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【2016】シリウスS / 有力馬考察(アポロケンタッキー、ピオネロなどの徹底分析)

今日は10/1(土)に行われるシリウスステークスのレース考察を行います。阪神芝2000mで行われるGIII戦です。その前に余談を少し。

 

知り合いの競馬の仕事をしている人数名から「シャルルドゴールなう」という連絡を受けて、ようやく今週末に凱旋門賞が控えていることを知りました。

凱旋門賞はまだ私は見に行ったことがないのですが、シャンティイ競馬場はフランスに行った際に一度訪れたことがあります。欧州のどこの競馬場もそうですが、とにかく森の中にあるスケールがどでかい競馬場で、いったいどこまで行けばコースがあるのかと思った記憶がありました。

3年前ぐらいにニューマーケット競馬場に2000ギニーを見に行ったこともあるのですが、あの時もどこまでも続く野原にラチをつけただけ、という欧州競馬のスケールの大きさにびっくりしたものです。

それにしても今年もたくさんの人が凱旋門賞に行かれている模様。このブログを読んでいる方でも、数名は恐らく現地へ行かれると思うので、もしよければ感想などお聞かせください。

 

【2016】シリウスS 予想考察

シリウスS 有力馬考察

アポロケンタッキー

仁川ステークスの圧倒的な強さを見て、秋競馬のダート路線の主役になる可能性あり、と当時書いた記憶ありますが、ブリリアントステークスでもかなり厳しい展開をきっちり差し切るなど、やはり地力は相当高そう。

ただ、今回は5ヶ月ぶりの実戦になりますし、この馬は550kgを超える超大型馬。競馬ぶりを見ても後ろから豪快に差し込むタイプの馬ですし、常識的に考えれば使って良くなるタイプ。もちろん賞金が足りないので、ここは結果を出さなければいけない立場ですが、先行馬少なくペースもそう上がらなそうな展開を休み明けで後ろから、、、となると結構厳しいレースになりそう。

 

ピオネロ

 

ダート戦に矛先を向けてからは2戦2勝。間違いなくダート適性はありますが、ここ2戦ともルメール、福永が完璧に乗っての結果なので、スムーズに乗れなかった場合はどうかという不安はまだつきまといます。

イメージとしては3歳秋のダノンリバティのような感じで、揉まれなければここでも相当やれるとは思いますが、いかんせんまだ砂を被るような競馬をしていないので、そうなった場合はサクッと負けてもいいかも。

ただ、今回は先行馬が少ないのでこの馬も楽に良い位置が取れそうなイメージ。スムーズに競馬ができれば結果を出せてもいいはずです。

 

キョウエイギア

ジャパンダートダービーの結果が出るまでは3歳ダート路線の伏兵という存在でしたが、まさかのそのレースで強豪を倒しての圧勝。その結果によりこの馬が3歳ダート王者に輝きました。

ただ、今回はまだ半信半疑というのが私の印象。ジャパンダートダービーはゴールドドリームがスムーズに捌けず、ケイティブレイブが逃げ馬の宿命としての目標される競馬に、ストロングバローズが米国血統特有の大崩れを見せたのが勝利の要因としてありそうで、その中で戸崎騎手が完璧に乗ったからこその圧勝でした。

今回は戸崎騎手がアポロケンタッキーに乗りますし、デムーロ騎手はいかにも無理矢理な競馬をしそう。3コーナーぐらいから動いていく競馬などをすれば古馬相手ならあっさり崩れてもいいかも。

 

マスクゾロ

昨年初旬から期待されていた馬でしたが、その後はなかなか調整うまく行かず休養に。その後、復帰した桃山ステークスがまさしく大圧勝と言っていい素晴らしい内容。その勢いのままにジュライステークスも圧勝し、これはフロックでもなんでもないと言って良さそう。

先行できるスピードがあり、自分から動いて後続をバテさせる抜けた基礎体力を持っている馬で、いかにも米国ダート系統だなぁと思わせる馬。シリウスステークスは父、母父がミスプロ系の馬がよく走っているレースで、有力馬の中で父ミスプロ系なのはこの馬とカゼノコくらい。今回は先行馬がほとんどいないメンバー構成ですし、展開向きそうなここは有力視できるでしょう。

 

カゼノコ

とにかく末脚がハマるレースになれば差して来れる馬ですが、展開待ちな部分が大きすぎてコンスタントには活躍できない馬。今回は川崎記念からの長期休養明けになりますし、普通に考えると厳しいか。先行馬少なくペースが落ち着きそうなのもマイナス。

 

今年のシリウスステークスは有力馬も人気がバラけそうなので、人気馬の取捨がポイントか。本命馬はだいたい決まっているので、あとは相手としてどの馬を選ぶかというところでしょうか。

現時点で穴馬として一番面白いのはこの馬だと思っています。

その馬の名はブログランキング(穴)で公開中

 

今回はどう考えても展開が向くはず。とにかく行き切れれば簡単にはバテない馬で、前走は出遅れて前へ行けなかったのが全て。2走前の走破時計は例年のシリウスステークスなら通用していい時計で、今回は楽逃げさえ叶えば大穴を開けても。。。

 

KAZ: