クイーンエリザベスII世カップ2017（沙田芝2000m)の考察です。
4月30日に香港の沙田競馬場で開催され発走時刻は日本時間の17:35です。出走馬はなどを予定。東京競馬場の芝2400mで行われるGII戦です。出走馬はネオリアリズム、ウェルテル(ワーザー)、パキスタンスター、シークレットウェポン、ブレイジングスピードなど。沙田芝2000mで行われるGI戦です。
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クイーンエリザベスII世カップ 2017 考察
過去５年のレース傾向
暮れの香港カップと同じシャティン芝2000mで行われるGI戦。香港カップではエイシンヒカリ→モーリスと日本調教馬が２連覇を果たしていますが、こちらのレースではルーラーシップが勝って以来日本馬の勝利はなし。
同じシャティン芝2000mでも香港カップとクイーンエリザベスII世カップはちょっと違うレースになる印象。特に近年において顕著なのですが、、、
＜香港カップ＞
【2016年】モーリス 2:00:95
【2015年】エイシンヒカリ 2:00:60
【2014年】デザインズオンローム 2:01:96
【2013年】アキードモフィード 2:01:96
【2012年】カリフォルニアメモリー 2:03:09
＜クイーンエリザベスII世カップ＞
【2016年】ウェルテル(ワーザー) 2:01:32
【2015年】ブレイジングスピード 2:02:89
【2014年】デザインズオンローム 2:01:06
【2013年】ミリタリーアタック 2:02:15
【2012年】ルーラーシップ 2:02:38
近年の香港国際競争デーの馬場はかなりの高速馬場になりがち。その結果としてスタートしてからすぐ１コーナーがある香港芝2000mは完全イン有利の立ち回り決着になりやすく、香港カップは内枠有利の立ち回りレースになると当時も書いたと思います。
時計が速くなってきたことと日本馬の２連覇は関連性あると思いますし、どちらかと言えば香港カップの方が日本馬にとっては走りやすいレースと言えるか。
その一方でクイーンエリザベスII世カップは馬場状態にもよりますが、基本的には２分２秒台の決着になるレース。日本のGIで芝2000m戦となれば１分５８秒台での決着になると思いますから、それより４秒近く時計のかかる馬場で行われるレースになります。
高速馬場で行われる香港カップよりも更に日本馬っぽくない適性が問われるレースになりやすく、ステファノスが２着に走ったとはいえかなり離されたものでしたし、ラブリーデイも重い馬場に泣いて４着止まりでした。日本馬の中でもかなりタフな部類に入るルーラーシップが圧勝したのを見てもそういうレースだということでしょう。
香港カップほど高速馬場にならないので香港カップほどは立ち回り勝負にはならないレース。１コーナーまでの距離が短いので位置取りや立ち回りも重要になりますが、それだけではなくタフな馬場での最後の直線の追い比べで伸び切れるかが重要になります。ほとんどの年でかなりタフな追い比べが繰り広げられるレースになり、そこで止まらずに伸び切れるかが問われます。
血統傾向
もうこのレースはとにかくダンジグ＝デインヒルの血統の独壇場となっているレース。もともとスプリント寄りのスピードを備えているダンジグだけに芝2000mのスピードを備えつつもタフな馬場に対応できるチーフベアハートやディラントーマスのような適性も兼ね備えているということか（まぁ香港競馬の主要血統であるということが一番だと思いますが）
ここまでこの血統が走っている以上、今年も無視はできなそうでダンジグ＝デインヒルの血を持っている馬がいたら忘れずにチェックしたい。
考察まとめ
というわけでこれにてクイーンエリザベスII世カップの考察は終了。
本予想はブログに書くかメルマガでちゃちゃっとあげるかはまだ未定です。
現時点でのブックメーカーのオッズ予想を見てもネオリアリズムが１番人気予想な感じ。香港では日本馬の強さがもう常識になっていますから人気を背負う存在となりそうです。
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恐らく今回のメンバーで頭一つ能力が抜けているのはこの馬。
