ケンタッキーダービー2025(チャーチルダウンズ ダート2000m)のレース予想です。
日本時間5月4日にチャーチルダウンズ競馬場で開催され発走時刻は日本時間7:57です。出走馬はルクソールカフェ、アドマイヤデイトナ、ジャーナリズム、サンドマンなど。チャーチルダウンズ競馬場のダート2000mで行われるGIです。
土曜競馬は重賞レースこそダメでしたが、平場のレースがポンポンと当たって大幅プラスで終えることができました!!
<5月3日(土) 京都8R レース結果>
1着:◎プリンスノット 5番人気
2着:◯ニホンピロカラット 1番人気
<5月3日(土) 新潟12R レース結果>
1着:△ニシノトキメキ 2番人気
2着:△ブルボンクイーン 1番人気
3着:◎オコジュ 3番人気
<5月3日(土) 京都12R レース結果>
1着:◎アガシ 8番人気
日曜日もバシッと当てられるように頑張りますので、興味ある方はぜひメルマガを読み始めてみてください!というわけでケンタッキーダービーの予想にまいりましょう。
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○桜花賞
1着エンブロイダリー 指数3位
2着アルマヴェローチェ指数1位
3着リンクスティップ 指数5位
○大阪杯
1着ベラジオオペラ指数1位
2着ロードデルレイ指数3位
3着ヨーホーレイク指数2位
8人気ヨーホーレイク指数2位推奨
○高松宮記念
1着サトノレーヴ指数3位
2着ナムラクレア指数1位
3着ママコチャ 指数2位
6人気ママコチャ指数2位推奨
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ケンタッキーダービー 2025 予想
ケンタッキーダービーはどのようなレースか解説します
概要・データ
アメリカのクラシック3冠の最初を飾る世界の競馬の中でもトップオブトップの最重要レース。ダート競馬はアメリカが抜けて強いというのは常識ですが、そのアメリカの3歳世代の最強ホースたちが一挙に揃うレースということで、アメリカ国内での注目度も物凄いものがあります。
そんなアメリカ競馬の中でも最重要レースではあるんですが、かといって強い馬が人気に応えて強い競馬を見せるという訳でもないのがケンタッキーダービーの特徴。過去5年を見ても二桁人気の馬が毎年のように走っています(昨年の勝ち馬ミスティックダンも日本オッズでは10番人気)し、2022年は繰り上がり出走のリッチストライクが20番人気の低評価で驚きの勝利をあげました。まともに決まることはほとんどない大波乱上等なレースと言えそうです。
波乱になる事が多い要因として、ケンタッキーダービーは20頭を超えるような多頭数で行われるレースという点は注目した方が良さそう。
これまで各地区のステップレースではそんなに多頭数のレースを使う事がありませんし、そんな馬たちがいきなり20頭を超える多頭数のハイペース戦に放り込まれるわけです。少頭数で不器用さを誤魔化していたような馬が脆さを見せるのは当然で、多頭数だからこそ器用さを活かせるような馬が毎年穴を開けています。
レースラップ
チャーチルダウンズのダート2000mはスタートしてから1コーナーまでの距離が長い。そのため先行争いがかなり激しくなり、日本のダートレースでは考えられないようなハイペースになることもしばしば。2022年は前半400m=21.78という恐ろしいほどの超ハイペースになりましたし、まぁ基本的にはハイペースになると考えていいでしょう。
2022年は超ハイペースになって最内を突いたリッチストライクが差し切りましたし、2024年は差し馬が上位独占となりましたが、ハイペースだからといって差し馬が有利ではないのがこのレースの特徴。アメリカの馬はハイペースでも先行してバテずに最後まで走り切ってしまいますし、大体の年のレース映像を見ても4コーナーで先団にとりついている馬が最後までなんとか粘り込んで入線という結果ばかり。後ろから行く馬も最後は同じ脚色になってしまうのでなかなか差し込みが決まることは多くないです。
といわけで、ここからは実際に過去5年のレースラップを見てみましょう。
アメリカのレースのラップは400m刻みでの発表となるので、それを日本式のラップにわかりやすく変換した表になります。あくまでもざっくりラップをイメージするということで見てみてください。
こちらを見ても一目瞭然ですが、毎年だいたい前後半で前半の方が4秒近く速いハイペースになることがほとんど。日本馬にとっては全く経験したことがない異次元のハイペース戦に放り込まれることになります。
