皐月賞 [7] 枠順発表!明暗を探る。
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GIレース考察・予想
遂に皐月賞の枠順が発表されました!!
今年は15頭と頭数は少ないですが、ここから歴史に残る名馬が誕生するのか??
今日は枠順を踏まえた明暗を見ていきたいと思います。
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第75回 皐月賞 枠順
1枠1番 ブライトエンブレム
2枠2番 ドゥラメンテ
2枠3番 スピリッツミノル
3枠4番 ワンダーアツレッタ
3枠5番 リアルスティール
4枠6番 タガノエスプレッソ
4枠7番 キタサンブラック
5枠8番 サトノクラウン
5枠9番 ミュゼエイリアン
6枠10番 ベルーフ
6枠11番 ダノンリバティ
7枠12番 ベルラップ
7枠13番 コメート
8枠14番 クラリティスカイ
8枠15番 ダノンプラチナ
ご覧のような枠順になった今年の皐月賞。
トリッキーで一見内枠が絶対有利かと思う皐月賞だがそうでもない。
皐月賞の過去10年枠順データ
※2011年の東京開催分は除く
1番 (0-1-1-7)
2番 (1-1-0-7)
3番 (0-0-0-9)
4番 (0-1-0-8)
5番 (1-0-0-8)
6番 (1-0-2-6)
7番 (1-0-0-8)
8番 (0-0-0-9)
9番 (0-2-1-6)
10番(0-1-0-8)
11番(0-0-1-8)
12番(0-0-1-8)
13番(1-0-0-8)
14番(2-1-0-6)
15番(0-0-1-8)
16番(1-1-1-6)
17番(1-1-0-7)
18番(0-0-1-8)
ご覧の通り枠順の有利不利はそこまでない。
1枠もロスなく回れる点では良いが、この時期の中山コースはインが荒れていることが多く、外枠にも良績があるのだろう。
では、今年も外枠の馬を重視すれば良いのか?
と言われれば、そんな簡単に事は進まない。
色々なところで「ディープ産駒は重い中山の芝には合わないから軽視」だったり、「ネオユニ産駒は重い中山の芝に合う」などといった、「中山が非常に重い芝のコンディション」という表現を目にする1週間になっているが、
現在の中山の芝コンディションは例年に比べて遥かに軽い
早い時計もバンバン出まくっていますし、昨年のような激重の開催とは比べ物にならないくらい良い馬場です。
これも昨年行われた全面改修のおかげでしょう。
なぜ中山が全面改修行われたかといえば、春の中山開催の最終週に行われる皐月賞を良い芝のコンディションで行うため、というのが少なからずあると思います。
全ての馬が内を避けて通るような馬場ではなく、良いコンディションの馬場で皐月賞を行いたい。その馬場造園課の思いみたいなものを今の中山馬場に感じます。
現在の中山芝コースは4コーナーから直線にかけてのインに痛みが目立つので、4コーナーから直線に向かう時に段々と外に持ち出すような乗り方が向きますが、全面的にインが悪いというわけでもないので、ずっと外を通っていては距離ロスが生じます。
今回は4コーナーではバテそうな先行馬が何頭もいるので、内枠の馬も騎手の腕さえあれば捌きやすいようなレースになるはず。逆に外をずっと走っている馬は、皐月賞ぐらいのレベルになればそのロスが致命傷になる気がします。
各馬個別の枠順の印象を見てみましょう。
前に行きたい馬たちは、スピリッツミノル、ワンダーアツレッタ、キタサンブラックと比較的内目の良い枠順を引いた印象。前の2頭は能力で圧倒的に劣りそうなので、この好枠を活かしてどこまで、といった感じでしょうか。
キタサンブラックは外枠を引いたらバッサリ切ろうかと思いましたが、この枠なら楽に3番手あたりをとれそう。切りにくい馬になりました。
前へ行きたい馬で枠的に恵まれなかったのはコメートでしょうか。この馬は弥生賞でも外枠から先行策をとって大敗していますし、この枠はかわいそう。
8枠ですが、今年は距離不安のあるダノンプラチナとクラリティスカイが入りました。どちらもベストはマイルという馬ですし、外外を回る羽目になるこの枠は歓迎とは言えません。かなり割り引いていいんじゃないでしょうか。
ブライトエンブレムの1枠1番も微妙。戦績を見ても内を突いて伸びるような競馬や馬群を捌いてどうのこうのできるタイプにはあんまり思えません。この枠だと去年のワンアンドオンリーのように一旦下げてから外を回して、というロスの多い競馬になりそう。もしその戦法を選ばなかったとしても馬群を捌くリスクがあるので買いにくい馬になりました。
ドゥラメンテはこの枠順は良いと思います。競馬センスはあるけど折り合いに難のある馬ですし、馬込みにいれられる1枠2番は悪くないでしょう。セントポーリア賞のように厳しいペースで進みながらも勝負どころで一瞬でギアを上げれる馬です。4コーナーで少し中目に出して、少し追い出せば一瞬で先頭集団に並びかけられるはず。
リアルスティールはこの枠順を活かすも殺すも福永騎手次第といった感じ。
いつものクラシックのように下げて外を回すのか、それともある程度内枠を確保したことで出たなりの位置で折り合いをつけて馬群を割ろうとするのか。この枠を引いたことによりこの馬の取捨が難しくなりました。全ては騎手次第でしょう。
ぱっと見、一番良い枠を引いたのはこの馬です。
何度もレースを見返しましたが、今回のメンバーでは能力が抜けていると思います。恐らく1冠はまず間違いなく取れるはず。枠順も内すぎず外すぎずのベストのところを引きました。あとは頼れる鞍上に4コーナーをうまく捌いてもらうだけでしょう。
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今年の皐月賞(G1)は相手馬がキモ
“絶対的な穴馬”が配当を大きく左右する
第75回 皐月賞(G1)
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今週はクラシック三冠の第一戦!
《 皐月賞(G1) 》
皐月賞(G1)は例年、1着は堅く決まり、
相手馬次第で配当が跳ね上がる傾向にあります。
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連帯率では1~5番人気の差はないが、
3着内率は特に1番人気の馬は24%と抜きんでています。
■狙いは近走で大敗していない馬
過去10年間を見ると過去3走、芝の重賞で1着になっている馬が
2回に1回の確率で3着以内に入る傾向に。
そして、過去3走で5着以下に敗れた馬は苦戦しています。
近走での重賞成績をしっかりと見る必要があるでしょう。
このように過去成績が重要となる皐月賞(G1)ですが、
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