京王杯スプリングカップ2017(東京芝1400m)の予想です。
5月13日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はサトノアラジン、レッドファルクス、キャンベルジュニア、グランシルク、ロサギガンティアなどを予定。東京競馬場の芝1400mで行われるGII戦です。
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京王杯スプリングカップ 2017 予想
予想の根拠はコチラです
週初めの考察エントリーで色々と書いたのですが、そんな傾向なんて関係なくなってしまいそうな雨模様。
東京の芝コースは雨上がりはインから伸びる印象がありますが、雨天時は外差しになるのが近年の傾向。特に秋開催は少しでも雨の影響があると極端な外差し馬場になりがちで、春開催はそこまででもないが先週の日曜日の外差し馬場を見る限り、何か少しでも馬場に変化を与える事象があれば外が伸びる傾向になると見ていい。
東京芝1400m戦は数年前までは前へ行った馬が惰性で粘り込める条件だったが、ここ2年ほどは東京マイルに近い差し比べ戦になる条件に変わりつつありますし、おそらくメインレース頃までにはかなりの雨の影響あって重に近い馬場になるはず。
馬場の傾向は決め打ちになってしまうが、おそらくは外の方が伸びる馬場になるはずで、逃げ馬不在の一団競馬から道悪馬場での追い比べポテンシャル勝負になるんじゃないかと見ました。
京王杯スプリングカップ 2017の印
本命 ◎ダッシングブレイズ
本命は絶好条件でのダッシングブレイズの巻き返しに期待します。
秘めたポテンシャルは明らかに重賞級なのですが、オープン以上となると決め手に劣る馬で、またスッと加速できない不器用な馬なので馬群を捌けない点もマイナス。それもこれもサドラーズウェルズ系のキトゥンズジョイ産駒というのを見れば納得か。
この馬の走れる条件は2つあり、、、
(1)上がりのかかる馬場、展開、コースであること
(2)揉まれずにスムーズに追い出せる少頭数or外枠
この2つの条件がかみ合えば相当強い馬と見て良さそうで、(1)に関しては2走前の洛陽Sで道悪馬場で突き抜けての完勝。(2)に関しては昨年はフルゲートながら大外枠から京王杯スプリングカップを4着に好走。
昨年の京王杯スプリングカップは明らかにこの馬にしては時計が速すぎた感じで、それに比べれば今年は頭数も減る上に、道悪馬場で上がりもかかり、しかも揉まれない大外枠と絶好の条件が整った。
ここで走らなきゃいつ走る、という条件が揃っただけに差し比べ戦になれば外から渋とく伸びて好勝負必至とみています。
対抗 ◯グランシルク
対抗はグランシルクにしました。
折り合い面に不安ある馬だが、しっかりと脚さえ溜まればすごい末脚が使える馬。そのバランスが上手くハマるのが東京芝1400m戦で、2戦ともに展開向かない中で豪快な末脚で突き抜けた。
掻き込むように走る馬なので道悪馬場は問題ないはずで、阪急杯の敗因は道悪というよりは外を回し過ぎた分な感じ。今回は外伸び馬場になるならば絶好枠になりそうで、スムーズに脚を溜めて外に出せれば有力だろう。
単穴 ▲サトノアラジン
三番手はサトノアラジンにします。
1400m戦での淀みない流れからの差し比べが大得意で、昨年も京王杯SC、スワンSを共に快勝。それだけに捌きやすい頭数で差し比べになりそうな今回は絶好の条件に見えます。
ただ、この馬はかなり大跳びの馬なので道悪馬場が微妙。全姉ラキシスは道悪得意でしたが、この馬まで得意かは微妙なところ。6歳馬の休み明けで衰えも心配。
特注 ☆
大穴ではこの馬が面白いはず。と思ったら意外に人気している・・・
3歳時には泥んこ馬場の1400m戦で好走。今回のようなタフな差し比べ戦は向くはずで、休み明けの前走は大外から見所十分の内容。能力的にも通用していいはずだ。
△ ブラヴィッシモ <穴推奨>
道悪馬場が大歓迎のブラヴィッシモも穴候補だろう。
不器用で瞬時に加速できないので毎回不利を受ける馬。それだけに馬群がバラける道悪馬場は大歓迎で、この馬は道悪の鬼とみていいはず。
△ トーキングドラム
阪急杯はメンバーと展開に恵まれたがトーキングドラムは侮れない。
前走の高松宮記念でも最後に差してきましたし、近走は恵まれているにしてもこの馬自体の能力も上がってきている感じ。外差し馬場想定さえ当たれば最高の枠順ですし、十分に好走あっていい。
△ レッドファルクス
枠順自体は良さそうだがレッドファルクスは果たしてどうなんだろう。
この馬は血統を見てもいかにも淀みない流れでこそ良さを発揮するタイプ。スウェプトオーヴァーボード産駒が道中で脚を溜めるような流れでパフォーマンスを上げてくるとはあまり思えない。距離延長は微妙な印象。
それに加えて馬格がそこまで大きくない馬が58kgの酷量。ただでさえタフ馬場で厳しい競馬になりそうなところでのこの斤量は伸びに響く気がしmすが。
△ ダンツプリウス
前走のダービー卿チャレンジトロフィーは完全に位置取り負け。3歳時の成績からして通用してもいいはずで、ブライアンズタイム産駒というのを見ても道悪ではおさえておきたい。
△ トーセンデューク
トーセンデュークの前走の走破時計は圧巻だが、あれは超高速馬場が全てか。いきなりの重賞挑戦は通用するかは半信半疑。
△ キャンベルジュニア
キャンベルジュニアは典型的な持久力勝負でこその馬という感じ。キレがない馬で淡々としたペースで押し切るのが得意な馬。前走は馬場も展開も完全に向いた感じだが、今回はおそらく外差し馬場をイン追走で押し切るような競馬になりそう。どんな馬場でも追い比べは苦手な印象で、今回はそこまで評価できない。
△ ロサギガンティア
思ったよりロサギガンティアは人気ない感じ。もっと適性で人気すると思って評価は下げたが、ここまで人気ないならもう少し評価を上げても。
印まとめ
◎ダッシングブレイズ
◯グランシルク
▲サトノアラジン
☆
△ブラヴィッシモ <穴推奨>
△トーキングドラム
△レッドファルクス
△ダンツプリウス
△トーセンデューク
△キャンベルジュニア
△ロサギガンティア
勝負度C or D
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