※レースラップをメインに予想したい人のために、上記ケンタッキーダービーの過去5年ラップと同じ方法で今回のステップレースのラップをまとめましたのでご活用ください。あくまでもざっくりイメージを掴むためですので助走距離などの違いはここでは記しておりません。
血統傾向
血統的な傾向を見ると近年はストームキャット系の馬が非常に優秀な結果。特に父ストームキャット系の中でもイントゥミスチーフの系統は過去5年で3勝していますし、ケンタッキーダービーの適性に合致していると言えそうです。
また、2022年のリッチストライクもそうでしたが、近年このレースで波乱を呼んでいるのはスマートストライクの血を持つ馬たち。2019年には18番人気のカントリーハウスが勝利していますし、ケンタッキーダービーはスマートストライクの血を持っているというだけで大穴が走る事があるので要注意です。
それ以外のミスタープロスペクター系ではファピアノの系統が近年はよく走っています。
今年のケンタッキーダービーを予想する上で重要なファクターを解説します
馬場・トラックバイアス
どうもチャーチルダウンズ競馬場周辺は週中から雨が少し降ったり止んだり、週末に向けても天気予報会社によって予報が違うのでなかなか馬場読みは難しそうです。
展開想定
ここはアメリカの3歳馬でどの馬が逃げる、差すといっても読者の方には伝わらないと思うので、ざっくりとした脚質を表にしてみました。
シチズンブルは前走のサンタアニタダービーでも早めに先頭を奪いに行っているように逃げないとダメな可能性が高そう。同じく内枠を引いたアメリカンプロミスも揉まれた瞬間にアウトなタイプに見えますし、この2頭はテンにかなり出していきそう。その近くのネオエクオス、アドマイヤデイトナあたりも主張していきそうですし、おそらく中枠のイーストアベニューも積極的に前に出していくはず。遅いペースになることは考えづらく、今年も例年通りにかなり速いペースになるんじゃないだろうか。
[結論] どのような馬を狙えばいいか
想定するレース質
多頭数の超ハイペース戦で立ち回りセンスとスタミナが問われる
狙える馬のタイプ
前すぎず後ろすぎず超ハイペースを耐えて走ってこれる馬
嫌える馬のタイプ
前すぎて超ハイペースに巻き込まれそうな馬 or 後ろすぎてスムーズな競馬ができなさそうな馬
ケンタッキーダービー 2025の印
【本命 ◎21 バエザ】
現地オッズや情報でも最有力はジャーナリズムという扱いで、日本のオッズでも1番人気はジャーナリズム。そんな絶対的な本命馬相手に前走のサンタアニタダービーでは僅差に食らいついたのがこの馬。しかも3コーナー手前でかなり早めに外を動く競馬で、その間にじっと溜めていたジャーナリズムは展開が向いたように見えますし、おそらくサンタアニタダービーで最も強い競馬をしていたのはこの馬でしょう。
未勝利勝ちでいきなりあのレースぶりができるなら上昇度は相当にあるでしょうし、サンタアニタダービーではあれだけ早めに動いて粘り込んだようにスタミナも相当ありそう。ハイペース経験はありませんが、超ハイペースになるケンタッキーダービーへの適性はあってもおかしくないように見えます。
そんなジャーナリズムと互角の競馬ができている馬なので人気になりそうなものですが、19頭立ての大外枠を引いたことで人気になっていない。自分としても当初は大外枠で割り引く予定でしたが、当日のチャーチルダウンズ競馬場は水が浮く泥んこ馬場になりそうで、泥を被る馬は厳しいレースになりそう。外枠で泥を被らずに競馬ができるのが逆にプラスになる可能性もありますし、人気とのバランスからしてもこの馬が最も面白いか。
【対抗 ◯18 ソヴリンティ】
ファウンテンオブユースSは前有利の流れで地力を見せて差し切り勝ち。フロリダダービーも外を回す競馬で脚を余し気味の2着でしたし、今回出走している差し馬の中では最も底を見せていない1頭と言えるか。
どうやらケンタッキーダービー当日の馬場は泥んこの不良馬場になりそうで、なおかつ今年の出走馬は泥を被らずに前に行けるタイプの馬がそこまで強くはなさそう。外枠で泥を被らずに差してこれそうな馬は有利になるんじゃないでしょうか。
【単穴 ▲8 ジャーナリズム】
自在に競馬ができて最後はしっかりと差し込んでこれる馬。ここ2戦は強敵バエザを倒しての連勝ですし、前走は2歳王者シチズンブルを相手にしないで完勝。不発がなさそうなタイプですし、当初の予想では人気で信頼するならこれという感じだった。
ただ、どうも当日のチャーチルダウンズ競馬場は水が浮く不良馬場になりそう。馬群の中で競馬をする馬は泥を被って戦意を喪失するリスクがありますし、能力は最上位にしても特殊馬場で走れない可能性は危惧しておきたい。
【消1 シチズンブル】
