【京王杯スプリングカップ2019の予想ヒント】過去データやラップ、血統などを分析考察します
公開日:
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最終更新日:2019/05/08
重賞レース考察・予想
京王杯スプリングカップ2019(東京芝1400m)の考察です。
5月11日に東京競馬場で開催され発走時刻は15:45です。出走馬はスマートオーディン、トゥザクラウン、サトノアレス、タワーオブロンドンなど。東京競馬場の芝1400mで行われるGIIです。今回の記事では過去データやレースラップ、血統、予想オッズなどを考察いたします。
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<京王杯スプリングカップ>
去年はノリに乗ってたルメール騎手のムーンクエイク1着。キャンベルジュニア7人気が2着。一昨年はクラレント11人気が2着。16年はサンライズメジャーが7人気から2着。中位人気も抑えておいた方がよい1400m左の京王杯SC。今年は驚きの阪急杯1着スマートオーディンと大阪ハンブルクC1着のトゥザクラウンにロードクエスト、ドーヴァーあたりが絡んでくるイメージなのか?!京都牝馬2着のリナーテあたりも気になる存在ではあります。
<ヴィクトリアマイル>
去年はジュールポレール7人気1着の3連単6万超え。17年はデンコウアンジュ11人気が2着好走!3連単も91万超え(6→11→7人気)。16年1着ストレイトガールも7人気。。京王杯もそうですが、やけに7人気がきてる。。たまたまかもしれませんが、中位人気は両レースとも気になる存在。今年はミッキーチャーム、アエロリットに中山牝馬、福島牝馬の1着2頭が絡む感じなのか?!
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京王杯スプリングカップ 2019 考察
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レース傾向
東京芝1400mで行われる古馬混合戦としては唯一の重賞レース。個人的に昔からこのコースが大好き=大得意で、5年ぐらい前までは毎週このコースで行われるレースで勝負していた感じだが、馬場の変化もあって近年では問われる適性が変わりつつある。
それでも比較的得意なレースであるというのは変わりなく、過去5年で見ても[2014年=◎エールブリーズ] [2015年=◎サクラゴスペル] [2018年=◎ムーンクエイク]と3回的中できており相性が良いレースでもあります。
以前のこのコースは東京競馬場の長い直線がある舞台ながら先行馬が断然有利で、一見すると東京コースは向かなそうな惰性スピードタイプがそのままなだれ込めるような舞台でした。それが近年の馬場の変化に伴って、だんだんと差しが効きやすくなってきた感じがあり、以前は芝1200m寄りの舞台だったのがどんどん東京芝1600m寄りの舞台に変わってきている感じがあります。
安田記念の前哨戦として機能している部分もありますが、高松宮記念を使った後に目標のない短距離馬たちの受け皿として機能している感じもあるレース。年によってバラツキはありますが、スプリンター系の馬が揃った年はペースが流れてスピードが問われるレースになりがちです。
今年はメンバーを見た感じではどちらかというとマイラー寄りの馬が多そうな感じ。ブロワが逃げる可能性が高そうですが、先週の外差し馬場が継続するかなど不確定な部分も多く、なかなか難しいレースになりそうです。
POINT1 → 以前は惰性スピードタイプが粘り込める舞台だったが、近年は馬場傾向の変化で差しが決まりやすくなってきている。
先行馬不在の2015年、道悪な上に先行馬がいなかった2017年はかなりペースが緩みましたが、それ以外の年は比較的淡々と流れての高速決着になりやすいレース。この時期の東京競馬場の芝はかなりの高速馬場になるので、前半部分が速くなっても上がりはかかりません。それだけスプリント能力が問われるレースとも言えるので、追走力があってなおかつ速い上がりが使える馬が有利と言えるか。
今年はおそらくブロワの逃げをトゥザクラウンが追いかけて淀みないペースで逃げる展開になりそう。昨年に似たようなレースラップ、決着時計になりそうで、まず1分19秒台前半ぐらいの時計に対応できないと話にならないと思います。
