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マイルCS [3]ディープ産駒バイアスは継続中も取捨には注意

今日はちょっと別件のお仕事で熊谷に来ております。ちょっと夜まではいられなそうなんですが、熊谷駅は秀萬っていう居酒屋が絶品です。海鮮系のお店なのですがぜひ熊谷にお寄りの際は足を運んで頂けると。

東京で言えば月島の魚仁とかはコストパフォーマンス的にも最強です。毎週「酒場放浪記」と「ふらり旅いい酒いい肴」を見る事のみが楽しみになりつつある気もしますが、これからもいい飲み屋を開拓していくためにも、今週末の資金繰りが大切です。

勢いあるうちはディープに乗る

エリザベス女王杯の時にもデータとしてあげたが、

2014年の京都1600m~2400mの重賞でディープ産駒の勝率は9割超え

ここに先週のラキシスも加わるのだから、もう鬼にチタン棒といっていいくらい現在の京都馬場ではディープ産駒が勝ちきる馬券を買うのが最も期待値が高いと言えるかもしれない。

エリザベス女王杯の最後の3Fのラップは

11.5 – 11.3 – 11.3

スローの後傾ラップとなったため最後の1Fも全く時計がかからずに、言ってみればヌーヴォレコルトはまだ余力がある状態で走っていた。厳しかったら最後の1Fがもう少しはかかっていたはずで、ヌーヴォレコルトが止まったわけではない。

その全くバテていないヌーヴォを後ろから差し切ったラキシスは11秒を切るような末脚で最後の2Fを走っているはず。

前が止まっていないのに差し切った=怪物級の絶対的な末脚を持つ馬

よって、ラキシスをペースのせいとかそういう理由で過小評価する論には賛成できない。このレースができるなら状態さえよければ牡馬混合GIでも勝負になる馬だ。

マイルCSも距離は違うとはいえ基本的には最後の1Fでも極端には時計がかからない。そうなれば完全に前に行く馬の方が有利であり、それを差し切れるとすれば相対的な差し馬ではなく、絶対的な差し馬。

絶対的な差し馬に必要な瞬発力を最も備えた産駒はディープインパクト産駒。

飽きずにマイルCSでもディープ産駒を評価するのは仕方ない。

 

ディープ産駒の取捨

今年出走するディープ産駒は6頭

トーセンラー
ミッキーアイル
ワールドエース
フィエロ
エキストラエンド
ダノンシャーク

エリザベス女王杯と同じく勝ち馬はディープ産駒の期待値を最も評価するとして、さすがに6頭では多すぎる。どうやって取捨をするか。

最も取捨をしやすいのは年齢だ。過去10年間でのマイルCSでの6歳馬、7歳馬の成績は、、、

6歳 (1-0-1-30) 勝率3.1% 複勝率6.3%
7歳上(1-0-0-17) 勝率5.6% 複勝率5.6%

これの理由については今度データを詳しく見る際に説明するので今回は割愛させていただく。

このレースデータ上の6歳以上馬絶対不利に加えて、

6歳以上のディープ産駒は1頭も重賞を勝っていない

絶対的なスピードと瞬発力を武器とする馬なだけに、フレッシュな状態でなければ勝つまでの力は発揮できない。

6歳以上のディープ産駒は2頭

ダノンシャーク
トーセンラー

ダノンシャークにしてもトーセンラーにしても若干の衰えは感じる。やはり5歳時のような勢いはない。それよりも下記馬たちのほうがフレッシュで期待値は高い。私としては今回、ディープを重要視するがダノンシャークとトーセンラーはヒモ評価。それ以外の

ミッキーアイル
フィエロ
ワールドエース
エキストラエンド

この4頭のどれかが好走する可能性が極めて高い。
特にデータ上も能力上も信頼できるこの馬は魅力的だ。

 

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