3連勝は全て逃げ切り勝ち。ロバートBルイスSはマイルの距離で最後は止まっていましたし、サンタアニタダービーは先手を奪われて早めに先頭に立つ競馬とはいえ最後は止まりすぎ。今回は20頭立ての最内枠で逃げて目標になるのが確実ですし、ここは厳しい競馬になるか。
【消2 ネオエクオス】
ファウンテンオブユースSもフロリダダービーも最後は突き放された。今回は揉まれたくないシチズンブルとアメリカンプロミスに挟まれるような展開で、どう考えても流れが向かないはず。
【無3 ファイナルギャンビット】
走法を見ても一目瞭然な大跳び不器用タイプ。ジェフルビーSは前半1000m=60.4程度の流れでも後方で促し気味の追走でしたし、今回は例年通りの前半1000m=58秒台ぐらいのペースで流れると追走でいっぱいになりそうだが・・・前走がオールウェザーで今回は初ダートでどこまでやれるかも微妙。
【無5 アメリカンプロミス】
前走のバージニアダービーは前半1000m=56.8の鬼ハイペースを2番手から抜け出して凄まじく強い競馬。ただ、それ以外のレースを見ても、ジャスティファイ産駒らしく自分のリズムで競馬ができないとあっさり競馬をやめてしまう。今回は同型多数で内枠で自分のリズムで競馬ができるだろうか。
【無6 アドマイヤデイトナ】
UAEダービーはシンフォーエバーが出遅れたことでマイペースの逃げがうまくハマった印象。倒した相手も微妙ですし、走破時計も平凡。さすがに今回はアメリカの異次元の流れに対応できる可能性は低い。
【無7 ルクソールカフェ】
圧巻の4連勝で間違いなく今年の日本の3歳ダート路線の最上位クラスだと思うが、ここ4戦は全て8枠を引いて揉まれずに完璧な競馬ができていた印象。デビューから2戦や未勝利勝ちのレースを見ても、アメリカンファラオ産駒らしく砂を被るとかなり嫌がるところはありましたし、今回は周りが速すぎるアメリカで内枠で揉まれる競馬で耐えられるだろうか。
【無9 バーナムスクエア】
前走のブルーグラスSはラスト3ハロンが39秒想定で完全に前が止まる展開がハマった印象。展開待ちの追い込みタイプですし、20頭立てのケンタッキーダービーで差し込んでこれるイメージが湧かない。
【消11 フライングモナーク】
前走でファイナルギャンビットにつけられた差からもここでは厳しいでしょう。
【消12 イーストアベニュー】
BCジュベナイルとリズンスターSはスタートで後手を踏んで自分の競馬ができず。ブルーグラスSはマイペースの逃げが打てて2着に走れたが、ラスト3ハロンは39秒想定でバテていましたし、そこまで評価できるレースでもないか。
今回は内枠にシチズンブル、ネオエクオス、アメリカンプロミスと主張しそうな馬が多いですし、どう考えても展開が厳しくなりそう。]
【消13 パブリッシャー】
アーカンソーダービーは前半3ハロン=33秒台後半想定で鬼ハイペースの差し決着に恵まれた。今回はフルゲート20頭戦でそこまで展開に恵まれるわけがない。
【消14 ティズタスティック】
ルイジアナダービーを勝利とはいえ、2着馬チャンクオブゴールドはリズンスターSで大差をつけられているような馬。サウスウェストSやレベルSの内容からもここでは厳しいか。
【消15 レンダージャッジメント】
ここ2戦の内容からもさすがに厳しいでしょう。
【無16 コールバトル】
途中で捲って地力を押し出す競馬が売り。アーカンソーダービーは早めに動いて後ろに目標にされた感じだが、最後の止まり方を見ても距離が長かった印象。血統的にも短めの馬に見えますし、2000mのハイペース戦では厳しいか。
【無17 サンドマン】
アーカンソーダービーは前半3ハロン=33秒台後半想定で鬼ハイペースの差し決着に恵まれた。今回は前走ほどに差し追い込みが決まるレースになるとは思えず、タピット産駒という点からもダービーでは脚を余してベルモントステークスで好走するような馬じゃないだろうか。
【消19 チャンクオブゴールド】
ここ2戦は普通に完敗。さすがにケンタッキーダービーで外枠から好走できる馬には見えない。
【消20 オーウェンオールマイティ】
タンパベイダービーは楽なマイペース逃げで恵まれた。ここはさすがに厳しい。
【能力&隊列早見表】
【推奨買い目】
単複 21 バエザ
ワイド 21→18,8
馬連 21→18,8
三連複 21,18,8
【買い目及び予想のポイント】
ここは当初の本命予定だったグランデが競争除外。とはいえ、当初の予想とはまるで違う泥んこ馬場になりそうなので、大外枠で少し評価を下げる予定だったバエザの枠がそこまで不利はなくなりそう。ジャーナリズムと接戦できている馬が泥を被らずで普通に走ってこれればやれていいという判断です。