POINT1 → 淡々と流れて上がりもかからない傾向。追走力あって速い上がりが使える馬が有利。
POINT2 → 今年はブロワが飛ばして逃げる可能性が高く、昨年と同じようなラップ構成で1分19秒台前半の時計は出るか。
血統傾向
以前の東京芝1400mはもうベタにダイワメジャー産駒とフジキセキ産駒だけを買えば当たるようなドル箱コースでしたが、ここ5年ほどは東京競馬場の芝傾向が変わってきてそうも行かなくなった感じ。
前述のように、以前のこの条件は東京コースでありながら前々で惰性で粘りこむ馬が穴を開けることができる条件でしたが、近年は馬場の変化からこの距離でも差しが決まりやすくなってきており、惰性で粘りこむ馬にとっては厳しい舞台になりつつあります。以前はこのレースでも猛威を振るっていたダイワメジャー、フジキセキ、ニジンスキーといった惰性とスピードで粘りこむタイプの血統が近年苦戦しているのはそんなことが理由でしょう。
近年はこの距離も東京マイルで走りそうな血統が走れちゃう舞台になってきており、面白みや妙味は格段に減った印象。それでも東京マイルよりは惰性やスピード要素が問われると思うので、以前のこの舞台で走っていた血統が残像のように好走してくる感じはあります。
POINT1 → 以前は先行惰性型が有利な舞台でダイワメジャー、フジキセキ、ニジンスキーばかり走っていた。
POINT2 → 近年は馬場傾向の変化から東京マイルを走りそうな血統が普通に走る。それでも以前走っていた血統には注意が必要。
考察まとめ
というわけで枠順発表前の京王杯スプリングカップの想定オッズはこちら。
枠順発表前の想定オッズ(当サイト予測)
人気 | 馬名 | オッズ |
1 | スマートオーディン | 4.5 |
2 | トゥザクラウン | 5.2 |
3 | タワーオブロンドン | 5.8 |
4 | サトノアレス | 6.1 |
5 | ロジクライ | 8.8 |
6 | ロードクエスト | 10.3 |
7 | リナーテ | 15.8 |
8 | エントシャイデン | 21.2 |
9 | ドーヴァー | 26.8 |
10 | ストーミーシー | 42.0 |
11 | キャナルストリート | 44.5 |
12 | スターオブペルシャ | 52.0 |
13 | ダイメイフジ | 55.0 |
14 | リライアブルエース | 88.0 |
15 | タイムトリップ | 145.0 |
16 | ブロワ | 332.0 |
今年は勢いある新興勢力から復活の古豪までなかなか豪華なメンバーが揃った印象。マイラーズカップも豪華なメンバーでしたが、この中からも安田記念で好走する馬が出て何らおかしくありません。
1番人気は前走のパフォーマンスが圧巻だったスマートオーディンあたりになるでしょうか。上がり馬のトゥザクラウンもかなりの人気になるはずです。
なんだか上位人気馬が普通に強そうで適性もありそうなので難しいレースですが、オッズ的妙味で言えばこの馬が一番ありそう。前走は絶不調の鞍上が乗っていなければ断然の1番人気でもおかしくなかったはず。レース展開からもあの位置からでは厳しかったでしょうし、前走で力不足と判断するのは早計か。血統や今までのレースぶりからも1400mの方が良さそうな感じがしますし、今回で一気に人気を落とすなら面白いかも。
この馬は1400mという距離自体は合っているのですが、一瞬の脚しか使えないので左回りコースは合わないタイプ。前走は直線どん詰まりで敗因がわかりやすいですし、鞍上も勢いでてきたということでまた人気になりそうですが、ここは違うんじゃないかなーという気がしています。
4月中旬から重賞も平場も絶好調で確変時期に突入しつつあります!
<フローラステークス レース結果>
1着:☆ウィクトーリア 3番人気
2着:◎シャドウディーヴァ 2番人気
3着:◯ジョディー 9番人気
4着:▲パッシングスルー 6番人気
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<青葉賞 レース結果>
1着:◎リオンリオン 5番人気
2着:◯ランフォザローゼス 1番人気
3着:▲ピースワンパラディ 3番人気
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