これで有馬記念全頭特集もラストです!ラストだからこの馬を残していたというわけではありませんがw、ここまでお付合い頂きましてありがとうございました。大トリはラストインパクトです。
徹底分析ラストインパクト
血統
父ディープインパクト
母スペリオルパール(母父ティンバーカントリー)
母系はミスプロのディープインパクト産駒。以前、デニムアンドルビーの所でも述べたが、母父ミスプロ系のディープ産駒はタフな馬場を走れる馬が多い。このラストインパクトもその例外に漏れずディープ産駒にしてはタフな馬場を走れるタイプだ。
馬キャラ
今年に入って馬券外になったのは小倉記念と天皇賞(秋)のみとどんな条件でも走る堅実派タイプ。特に印象的だったのは激重馬場で行われた日経賞での3着。ウインバリアシオンやホッコーブレーヴというパワータイプが上位に来たこのレースで渋とく粘っての3着。キレが身上のディープ産駒にしてはタフさを備えているタイプの馬だ。
得意なレース
極限の切れ味は求められない中距離レース
比較的どんな条件でも走るオールラウンダーだが、最速上がりは33秒台後半くらいが限界な感じで、その程度で済むコースなりレースがベストか。
ベストコースランキング
中山芝2000m
中京芝2000m
京都芝2000m
そこまで切れ味を要求されない中距離コースがこの馬には合う。
苦手なレース
極限の末脚比べのレース
得意なコースとは真逆のレースになるが瞬発力を極限まで要求されると厳しそう。
なので、東京コースは本質的には得意ではないと考えられる。
有馬記念ではどう評価すべきか?
戦績的にも穴人気が予想される有馬記念。だが、この馬は冷静に考えてみるとサトノノブレスと同じで夏から使われ続けて有馬記念で5戦目になる。京都新聞杯と金鯱賞は賞金稼ぎのためにかなり仕上げてきたと思われ、有馬記念は今回はおまけ出走と言ってもいいかも。目下の勢いで何とかしても良いだろうが、そこそこ人気をするのであればバッサリといきたい馬だ。
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