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京都金杯2024の予想を公開!

京都金杯2024(京都芝1600m)のレース予想です。

1月6日に京都競馬場で開催され発走時刻は15:35です。出走馬はドーブネ、アルナシーム、セッション、トゥードジボンなど。京都競馬場の芝1600mで行われるGIIIです。

 

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京都金杯 2024 予想

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京都金杯はどのようなレースか解説します

概要・データ

京都芝1600mで行われるレース。秋開催の京都芝コースはA→B→Cとコース変更していき、徐々にラチが外側に移動して行ったが、年明けの1回京都はAコース使用。馬場の内側は秋後半に全く使われていないので状態絶好で、とにかく馬場の良い部分を通れる馬が有利なレースです。

 

とにかくイン先行有利のトラックバイアスが重要なレースなので、内枠を引いて位置が取れる馬がデータ的にも有利。外枠を引いた馬や前走で後ろすぎる位置から競馬をしている馬は厳しいです。

 

レースラップ

向こう正面の引き込み線からスタートして最初のコーナーまでの距離は長いコース。圧倒的に前に行った馬が有利なレースなので、序盤から先行争いが激しくなる傾向で、3コーナーの登り坂地点でもそこまでペースは緩みません。

過去5年で前半3ハロンよりも後半3ハロンの方が速かった年はありませんし、前半〜中盤部分でしっかりとスピードが問われるレースです。

 

血統傾向

イン先行有利のトラックバイアスを最大限に活かせるかが重要なレース。馬場の良い部分を走れるためのスピードと、緩まないペースを追走した上で最後までだらっとバテずになだれ込む持続力が問われる。

父系統はサンデーサイレンス系やキングマンボ系の主流血統が多いですが、母系はスピードと持続力を補完する大系統ナスルーラ系やダンジグ=デインヒル系の活躍が目立ちます

 

今年の京都金杯を予想する上で重要なファクターを解説します

馬場・トラックバイアス

リニューアル後の京都競馬場で年明けの1回開催は初。秋の京都競馬場の開催終盤はヨーロピアンな適性が問われるタフな馬場でしたが、1ヶ月ほど間隔を空けたことでそれなりに馬場は回復しているだろう。

1回開催では秋後半に使われていなかったAコースを開放することでインにトラックバイアスができますし、それはリニューアルされても傾向として変わることはないはず。今回がリニューアル後の初の1回京都開催なのでどれくらいイン有利のトラックバイアスになるのか非常に難しいところですね・・・

展開想定

シャイニーロック、セッション、トゥードジボン、セルバーグ、トゥードジボン、ドーブネとスピードタイプの馬が揃った印象。イン先行有利のトラックバイアス見込みで騎手意識も前掛かりになりそうですし、ペースは淀みなく流れるんじゃないでしょうか。

 

ノーザン・ルメール・川田の取捨

ルメールは金杯出走せず、川田騎手はフリームファクシに乗りますが、さすがにこの外枠となると川田騎手でもなかなか厳しそう。

切れ味問われる京都マイル条件なのでノーザンファーム生産馬は走りやすい条件に見えますが、京都開催時の近10年でノーザンファームは0勝。

特に目標としているレースでもないですし、絶対能力よりもトラックバイアスが重要なレース。ノーザンファームには逆らってもいいレースです。

 

[結論] どのような馬を狙えばいいか

想定するレース質

外を回す差しは厳しそう。どちらかといえばイン有利の決め手比べ

 

狙える馬のタイプ

ロスなく立ち回ってズバッと差し込んでこれそうな馬

 

嫌える馬のタイプ

外外を回ってロスが大きくなりそうな馬

 



 

京都金杯 2024の印

【本命 ◎10 アンドヴァラナウト】

もともと3歳時から重賞を勝つ力があったが、その頃から折り合いが難しくてかなりの騎乗技術を必要としていた馬。キャリアを通じてまともに乗れていたのは福永騎手ぐらいで、4歳時は合わない条件を使われたり、当たりの強い外国人騎手が乗ってこの馬の良さを全く活かせず。

近走も馬柱だけ見ると惨敗続きだが、阪神牝馬ステークスは超スローペースで前有利の流れで最速上がりで素晴らしい末脚を披露。ヴィクトリアマイルは相手が強力だった上に序盤で折り合いを欠いていましたし、府中牝馬ステークスはテン乗りの鮫島騎手がかなり強気に乗って一瞬だけ伸びたが距離が長かった印象。

今回はふわっと溜めて乗って一瞬の脚を活かせる京都マイルの条件は合いそうですし、リニューアル後の京都芝ならAコース開幕週でもそれなりに差しが決まりそう。何より今回の鞍上と手が抜群に合いそうで、こういうキレ特化タイプの馬を京都芝で末脚を引き出させたら日本でも一番上手いだろう。人気もそこそこで落ち着きそうなの最も妙味が高いのはこれと見ます。

 

【対抗 ◯14 アルナシーム】

もともと超ハイレベルだった朝日杯FSで4着に走れていた馬。気性的な難しさがあって出世が遅れていたが、ここに来て折り合いもだいぶ改善して安定傾向。近走で崩れたのは坂井騎手がハイペースについていきすぎたケフェウスSぐらいです。

今回はAコース開幕週の馬場でこの枠がどうかだが、イン突き王子の鮫島騎手ならどこかで馬群の中に入れてきそう。騎手のキャラ含めて相手評価とします。

 

【ポジショニングマップ】

 

【推奨買い目】

単複 10 アンドヴァラナウト 本線

ワイド 10→14 ボーナス

馬連 10→14 ボーナス

 

【買い目及び予想のポイント】

ここはリニューアル後の京都Aコース開幕週がどんな馬場になるかなんて妄想するしかない話。蓋を開けて見たらただのイン伸び馬場というのもありそうなので、あんまり買うレースではないでしょう。そこそこ差しも決まる馬場と見て武豊騎手に期待して◎アンドヴァラナウトの単複をシンプルに買いたいです。

 

KAZ: