース映像がないので確認できませんし、ちょっと未知数すぎる存在。ブックメーカーのオッズや連勝実績からもそこそこ人気になりそうですし、それでいて不利な大外枠となるとあんまり期待はできないと見ます。

 

△ ハッピークラッパー

最後の抑えでハッピークラッパーまで。

近走成績は目立たないが、どうもどのレースも距離不足を感じさせるもの。このレースで2回好走した実績あるリピーターですし、近年のクイーンエリザベスステークスは9歳馬でも当たり前のように走ってきます。どうせ人気ないならば抑えておいてもいいんじゃないでしょうか。

 

印まとめ

◎メロディベル
◯ダノンプレミアム
▲アデイブ
☆ベリーエレガント
△テアカウシャーク
△ヴァウアンドディクレア
△マスターオブワイン
△ハッピークラッパー

勝負度 D

 

推奨馬券

三連複 13→1,2→1,2,12,4,5,10,3 本線ベース

三連複 13→1,2→1,2,12,4,5,10 重ね買い

三連複 13,1→2,12,4,5,10 重ね買い

三連複 13,1,2 重ね買い

単勝 13 メロディベル おまけ

※現時点でオッズがさっぱりわかりませんが、◎メロディベルはブックメーカーのオッズだと6番人気。オーストラリア競馬なんて日本のファンはさっぱりわからないでしょうし、特に人気になりそうな騎手もいないのでブックメーカーのオッズに近い人気になると読みます。そうなればメロディベルは十分に妙味がありそう。

と言っても、ラップも指数もわからないのでメロディベルがどこまで強いのかは正直不明なところもあるので馬券は三連複で。◯ダノンプレミアムを相手として信頼していいと思いますが、もしダノンプレミアムが飛ぶようなレースになれば▲アデイブが代わりに来るでしょう、という感じのフォーメーションで買ってみたいです。ちょっと不良馬場発表でどれくらいの重い馬場かがわからないので、ダノンとの2頭軸の比率を減らしました。

KAZ:
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