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【2016】京都大賞典 / レース考察(京都芝2400mで行われるGII戦を徹底考察します)

今日は10/10(月)に行われる京都大賞典のレース考察を行います。京都芝2400mで行われるGII戦です。その前に余談を少し。

 

先ほど行われた白山大賞典は、、、

1着:◎ケイティブレイブ

2着:◯アムールブリエ

3着:▲ストロングサウザー

で印通りの大本線的中!!

 

デムーロがいかにも暴走しそうな展開を読み切って、推奨買い目通りに◎→◯→▲の3連単に絞ってボーナスを突っ込んだのがハマりました。

リクエストを頂いていたので、忘れない限りは地方競馬の予想文もレース終了後からは全体公開させていただきます。下記リンクにて見れますので興味ある方はどうぞ。

夏競馬はちょっと自分でも自信を失うレベルの絶不調だったのですが、ようやく中央、地方、海外でドカドカ当たり始めて調子が出てきた感じ。これからも的中ラッシュを続けられるといいですね!

【2016】京都大賞典 予想考察

過去5年のレース傾向

かつては毎日王冠との同日開催で、GI以上に熱い日曜日なんて騒がれ方もしていましたが、最近ではそこまで重要なレースとは認識されなくなった印象。天皇賞の前哨戦としてはレース質も事なりますし、昨年ラブリーデイが勝つまでは天皇賞にも全く繋がらないと言われてきたので、ここから天皇賞を目指す有力馬が少なかった印象。

ただ、今年の出走馬を見てもそうですが、最近はそもそも天皇賞の前哨戦ではなくジャパンカップの前哨戦としてここを使ってくる馬が多い印象。今年で言えばキタサンブラックとサウンズオブアースは天皇賞を回避予定でジャパンカップ直行ですし、有馬記念までのローテは秋3戦以内というセオリーが確立した今はそういうローテーションが主流になってきて逆に京都大賞典はそこそこメンバーが豪華になってきた感じ。

と言っても、なぜかオウケンブルースリが連続好走したり、メイショウカンパクが大外一気で追い込んできたり、ヒットザターゲットが大穴を開けたり、と結構な確率で穴が開くレース。今年は果たしてどうなることか。

 

血統傾向

ここも毎日王冠と同じく活躍が目立つのはグレイソヴリン系を持っている馬。そこまでコース的にスタミナを問われるような場所ではないので、ここまで走る理由に関してはちょっとわかりません。

過去5年でキングカメハメハ産駒が3勝しているレース。キングカメハメハ産駒というと、どうしてもコーナー4回の2000m前後がベストというイメージだが、京都コースならば直線平坦で2400mでも誤魔化しが効く印象で、なおかつ開幕週の高速馬場ならそのスピードが活きるんでしょう。

 

レースラップ傾向

メイショウカンパクが追い込みを決めた2012年はこうして見てみるとかなりの前傾ラップ。そうでもなければ京都の開幕週でズバッと追い込みが決まるようなことは考えづらく、基本的には位置が取れる馬とスパッとキレる馬を重視すべきレースだろう。

ただ、今年に関してはヤマカツライデンとキタサンブラックの存在がペースの鍵を握りそう。現役屈指のステイヤーであるヤマカツライデンはもうすでに逃げ宣言をしており、キタサンブラックよりも前で競馬をしそうな感じ。そうなればあんまりスローに落ちることは考えづらく、そこそこペースは流れそうな感じも。

かといって、現役最強の可能性すらあるキタサンブラックが2番手につける流れを他の有力馬が後ろでどっしり構えるとも思えず、しかも有力馬の騎手がサウンズオブアースがデムーロ、ラブリーデイがルメール、ラストインパクトが川田となると、どの騎手も積極的に乗ってきそう。ヤマカツライデンがいつもならば縦長の隊列を作れるぐらいのペースで進むも、結局は一団で進んで、、、という展開になりそうな気がしています。

 

レース傾向まとめ

今日のところはこの辺りにしておきます。出走メンバーはこんな感じ。

いよいよキタサンブラックが生涯ではじめての1番人気となる日がやってきそう。もうどう考えても現役ナンバーワンクラスと評価されていいはずで、ここは人気をかぶるのも仕方がないか。

ただ掲示板を見ても「京都だとキレ負けするから危ない」と言ったネガティブな意見が多そうな感じもあり、さすがに1倍台にはいかないかなぁと見ています。2、3番人気想定がデムーロとルメールですしね。

 

ひとまず現時点で本命にする予定の馬はこの馬です。

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その馬の名はブログランキングで公開中

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世間の見立てではこの馬は「小回りコース向きのスタミナ溢れる先行馬」というイメージなんですが、そのイメージは恐らく少し違うはずで実際は「フットワーク雄大でブレーキを踏まなくてもいい広いコースが得意な自在タイプの馬」というイメージ。

実際、その経歴のほとんどを前々で立ち回って競馬しているわけですが、新馬戦勝ちの内容や菊花賞での末脚なんかを見ても、この馬はエンジンさえかかれば末脚の威力も半端ない馬。持っているエンジン性能が抜けているせいで、小回りコースにも対応しているというのが正確な評価でしょう。

恐らく私の見立てでは、この馬のベストコースはゆったり走れてブレーキかからずにレースができる京都芝2400mか阪神芝2400mなはず。超スローペースからの瞬発力勝負になって勝ち馬の上がりが32秒台みたいなレースになれば不安もありますが、今年はヤマカツライデンの存在もあってそんなレースにはならないはず。まずここは勝ち負けになるはずです。

 

KAZ: