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阪神JF [5] ロカが持つ底知れぬ魅力と未知の不安

絶賛Mac Bookに苦戦しながらも色々とインポートしたりしているわけですが、やはりまず音楽ファイルと映像ファイルが腐るほどありまして、音楽だけで5万曲近いファイルがあるわけです。それをMac Bookの方に移し替える作業で本日が終わりました(笑)

ただ1TBの外付けハードディスク管理をしているんですが、今のはものすごく小さくてmac bookと一緒に持ち運んでも全く苦でないんですね。どうせならこれくらいの1TBのハードディスクに再生機能をつけてもらってiPodの1TB版とかをバッファローあたりが作ってくれると私みたいな人は非常に喜ぶのですが・・・

ロカが持つ魅力と不安

阪神ジュベナイルフィリーズも枠順が発表され、注目された1戦1勝馬のロカは1枠1番に入った。

多くのメディアで「現2歳世代最強牝馬」と騒がれるロカだが、私自身はこの馬に底知れぬ魅力と未知の不安を感じている。

今回はその魅力と不安についてを書いてみたい。

 

類まれなる瞬発力

【11/2 2歳新馬 阪神芝1800m】
13.0 – 12.2 – 12.7 – 13.2 – 13.0 – 12.5 – 11.8 – 11.0 – 11.0

ロカが勝利した新馬戦は前半が超スローの完全なる上がり勝負。
後半3Fが11.8-11.0-11.0で33.8のレース上がりいうラップ形態だ。とんでもなく末脚の破壊力に特化したレースと言え、上位勢は末脚キレる馬が独占、、、

と思いきや、ロカの出した上がり時計は33.2だが、2着の逃げ馬パラベンスが出した上がり時計は34.3。

レース映像を見る限り最後の1F目の入りはパラベンスが1番に駆け抜けており、パラベンスが記録したラスト3Fの上がり時計は

11.8 – 11.0 – 12.5 = 34.3

見た感じそこまではかかっているように見えない(パトロールビデオまで見て計算はしていないので今回はざっくり計算です)が、計算上はラスト1Fがぐんとかかっている。

ロカが加速をし始めたのは残り300mくらい。パラベンスを交わしたのは残り150mくらいの位置。そこから交わして0.5秒差の着差をつけたということは。

11.8 – 10.7 – 10.7 = 33.2

これくらいの脚で突き抜けた換算になる。本当にラスト2Fだけ追って圧勝した。
ロカの魅力は上記にもあるような一瞬の瞬発力だ。

世代屈指の瞬発力の持ち主であるということは間違いない。

 

ミドルペース戦への対応とハービンジャーの不安

だが、ロカにも3点ほど不安な部分がある。

まず1点目は超スローの上がりだけの競馬になったにもかかわらず、ロカ以外に33秒台の末脚を使っている馬がほぼいないところだ。

実際、映像で見るとど派手に突き抜けているが、ロカが絶対的な末脚を使った事に加えて、計算上はパラベンスが完全にラスト1Fで止まっている。

逃げ馬はペースがスローな割には競り合っていてかなり厳しかった。それを漁夫の利でロカが差し切った格好で、展開が向いたのは確かだ。そのような展開で同じような脚を使えた馬がほとんどいなかったということから初戦のレベルはかなり疑問視できる。ロカ自身は脚を使っているが相手もかなり弱かったと言う事は言えるだろう。

2点目はミドルペースへの対応力。

新馬戦で実質ロカがまじめに走ったのはラスト2Fのみ。ここの2Fのみの内容であれば一線級にも通用するだろう。

だが、阪神ジュベナイルフィリーズがここまでのスローで上がりだけの勝負になるわけがない。確実にペースは数段上がるはずで、道中追走に脚を使ったうえで同じような末脚が繰り出せるかは全く未知数だ。もしかしたらスローでの上がり勝負しかこなせない馬の可能性もある。

3点目は父ハービンジャー×母父ダンスインザダークという血統背景。

初戦の内容を見る鍵り、瞬発力は心配しなくても良さそうだし、血統的に京都⇒阪神へのコース替わりは向くだろう。

だが今までのハービンジャー産駒を見ていると、クラス上がりでメンバーが強くなると一気にキレ負けする。ペースが早くなったり厳しい展開でもキレ味を使えるのかは血統的に疑問だ。

総じてロカは鮮烈なパフォーマンスで圧勝する可能性もあれば、ペースに対応できずに惨敗する可能性もある。今回最もうまく付き合わなければいけない馬だろう。

私の本命はロカではない。
多分この馬になるはずだ。

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