前走のチェアマンズトロフィーはマイルの距離が忙しかったことが敗因と見て良さそう。もともと追ってグイグイ伸びてくる根性差しタイプなだけにマイルのスピード勝負は間違いなく合わなそうで、沙田芝2000mは今までで３戦３勝。
２走前のゴールドカップでは少頭数でスローペースの流れで完全にブレイジングスピードが先行抜け出しで勝ちパターンになったところを凄まじい伸びで差し切り勝ち。昨年のクイーンエリザベスII世カップでも他馬を子供扱いしていますし、タフな芝2000mという舞台ならばこの馬に勝てる馬はいない気がします。
もしネオリアリズムが単勝でオッズが被るのであれば、こちらの単勝に妙味が生まれる気がしています。
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サトノダイヤモンド、キタサンブラックは馬券に絡める馬なのか！？
待ちに待った天皇賞春の開幕です！！
多くのレースは2,000m前後。
しかし天皇賞春は3,200mという長距離レース！
毎年のように、どんな展開が起きてもおかしくないレースです。
数々の名馬が名を連ねる中、みなさんもご存知、
サトノダイヤモンドとキタサンブラックが圧倒的な人気となっています。
間違いなくこの2強が軸となるレースになるだろう！
と世間では言われていますが、それはなぜでしょうか？
サトノダイヤモンドが馬券に絡む？
キタサンブラックも馬券に絡む？
ゴールドアクターやディーマジェスティの方が、
本当は馬券に絡む確率が高い！？
でも、それはなぜ？理由は？
誰もが根本的な理由がなく、
ただ世間で噂になっているから。
注目を浴びているから。評価が高いから。
そういった理由で期待を膨らませてしまっています。
ちなみに、評価は「高い」のではなく、
「高くなってしまっている」と言った方が正解です！
どういうことかと言うと、人気が人気を呼んで、
注目され、投票が増え、オッズが下がり、走る馬と勘違いされる。
という事です。
桜花賞もそうでした。
ソウルスターリング１強。１番人気→結果３着。
皐月賞もそうでした。
ファンディーナ激走を見せる！１番人気→結果７着。
皐月賞では、日本全国の競馬ファンがファンディーナに期待しましたね。
でも、6頭BOXで買った自分の馬券にはファンディーナは入っていません。
馬券外です。
僕の目的は、4番人気ペルシアンナイトでした！
僕が使っている
「うまコラボ」というサイトで1着予想です！
デムーロ騎手が騎乗し、期待あり！
結果的には、
1着：（9番人気） アルアイン
2着：（4番人気） ペルシアンナイト →うまコラボ1着予想
3着：（12番人気）ダンビュライト
＜配当＞
単勝：2,240円
馬単：20,720円
3連複：176,030円
3連単：1,064,360円
この結果を見て分かるとおり、この時期の重賞レースは、
注目馬の評価は「高い」のではなく「高くなってしまっている」証拠です！
オッズはあてにならない！
最近の重賞では「人気が一人歩き」している傾向があります！
1番人気が1着にならないレースが続いています。
また、1番人気が馬券にすら絡まないレースも多くなってきました。
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しかし、桜花賞（3連単94,890円）・ニュージーランドＴ（3連単496,220円）
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皐月賞で評価をするならば、ペルシアンナイトの強さを見極められていたところ。
そして、ファンディーナが好走できないことを見極められていたところ（うまコラボ予想：9着）です。
ペルシアンナイトの好走を前提とした馬券購入ができましたし、ファンディーナを馬券から容易に外すことができました。
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いよいよ始まる天皇賞春2017
そしてすでに、前年最後のレースでの単勝人気が重要なポイント。
と世間では言われています。
つまり、昨今の重賞に見られる「人気の一人歩き」現象が起こりそうです！
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