【フェアリーS2017の予想ヒント】過去データや血統、ラップなどを分析考察します

公開日： 2017/01/04 : 重賞レース考察・予想

フェアリーS 2017（中山芝1600m)の考察です。

1月8日に中山競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はキャスパリーグ、シンボリバーグ、アエロリット、アピールバイオ、ブラックオニキスなどが出走。中山競馬場の芝1600mで行われるGIII戦です。

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フェアリーS 2017 考察

過去５年のレース傾向

１年間行われるJRAの重賞の中で、最も重賞と言えるレベルではないメンバーになりがちなのがこのフェアリーステークス。

そもそも関西馬＞＞関東馬という構図が大きいことに加えて、有力馬は全く出てこない時期設定。ここ５年の好走馬を見ても牝馬クラシックで活躍した馬は皆無。もう位置付け的には牝馬限定の500万くらいで考えたほうがいいレースで、変に重賞ということで考えてしまうと、穴馬を買えなくなりそうなイメージ。

レベルの低いメンバーによる中山マイル戦、ということで、このレースに関しては昔のこのコースのイメージ通りに内枠から上手く前々で立ち回る馬が圧倒的に有利なレース。過去５年で逃げ馬が３勝しており、ただの立ち回り勝負で決まる可能性がかなりあるレース。恐らく今年も低レベルな立ち回り戦で終わる気がするが。

血統傾向

昨年も書いたと思いますが、このレース及びこの時期の中山芝重賞はとにかくキングカメハメハ＝キングマンボが良く走る。昨年も３着はワークフォース＝キングマンボのダイワダッチェスでしたし、今年もキングマンボの血を持つ馬がいたら注目。

やたらにリファールの血を持つ馬も走っている印象で、タフな中山マイルということでそれなりに底力も要求されるということか。

ここ２年はダート血統の逃げ馬が２連勝中。この傾向は今年も続く可能性は十分にあると思うので覚えておきたい。

レースラップ傾向＆展開予測

基本的に中盤が緩むので前に行ってしまった者勝ちのレースになります。内枠を引いてスッと先行できる馬が断然有利なので、差しタイプの馬は抑え評価までにしておいたほうがいいと思います（昨年は能力上位と見て◎ラブリーアモンに本命を打って大いに後悔しました）

今年はこれを書いている時点（箱根駅伝の復路８区あたり）ではまだ出走メンバーが確定しておらず、どの馬が出るかがわからない状況。さすがに展開面はわからないので、出馬表が出てから考えたいと思います。

考察まとめ

これを書いている時点ではまだ２８頭の登録があり、どの馬が出てくるのかもオッズがどうなるのかも全くわかりません。

ただ、キャスパリーグが抜けた人気になるのは確実か。シンボリバーグとアエロリットがその後ろにつけるような人気になるか。

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デビューから２戦を見てもスタートセンスは抜群で、恐らく今回もよほど変な枠を引かなければ逃げの手は打てるはず。

今回のメンバーは赤松賞組がメインになっているが、あのレースは相当レベルが低かったレースで、実際に勝利したのはアルテミスS８着のコーラルプリンセス。今までの牝馬限定戦の中ではレベルが高かったのはアルテミスSで間違いないはずで、そこでコーラルプリンセスとそう差のない１１着ならば見限る内容ではない。

というのも、アルテミスSの日の東京芝コースは完全な外差し馬場。逃げ先行タイプには受難とも言える馬場だったはずで、それでも残り１ハロン棒までは見せ場たっぷりの先頭で最後の150mでバテて順位を落としただけ。新馬戦ではなかなか強そうなオールザゴーに勝っていますし、レースセンス抜群の印象を持ちました。明らかに東京コースよりも小回りコース向きだと思いますし、中山に戻ることでパフォーマンスを上げてきそう。

全兄はルグランパントルとそこそこ上も走っている馬ですし、500万程度の低レベルな重賞ならば十分に勝負になっていい存在と見ます。

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